京都府八幡市「石清水八幡宮」の節分行事「鬼やらい神事」動画紹介
こちらは「Discover Kyoto」が公開した、京都の石清水八幡宮で毎年おこなわれる「鬼やらい神事」を紹介する動画「Kyoto Festival: Spring Ogre Purification (Oni Yarai Shinji) [4K]」です。
日本の観光地として人気の京都の南西にある石清水八幡宮(京都府八幡市)は、境内の本殿など石清水八幡宮本社10棟の建造物が国宝指定を受けているほか、多くの国指定重要文化財があり、見どころの多い歴史のある神社です。
また、日本三大八幡宮のひとつといわれています。
境内を歩くだけでも日本らしさを感じることができるでしょう。
こちらの記事では、毎年、節分(2月3日)前の日曜日に石清水八幡宮でおこなわれる節分行事「鬼やらい神事」と観光情報、一般的な日本の節分についてご紹介いたします。
動画の2:24からご覧になれるように向かってくる鬼に「鬼やろう」と豆を投げると、本殿へのスロープを鬼がゴロゴロと転がり落ち、退散していく様子は微笑ましくもあります。
最後には福豆が投げられ、参拝者たちも笑顔になる動画をご覧になればきっと実際に「鬼やらい神事」に行ってみたいと思われることでしょう!
動画で紹介される京都・石清水八幡宮の「鬼やらい神事」はどんなイベント?
日本の節分行事は、大みそかに鬼を祓う行事「追儺(ついな)式」が起源・由来とされ、季節の変わり目に邪気(鬼)を祓うためにおこなわれます。
一般的には「鬼は外、福は内」と言いながら節分豆をまき、歳の数だけ豆を食べます。
地方によっては、魔除けに柊の枝に鰯の頭を刺した柊鰯(ひいらぎいわし)を戸口にかけたり、恵方を向いて恵方巻を無言で食べたりする慣習もあります。
京都・石清水八幡宮の「鬼やらい神事」は、毎年、節分(2月3日)の前の日曜日に、午後1時と午後2時に2回おこなわれます。
入場した「鬼やらい人」(邪気を祓う人)が、桃の枝でつくられた桃弓で四方を射ます。
つぎに、桃の枝でつくられた桃剣で「鬼やろう」と掛け声をかけながら四方を打ちます。
こちらは動画の0:58よりご覧になれます。
そこに、こん棒を持った日本特有の赤鬼と青鬼が、大声をあげて子どもたちを驚かしながらやってきます。
本殿に立つ「鬼やらい人」や年男、年女に向かって鬼が突進していきますが、豆を投げつけられて、何度もスロープを豪快にゴロゴロと転げ落ちます。
やがてこれはたまらないという風に鬼たちが退散します。
そのあと、小袋に入った節分豆が参拝者に振る舞われます。
これらの豆まきの様子は動画の1:30よりじっくりとご覧になれます。
節分行事「鬼やらい神事」がおこなわれる京都・石清水八幡宮の観光情報
写真:石清水八幡宮
石清水八幡宮への交通アクセスは、京都駅から約30分の京阪電車「石清水八幡宮駅」で男山ケーブルに乗り換え、男山山頂の「八幡宮山上駅」を下車して徒歩5分です。
ケーブルに乗らずに、参道を歩いて登ることもできます。
また、車の場合は大型駐車場を完備しています。
日本三大八幡宮のひとつ石清水八幡宮の「鬼やらい神事」紹介まとめ
写真:神楽鈴を持つ巫女
こちらの「Kyoto Festival: Spring Ogre Purification (Oni Yarai Shinji) [4K]」は、京都府八幡市の石清水八幡宮の節分行事「鬼やらい神事」を紹介しています。
日本の宮中に伝わる古式・信仰にのっとり、行われる節分の神事を知ることができますので、ぜひ動画をお楽しみください。
【公式ホームページ】石清水八幡宮
http://www.iwashimizu.or.jp/
【トリップアドバイザー】石清水八幡宮
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023398-d1901742-Reviews-Iwashimizu_Hachimangu-Yawata_Kyoto_Prefecture_Kinki.html
鬼に扮した子供がでんでん太鼓を片手に神社をお散歩する微笑ましい1枚が「COOL JAPAN VIDEOS」のフォトコンテストに投稿されました。
投稿された画像はフォトコンテスト「子供」の作品紹介 思わず笑顔になる躍動感ある作品10選を紹介でご覧になれます。
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