青森県青森市「青森ねぶた祭」の動画紹介
こちらは「ANA Global Channel」が公開した「AOMORI NEBUTA MATSURI - IS JAPAN COOL? MATSURI - 祭 (ねぶた祭り/青森)」という動画です。
青森ねぶた祭りとは、青森県青森市で毎年8月に開催される日本国内で大級の夏祭りで、「東北三大祭り」および「三大ねぶた祭り」に数えられています。
日本人のみならず海外からの観光客も、青森ねぶた祭りを見ようと多くの人が訪れ、来場者数は例年200万人以上を記録するほど。
動画では、祭りの目玉である巨大灯籠の職人や、祭りの踊り手であるハネトの方にインタビューのほか、熱気あるねぶた祭りの様子が映し出されています。
青森ねぶた祭り2024はいつ?運行スケジュールは?
青森ねぶた祭りは、曜日に関わらず毎年8月2日から7日まで行われています。
【青森ねぶた祭り2024】
日程:2024年8月2日(金)~7日(水)※1日は前夜祭
8月1日18:00~21:00 前夜祭
8月2日18:45~ 子どもねぶた・大型ねぶた運行
8月4日~6日18:45~ 大型ねぶたの運行
8月7日13:00~ 大型ねぶた運行
19:15~ 青森花火大会・ねぶた海上運行
各ねぶたは審査が行われ、8月6日には受賞作品が発表されます。
青森ねぶた祭りの「ねぶた」のデザインや大きさは?
青森ねぶた祭りの醍醐味と言えば、巨大灯籠(ねぶた)が街を練り歩くさま。
ねぶたの大きさには制限があり、台車も含めて、幅9m、高さ5m、奥行き7mと決まっています。重さはなんと4トンもあるのだそう。
「ねぶた師」と呼ばれる職人が制作する「ねぶた」は、日本国内に多くの制作団体があります。
ねぶたは、基本的に角材や針金で土台を作り、そこに電球や蛍光灯を取り付け、奉書紙を貼り付けたあとに彩色を行います。
デザインは日本神話を題材にしたものが多く、毎年違うデザインで制作しているそうです。
【動画】0:34~ ねぶた師へのインタビューとねぶた制作現場
青森ねぶた祭りのハネトとは?ルールや参加方法も紹介
写真:青森県・ねぶた
青森ねぶた祭りでは、太鼓の音とともに「ラッセラー」という掛け声が聞こえてきます。掛け声は、ハネトと呼ばれる踊り手の掛け声です。
動画でも至るところで聞こえてくる「ラッセラー」という威勢のいい掛け声。もともとは「いっぱい出せ(お酒やろうそくを)」の言葉が、なまって「イッパラッセ」、そして「ラッセ」が残ったと言われています。
ハネトの参加方法は、事前登録や当日受付も必要なく、ハネトの衣装を着てハネト集合場所にいくことのみです。ただし、途中参加はできないので、集合時間に遅れないように注意してください。逆戻りやホイッスルの持ち込み禁止など、細かなルールは公式サイトでご確認ください。
ハネトの衣装は10000円ほどで市販されており、周辺にはハネト衣装の着付けもしてくれるレンタル店もあるようです。
動画では、「上手下手は関係なく、自分の思うままに感情を出してとにかく盛り上がること」とハネトについて熱く語っています。
【動画】6:48~ ハネトマスターのインタビュー
見るだけでなく、青森ねぶた祭にハネトとして、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
青森ねぶた祭りの歴史、起源や由来は?
青森ねぶた祭りの起源は定かではありませんが、奈良時代に中国から伝わった「七夕祭」と青森県津軽の習俗と合わさったといわれています。そして、紙、竹、ろうそくなどの普及に伴い、現在のようなねぶたになったと考えられています。
七夕祭は、七夕の夜に自身の穢(けがれ)を灯籠に載せて、川や海に流す行事です。
現在の青森ねぶた祭りの最後の夜には、海上運行を行います。この風趣は、灯籠を川や海に流す風習から来ています。
また「ねぶた祭り」の語源は、「ねむり流し」という行事から来ており、「ねむり」がなまり「ねぶた」となったとか。
【動画】9:35~ ねぶた祭り夜間運航・花火大会
青森ねぶた祭りまとめ
青森ねぶた祭りは、日本の重要無形民俗文化財に登録され、日本人が守るべき伝統行事です。
青森市にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」は、ねぶた祭りの歴史を学べる観光施設。「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では、ねぶたのパーツなどが展示されているので、お祭り期間中以外に青森に訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
青森ねぶた祭りは、日本国内でも最大級の夏祭り。自身の五感で青森の夏を感じてみてください。
【公式ホームページ】青森ねぶた祭 オフィシャルサイト
https://www.nebuta.jp/
【トリップアドバイザー】青森ねぶた祭
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298241-d8820146-Reviews-Aomori_Nebuta_Festival-Aomori_Aomori_Prefecture_Tohoku.html
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