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東京の夏祭り(納涼祭)紹介動画について

この動画は「Discover Nippon」の制作した、東京の納涼祭(夏まつり)の紹介動画「[4K]Tokyo summer 夏の東京•納涼祭(夏祭り) 東京観光 盆踊り Bon odori Tokyo Trip Tokyo Travel Tokyo tourism」です。

四季折々の自然に彩られた日本、そして首都・東京は現在と歴史が交錯する人気の観光スポットです。
日本では暑い夏を避けるために、様々工夫をして涼しさを味わう納涼という文化があります。
風鈴の優しい涼し気な音色や、道や庭先に水をまき暑さを和らげる打ち水など日本に古くから伝わる伝統となっています。

そんな納涼のひとつとしてあげられる東京各地域に伝わる納涼祭り(夏まつり)を高画質4K動画でお届けします。
浴衣姿や色とりどりの壮大な花火大会、屋台で優雅に泳ぐ金魚、ずらりと並ぶ風鈴などフォトジェニック満載でインスタ映えするスポットもたくさんありますよ。
今やこの夏祭りに合わせて日本観光に訪れる外国人観光客も多く、世界で人気の日本の夏のお祭りの情報をこの記事と動画で紹介します。

東京の夏祭り「深大寺鬼燈まつり(ほおずきまつり)」

ほおずきの画像
写真:ほおずき

まずは、動画の0:42より紹介されている「深大寺鬼燈まつり(ほおずきまつり)」。
東京都調布市深大寺で行われるこのお祭りは、提灯に見立てたほおずきを並べ、精霊たちをお迎えするお祭りです。
参道には風鈴、ほおずき、ラムネ、団子、かき氷などの屋台も並び、浴衣姿の方がお祭りを楽しんでいる様子がご覧になれます。
手水舎に流れる水の音が、暑い東京の夏に清涼を与えてくれます。

4年ぶりに開催された2023年の「深大寺鬼燈まつり」。ほおずきの販売等は実施されなかったものの、深大寺の山門前には美しいオレンジ色のほおずきで作られた鬼灯ハッピーゲートが7月13日から8月15日まで設置されました。

2024年の深大寺鬼燈まつりの開催日程等は、2024年6月時点では発表されていませんので、実行委員会からの発表を待ちましょう。

東京の夏祭り「阿佐谷七夕まつり」2024

七夕祭りの画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の1:25からご覧いただける「阿佐谷七夕まつり」。
阿佐ヶ谷駅前の商店街に色とりどりの七夕飾りが並びます。
この阿佐ヶ谷七夕まつりの最大の見所は「ハリボテ」でデフォルメしたアニメキャラなどが、七夕飾りと共に飾られます。
動画でも1:51よりアンパンマンなどのキャラクターを見ることができます。

2024年はどんなキャラクターのハリボテが見られるのか楽しみですね。
2024年の開催情報は下記のとおり。

日程:2024年8月7日(水)~8月12日(月)
場所:阿佐谷パールセンター商店街
交通アクセス:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩1分

東京の夏祭り「浅草ほおずき市」2024

ほおずき祭りの画像
画像引用 :YouTube screenshot

続いての紹介は動画の2:04よりご覧になれる、毎年7月9日と10日に浅草仲見世通りで行われる「浅草ほおずき市」。

ほおずきは漢字で鬼灯と書きます。
鬼は怖いというイメージがありますが、仏教が庶民にも信仰されるようになる前までは人の魂は肉体を離れて「鬼」となり私たちのすぐ隣りにいると信じられていました。
つまり鬼は恐れと同時に信仰の対象だったのです。
人が死ぬと「鬼籍にはいる」と言うのもこの名残です。
そして、いつしか神仏習合の考えが定着すると霊魂(=鬼)となったご先祖様の魂を導く道標として形が提灯に似ているほおずきが使われるようになったと言われています。

死んだ人の霊が仏様になるという仏教の教えから、ほおずき市は浅草寺の納涼祭として定着しました。
縁日には境内にたくさんの屋台が並び、多くの方が浴衣姿で射的ゲームや金魚すくいを楽しみ、屋台の定番の焼きそばやたこ焼きに舌鼓を打ちます。

この「ほおずき市」にはもう一つ特別な意味があります。
それが「四万六千日(しまんろくせんにち)」と言われる行事です。
この日浅草寺にお参りすると、観音様から特別に46,000日分の功徳を積んだことが認められるありがたい日なのです。
楽しみながら功徳を積むことができるなんて最高ですよね。

浅草寺ではほおずき市の2日間のみ、祈祷札の「黄札」や「雷除札」が授与いただけます。

2024年の「浅草ほおずき市」開催情報は下記のとおり。

日程:2024年7月9日(水)・10日(木)
場所:浅草寺境内
交通アクセス:浅草駅から徒歩5分

東京の夏祭り「江戸川区金魚まつり」2024

続いての紹介は、動画の3:05よりご覧になれる「江戸川区金魚まつり」。
明治時代から金魚の養殖が盛んな東京都江戸川区で毎年7月に開催される「金魚まつり」では、見渡す限り、金魚!金魚!!金魚!!!のお祭り!
様々な種類の金魚の展示即売や飼育グッズの販売、大人気の高級金魚すくいなどが行われます。

2024年に行われる「第53回江戸川区特産金魚まつり」の開催情報は下記のとおり。

日程:2024年7月20日(土)・21日(日)
時間:10:00~17:00 ※21日は16:00まで
場所:江戸川区行船公園

東京の夏祭り「ゆかたで銀ぶら」2024

男女浴衣の画像
写真:男女浴衣

続いての紹介は、動画の3:51よりご覧になれる「ゆかたで銀ぶら」。
夏の風物詩の浴衣を着て、暑い夏の涼を感じるお祭りで「大銀座盆踊り~銀座銘店屋台で囲んで~」や打ち水を楽しむことができます。

銀座にも浴衣一式が借りられる着物レンタル店があるので、気軽に浴衣を楽しめますよ。

2024年の「ゆかたで銀ぶら」の開催情報は下記のとり。

日程:2024年8月3日(土)

詳細は、公式サイトやSNSで更新されるので、チェックしてみてください。

東京の夏祭り「住吉神社例祭」2024

動画の4:27では「住吉神社例祭」の陰祭の様子をご覧いただけます。 3年に1度の本祭りでは、獅子頭・八角神輿の宮出しと、さらに神輿を船に乗せる船渡御が行われます。

獅子頭三対は若衆が担ぎ、宮神輿の渡御の前日に邪気を祓い清めるために街をめぐります。中央区民俗有形文化財に指定され、関東では珍しいとされる八角形のかたちをした八角神輿も巡幸します。

動画では神輿を担ぐ氏子衆に打ち水を掛けて涼をとる様子が映し出されています。

2024年の「住吉神社例祭」開催情報は下記の通り。
日程:2024年8月6日(火)・7日(水)
場所:住吉神社・月島エリア
交通アクセス:東京メトロ月島駅から徒歩10分

東京の盆踊り「増上寺・地蔵尊奉賛盆踊り大会」2024

盆踊りは動画の7:06よりご覧になれます。
日本各地でいろいろな夏祭りが開催され、その中でも「盆踊り」はとても華のある夏祭りです。
近年では盆踊りはとてもユニークなイベントとして海外の方からも注目されています。

盆踊りといえば賑やかなお囃子と太鼓、そして出店と浴衣が定番です。
やぐら(櫓)を中心に浴衣や甚平に身を包んだ人たちが輪になり、うちわ片手に楽しそうに踊るのもお盆に帰ってくるご先祖様と一緒に楽しむための大切なお祭りです。

東京の盆踊りといえば「東京音頭」が定番ですが、地域によって振り付けが異なります。
23区全ての東京音頭の踊り方を習得して東京音頭マスターを目指してみるのも楽しそうですね。
東京の盆踊りは東京音頭以外にも一休さんのテーマ曲や世界的なロックミュージシャン・ボンジョビのLiving on prayerなどユニークな曲が使われ、ボンジョビが自身のツイッターでその模様をつぶやいたことで世界的に注目を集めています。
このように伝統に縛られない多様性の高いのも盆踊りの特徴の一つです。

東京都のシンボル東京タワーのすぐ近くという立地で行われる増上寺の「地蔵尊盆踊り大会」。

増上寺のお地蔵さんにはたくさんの風車が見られます。盆踊り大会のブースで購入できる風車を浴衣の帯にさして踊る姿は、増上寺の盆踊りならではかもしれません。

2024年に増上寺で行われる「地蔵尊盆踊り大会」の開催情報は下記のとおり。

日程:2024年7月19日(金)・20日(土)
時間:18:00~21:00 ※地蔵尊法要は17:30より
場所:増上寺 大殿前広場
交通アクセス:JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
※詳細は公式サイトをご確認ください。

東京の花火大会「隅田川花火大会」「いたばし花火大会」2024

花火の画像
写真:花火

毎年浴衣姿の多くの人で賑わう隅田川や東京湾、神宮などで行われる花火大会も東京観光のひとつとして人気です。
こちらは動画の9:35よりご覧になれます。
この花火にはスピリチュアルな意味があるのを知っていますか?

花火の大きな音というのは意図的に設計されたもので、夏は感染症や食中毒が発生しやすい時期で医療が今ほど発達していなかった江戸時代に、花火の大きな音によって魔を祓い無病息災を祈願したのが花火大会の始まりと言われています。
神社を詣でる時に柏手を打つのも、お祭りや盆踊りで太鼓が叩かれるのも「音祓い」がルーツと言われています。
花火大会は全国各地で開催され、多くの方が夏の夜空に上がる色とりどりの花火を楽しみます。

東京で開催される2つの花火大会日程を紹介します。

・隅田川花火大会
日程:2024年7月27日(土)19:00~
場所:第一会場(桜橋下流~言問橋上流)・第二会場(駒形橋下流~厩橋上流)
交通アクセス:第一会場(東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄浅草駅から徒歩15分)、第二会場(東武鉄道・東京)・都営地下鉄浅草駅または都営地下鉄蔵前駅から徒歩5分

・いたばし花火大会
日程:2024年8月3日(土)19:00~
場所:東京都板橋区 荒川河川敷
交通アクセス:都営三田線 高島平駅/西台駅/蓮根駅下車 各駅から徒歩約20分
JR埼京線 浮間舟渡駅から徒歩約20分

東京の夏祭り「みたままつり」2024

動画の12:04から紹介されている「みたままつり」は東京千代田区の靖國神社で行われる、戦歿者のみたま(御霊・御魂)を慰霊するお祭りで、昭和22年より始まりました。
境内には大小3万を超える提灯、ぼんぼりが飾られ、一面を黄金色に彩ります。

2024年に行われる靖國神社のみたままつりの開催情報は下記のとおり。

日程:7月13日(土)~16日(火)
場所:靖國神社
交通アクセス:公共交通:東京メトロ九段下駅から徒歩5分

東京の夏祭り「隅田川とうろう流し」2024

お盆に故人の魂を弔って和紙で作られた灯篭を川や海に流す日本の行事「灯篭流し(灯ろう流し・灯篭流し)」は東京だけではなく、日本全国各地で行われています。

ここでは、2024年に行われる「隅田川とうろう流し」の開催情報をご紹介します。 ご自身もとうろう流しを体験したいという方は、購入も可能。ネットでの事前販売(1720円※送料込)、または浅草観光連盟事務所にて直前販売(2000円※8/9まで)のどちらかで購入してください。

日程:令和6年8月10日(土)
時間:18:30(式典・流し初め)18:45~20:00(灯籠流し)
場所:隅田川 吾妻橋親水テラス

東京の夏祭り・納涼祭まとめ

夏が近づくと商店街や駅の掲示板に夏祭りのポスターやイラストが張り出され、浴衣姿の方が街で見受けられ、お囃子の音色や神輿・山車の掛け声が街から聞こえてくると、いよいよ夏が来たことを実感します。

この動画でも多くのお祭りを紹介しましたが、東京にはまだまだ人気の夏祭り・納涼祭が催されるので、ネット記事や情報誌で時間や場所などの行事スケジュールのチェックをお忘れなく!
その他の東京の人気の夏祭り・納涼祭・イベントを一部紹介します。

浅草三社祭り:台東区浅草寺
 日程:2024年5月17日(金)~19日(日)

入谷朝顔市:台東区入谷
 日程:2024年7月6日(土)~8日(月)

新宿エイサー祭り:新宿区新宿
 日程:2024年7月27日(土)

八王子まつり:八王子市甲州街道
 日程:日程:2024年8月2日(金)~4日(日)

麻布十番祭り:港区麻布十番
 日程:2024年8月24日(土)・25日(日)

高円寺阿波踊り:杉並区高円寺
 日程:2024年8月24日(土)・25日(日)

浅草サンバカーニバル:台東区浅草国際通り
 日程:2024年9月15日(日)

東京の納涼祭・夏祭りを高画質4Kで撮影したこの動画で、東京の夏の雰囲気を味わってください。
現在と歴史が交錯する人気の観光スポット東京には、日本の古き良き時代から伝わる伝統的なお祭りが、こんなにもいっぱいあるんですよ!

この記事を書いた人
最終更新日 : 2024年6月24日
日本
児玉 勇(Yu Kodama)
日本と焼き鳥をこよなく愛するライター
東京の夏祭り、納涼祭に参加して暑い夏を乗り切ろう!夏の東京観光でおすすめのイベントはこれ!
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