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100基を越える神輿は圧巻!初夏の風物詩、下町浅草・三社祭とは

神輿 浅草寺前の画像
画像引用 :YouTube screenshot

この動画は「ANA Global Channel」が制作した、東京台東区・浅草の三社祭の情報紹介動画「SANJA MATSURI - IS JAPAN COOL? MATSURI - 祭 (三社祭/東京)」です。
訪日観光客にも人気で東京の観光スポットの定番でもある、浅草寺や雷門で有名な下町浅草。
その下町浅草にある浅草神社で開催されるお祭りが「三社祭」です。

毎年5月、第3週の金、土、日の3日間の日程で、東京台東区の浅草で開催される三社祭。
観光客数は、なんと150万人以上!
東京オリンピックの影響で海外からの人気も高まっており「三社祭」は東京や日本を代表する、大人気イベントとなっています。
この動画では雷門西部町会のハマサキさんが「三社祭り」の魅力について説明しています。
見所や歴史などの紹介は非常に興味深い!
この動画を見ればきっと三社祭りの虜になるでしょう!

下町浅草「三社祭」1日目

神輿 浅草寺前2の画像
画像引用 :YouTube screenshot

下町浅草「三社祭」の1日目は「大行列」から始まります。
お囃子を乗せたお囃子屋台を筆頭に、芸姑や白鷺などの恰好をした粋な江戸っ子の行列が、浅草の各町内のルートを練り歩きます。
こちらは動画の2:14から紹介されています。

そのなかでも必見なのが田楽舞の「びんざさら舞奉納」です。
「びんざさら」とは、薄いヒノキの板108枚を重ね合わせた楽器のこと。
擦り合わせた音とともに舞うことで、五穀豊穣などを祈願します。

また、東京都の重要無形民俗文化財に指定されていることも魅力のひとつ。
ここでしか見ることのできない「三社祭」の特別な行事です。
その後、各町会の神輿へ御神霊(おみたま)を移す儀式の各町神輿神霊入れの儀が行われます。

下町浅草「三社祭」2日目

神輿 人だかりの画像
画像引用 :YouTube screenshot

浅草「三社祭」2日目は、氏子四十四ヶ町で町内神輿連合渡御が行われます。
神輿とは祭礼や神幸祭の際に、ご神体あるいは御霊代が乗る輿のことです。

正午を過ぎると、浅草44町内が持つおよそ100基の「町内神輿」が、浅草神社で順番にお祓いを受け、粋な江戸っ子が威勢よく町内を巡ります。
神輿たちは、浅草寺本堂の裏手に集結しているので、写真撮影には絶好の穴場だといえるでしょう。
100基が揃う景色はまさに圧巻! 興奮すること間違いありません。
こちらは動画の4:32より紹介されています。

これら2日目の催しは、3日目の神輿の渡御の練習の場であると、動画内でハマサキさんは語られ、また神輿の掛け声は統一性はなく、みんなが楽しく担げれば良いと、やはりハマサキさんはおっしゃっています。
普段は観光客でいっぱいの雷門からの浅草仲見世通りを多くの粋な江戸っ子の担ぎ手が神輿を担ぐ圧巻な様子は動画の9:30より紹介されています。
その後、神楽殿で奉納舞踊・巫女舞奉奏が執り行われます。

下町浅草「三社祭」3日目

浅草「三社祭」3日目は、浅草神社の「本社神輿」が登場します。神様が乗っている3基の神輿「一之宮」「二之宮」「三之宮」をそれぞれ「宮」と呼び、「宮」を神社から出すことを「宮出し」と言います。
一之宮には土師真中知命、二之宮には桧前浜成命、三之宮には桧前竹成命の御神霊を移して、本社神輿各町渡御として各町会を渡御します。
大勢の氏子が、神輿の担ぎ棒を奪い合う様子は荒々しく、「三社祭」の1番の見どころと動画内でハマサキさんは語っています。

しかし、「宮出し」は早朝6時から。さらに、浅草神社の境内は立ち入り禁止となります。
当日、ベストポジションでじっくり堪能するのなら、前日の宿泊をおすすめします。
この神輿渡御はお神輿と観光客との距離が非常に近い参加型のお祭りなので、観光客も見ていて楽しいのではないかとハマサキさんは動画の12:58より語っています。
3日目は本社神輿御霊返しの儀・巫女舞奉奏・奉納舞踊・太鼓奉演(奉納舞踊太鼓奉演)も執り行われます。

下町浅草「三社祭」屋台

そして忘れてならないのが、沿道で花を添える、たくさんの露店たち。
食べ歩きを楽しむのも「三社祭」の醍醐味です。
また、浅草はもんじゃ焼きや、すき焼き・うなぎなど、東京の下町グルメが多いことでも有名です。
お店の中で「三社祭り」の響きに酔いしれながら、舌鼓を打つのも一興ではないでしょうか。

下町浅草「三社祭」紹介まとめ

この日本三大祭のひとつ、浅草「三社祭」。
近年では寺社仏閣の御朱印もブームとなり、またインスタ映えすると女性に人気の寺社仏閣も多く年間を通して多くの観光客が訪れます。

日本でも有数の人気の寺社である浅草神社が、下町風情溢れる浅草の街が粋な江戸っ子達の熱気に溢れる3日間!
日本を代表する観光スポット「浅草」の古くから受け継がれる歴史ある「三社祭」は地元浅草の人はもちろんのこと、世界中の人を魅了する祭りとなっています。

動画では浅草「三社祭」の3日間の見所ポイントや、迫力ある神輿の渡御などを約18分の長編で紹介しています。
地元江戸っ子でもある雷門西部町会のハマサキさんが、全編に渡り三社祭りの見所も紹介しているのでお見逃しなく! 古くからも伝わる歴史あるお祭りの浅草「三社祭」の魅力をご堪能ください。

三社祭りにお出かけになさる方は、お祭りの開催期間中は交通規制も行われ、非常に混雑いたします。
近隣の駐車場も利用不可となる場所もありますのでご注意ください。

◆浅草神社概要紹介◆
【住所】〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
【交通アクセス】東京メトロ銀座線/都営地下鉄浅草線、浅草駅から徒歩7分
【駐車場】あり。ご参拝のみの方の駐車はできません。
【電話番号】03-3844-1575

【公式ホームページ】浅草神社 三社祭
https://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/schedule/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月17日
日本
吉田 梓(Azusa Yoshida)
怖い話と俳句を愛する介護士兼ライター。 趣味は苔玉と競馬。
日本三大祭りのひとつ、東京都台東区浅草の「三社祭」!100基を超える神輿と150万人を超える観光客が訪れる日本屈指のお祭りを見逃すな!
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