この記事もチェック

この記事もチェック

石川県金沢で愛される幻の魚「ゲンゲ」紹介動画

こちらで紹介するのは「nippon.com」が公開した4K動画「ゲンゲ:金沢で愛される幻の魚 | nippon.com」です。

あなたはこちらの動画で紹介されている魚「ゲンゲ」をご存知ですか?
初めてその名前を耳にする方も多いと思いますが、実は今美容サプリメントの原料としても注目されている金沢名物の一つなのです。

動画ではゲンゲの美味しい調理レシピがご覧になることができます。

見た目はグロテクス。謎の魚ゲンゲとは?生態は?

ノロゲンゲの画像
写真:ノロゲンゲ

謎の魚と言われるゲンゲを漢字で書くと「幻魚」。
スズキの仲間(所属はスズキ目ゲンゲ亜目魚類)の深海魚で、世界中には確認されているだけでも230種類以上ものゲンゲの仲間が生息しています。

日本で「幻の魚」と言われるのは、そのくにゃくにゃ、ぬるぬるしたグロテクスな見た目から食べられことも調査もされずに廃棄されていたからだと思われます。
北半球の寒冷な海を好み、普段は海底に横たわり、砂に埋もれた貝や大型のウニやヒトデなどの棘皮動物(きょくひどうぶつ)を主食とすることが判明しています。

また他の魚に比べて泳ぐのが非常に遅く、正式名称は「ノロゲンゲ」と言います。 北陸地方での水揚げは9月ごろから翌年の5月ごろが最盛期です。

幻の魚ゲンゲの調理法

ゲンゲの唐揚げの画像
画像引用 :YouTube screenshot

ゲンゲ最大の特徴はくにゃくにゃした長細い胴体と表面のぬるぬると柔らかい食感にあると言えます。
これは良質なゼラチン質とコラーゲンが豊富に含まれているからです。
味は淡白なのでどんな料理に用いても癖がなく、金沢や富山ではとても人気があり、動画の0:41からもご覧になれるように水揚げのシーズンになると4匹1皿で400円程度と値段も安くなるので、北陸の食卓では主役級食材なのですよ。

ゲンゲグルメで人気があるのは動画の1:17からご覧になれるから揚げ、干物、天ぷらなど。
揚げ物などにするとぬめりが取れた柔らかい身が美味しく味わえます。

味が淡白なので、動画の1:33からご覧になれるお味噌汁やゲンゲ鍋、ゲンゲ汁などのメイン食材としても親しまれています。

幻の魚ゲンゲ紹介まとめ

ゲンゲ汁の画像
写真:ゲンゲ汁

ゲンゲには「ゲンギョ」、「ドギ」、「ミズウオ」、「スガヨ」などの別名があります。
一見するとグロテスクですが、保湿効果の高い成分と水分を多く含むため、美容サプリの主成分としても注目を集めています。

ゲンゲ鍋やゲンゲ汁は体が芯から温まりお肌がプルプルになるので、女性は大注目したい食材です。
石川県金沢に訪れた際には是非食してみたい一品です。

【公式ホームページ】ゲンゲ|富山の食材 検索|越中とやま食の王国 富山県の食文化を伝える
https://shoku-toyama.jp/product/10324/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年4月1日
日本
児玉 勇(Yu Kodama)
日本と焼き鳥をこよなく愛するライター

地図・アクセス(Googleマップ)

石川県金沢市で愛される幻の魚「ゲンゲ」は見た目はグロテスクなのになぜ人気?ゼラチン&コラーゲンたっぷりで女性が喜ぶ絶品料理に!
この記事が気に入ったらフォローしてね

あなたへのおすすめ