花火について

日本には古来から伝わる文化として、花火があります。
世界各国で花火は親しまれていますが、日本の花火は世界で最も美しいと言われています。

花火とは、火薬と金属の粉末を混ぜて包み、火をつけることによる燃焼・破裂時の音や火花の色で色鮮やかな演出を生み出します。

この花火の歴史・起源は諸説ありますが、古代の狼煙がルーツとなり、火薬の技術により発展してきたと言われています。
日本では江戸時代になり、戦がなくなると花火を専門に扱う火薬屋が登場しました。
当時の人気を二分した有名な火薬屋が"鍵屋"と"玉屋"になります。
この2つ業者が現在の隅田川花火大会の起源となっている"両国川開き"を発展させた立役者です。
"両国川開き"では両国橋を挟んで"鍵屋"と"玉屋"が技術を競い合い、観客が良いと思った屋号を叫びました。
この名残りが現在でも受け継がれ、花火が打ちあがると「たまや~~~!」「かぎや~~~!」の掛け声を聞くことができます。
花火は江戸当時の名残を今でも垣間見ることのできる日本の伝統文化です。

現在は年間を通して全国で数々の花火大会が開催され、どの大会も多くの人で賑わっています。
全国各地で開催されている、おすすめのいくつかの花火大会のランキングを紹介します(※2019年6月現在)

◆全国花火大会・人気ランキング
1位 多摩川花火大会[東京都]
2位 土浦全国花火競技大会[茨城県]
3位 なにわ淀川花火大会[大阪府]
4位 大曲の花火[秋田県]
5位 諏訪湖祭湖上花火大会[長野県]

◆全国花火大会・打上数ランキング
1位 諏訪湖祭湖上花火大会[長野県] 約40,000発
2位 うつのみや花火大会[栃木県] 約30,000発
3位 全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火[静岡県] 約25,000発
4位 幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)[千葉県] 約23,000発
5位 利根川大花火大会[茨城県] 約22,800発

◆全国花火大会・人出ランキング
1位 江戸川区花火大会[東京都] 約139万人
2位 天神祭奉納花火[大阪府] 約130万人
3位 おたる潮まつり 道新納涼花火大会[北海道] 約116万人
4位 関門海峡花火大会[福岡県・山口県] 約105万人
5位 長岡まつり大花火大会[新潟県] 約103万人

他にも有名な花火大会は全国にあります。

◆北海道エリアのおすすめの花火大会
洞爺湖ロングラン花火大会[北海道]、勝毎花火大会[北海道]、UHB花火大会[北海道]
◆東北エリアのおすすめの花火大会
仙台七夕花火祭[宮城県]、赤川花火大会[山形県]、いわき花火大会[福島県]
◆関東エリアのおすすめの花火大会
足立の花火[東京都]、横浜スパークリングトワイライト[神奈川県]、隅田川花火大会[東京都]、鎌倉花火大会[神奈川県]
◆甲信越エリアのおすすめの花火大会
神明の花火大会[山梨県]、新潟まつり花火大会[新潟県]、ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会[新潟県]
◆北陸エリアのおすすめの花火大会
北國花火[石川県]、とうろう流しと大花火大会[福井県]、川北まつり若狭おおいのスーパー大火勢[福井県]
◆東海エリアのおすすめの花火大会
長良川中日花火大会[岐阜県]、岡崎城下家康公夏まつり[愛知県]、熊野大花火大会[三重県]
◆関西エリアのおすすめの花火大会
みなとこうべ海上花火大会[兵庫県]、白浜花火大会[和歌山県]、びわ湖大花火大会[滋賀県]
◆中国エリアのおすすめの花火大会
あしだ川花火大会[広島県]、松江水郷祭湖上花火大会[島根県]、錦川水の祭典花火大会[山口県]
◆四国エリアのおすすめの花火大会
さぬき高松まつり花火大会[香川県]、高知市納涼花火大会[高知県]、しまんと市民祭 納涼花火大会[高知県]
◆九州・沖縄エリアのおすすめの花火大会
筑後川花火大会[福岡県]、シーサイドももち花火ファンタジア[福岡県]、九州花火大会[佐賀県]

規模の大きさや歴史的に古い花火大会は「日本三大花火大会」と呼ばれ、現在は、大曲の花火[秋田県]、土浦全国花火競技大会[茨城県]、長岡まつり大花火大会[新潟県]が選ばれています。

各大会とも趣向凝らした花火大会となっていますが、海の上で花火を打ち上げられる海上花火大会、湖の上で花火を打ち上げられる湖上花火大会は、ビルなどの高い建物に遮られることなく楽しめる花火大会として人気です。

これらの花火大会で打ち上げられる花火には大きく分けて以下の4つの種類があります。
・一般的な丸い打ち上げ花火の"割物"
・打ち上げの時に星が飛散しない"ポカ物"
・ハートやスマイルマークなどの図形や文字を書き出す"型物"
・スターマイン・ナイアガラなどの作為的に仕掛けを施した"仕掛け花火"

打ち上げ花火の大きさは"寸・尺"や"号"で表され、大きい花火は尺玉と言われ、直径1mを超えるものもあります。
花火大会により、その会場で打ち上げることの出来る最大の大きさは決められています。

花火大会に足を運ばずに、気軽に市販の花火を楽しむことはできます。
夏になると、コンビニエンスストアなどでも手持ち花火が販売されます。
花火の種類は、ねずみ花火、コマ花火、UFO花火、線香花火、ロケット花火、こうもり花火、パラシュート花火、噴出花火、爆竹、クラッカー、へび花火、煙花火、癇癪玉、紙火薬、キャップ火薬などがあり 家族や仲間と花火を楽しむのも日本の夏の風物詩のひとつです。

日本では、花火大会は夏の季節に行われ、同時に夏祭りが楽しめるものも多いです。
この夏まつりは浴衣・着物・山車・神輿などが見れることもあり、訪日観光客にも非常に人気で、年間を通して7月の訪日観光客が最も多くなっています。
日本の花火大会で撮影した写真や動画はインスタグラムなどのSNSでも人気となっています。

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