青森県ねぶた祭りの魅力を紹介した動画について
こちらの動画は「ANA Global Channel」が公開した「AOMORI NEBUTA MATSURI - IS JAPAN COOL? MATSURI - 祭 (ねぶた祭り/青森)」だ。
青森ねぶた祭りとは、青森県青森市で毎年8月に開催される日本国内で大級の夏祭りで、「東北三大祭り」および「三大ねぶた祭り」に数えられる。
来場者数は例年200万人以上を記録するほどで、日本人のみならず海外からの観光客も訪れる。
この動画では、祭りの目玉である巨大灯籠の職人、および祭りの踊り手であるハネトの方にインタビューを行っている。
青森ねぶた祭りの目玉・巨大灯籠とハネトとは?
写真:青森県・ねぶた
青森ねぶた祭りの醍醐味と言えば、動画の2:50からご覧になれる巨大灯籠(ねぶた)が街を練り歩くさまである。
ねぶたは、「ねぶた師」と呼ばれる職人が制作しており、日本国内に多くの制作団体がある。
大きさは平均的に幅9m、高さ5m、奥行き7mとなり、驚くほどの大きさだ。
ねぶたの歴史は古く、制作方法・作り方や素材は様々だが、基本的に角材や針金で土台を作り、そこに電球や蛍光灯を取り付ける。
そして奉書紙を貼り付け、彩色を行う。
デザインは日本神話を題材にしたものが多いが、毎年違うデザインで制作している。
動画では0:34よりねぶた師へのインタビューとねぶたの制作現場を紹介している。
青森ねぶた祭りでは、太鼓の音とともに「ラッセラー」という掛け声が聞こえてくる。
この掛け声はハネトの掛け声だ。
動画でも至るところでこの「ラッセラー」という威勢のいい掛け声を聞くことができる。
ハネトとはその名の通り、跳ね回るような踊りが特徴的な踊りである。
浴衣姿に花笠を冠るという日本人なら馴染みのある簡単なものだ。
動画では、6:48よりハネトマスターと呼ばれるハネトの啓蒙活動を行っている方へのインタビューをご覧になれる。
青森ねぶた祭りの起源や由来
青森ねぶた祭りの起源は、日本の各地にある「七夕祭」の一つだったと考えられている。
七夕祭では、七夕の夜に自身の穢(けがれ)を灯籠に載せて、川や海に流す行事である。
現在の青森ねぶた祭りでは、ねぶたを夜間運行した後、最後の夜には海上運行を行う。
この風趣は、灯籠を川や海に流す風習から来ている。
また「ねぶた祭り」の語源は、「ねむり流し」という行事から来ており、「ねむり」がなまり「ねぶた」となったと考えられている。
動画では9:35よりねぶた祭りの夜間運行、および青森花火大会の様子が紹介されている。
大熱狂のイベント、青森ねぶた祭りの魅力紹介まとめ
青森ねぶた祭りは、日本の重要無形民俗文化財に登録されている。
日本人が守るべき伝統行事だ。
青森市にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」は、ねぶた祭りの歴史を学べる観光施設である。
「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では、ねぶたのパーツなどが展示されている。
青森ねぶた祭りは、日本国内でも最大級の夏祭りだ。
ぜひ巨大灯籠を直接ご覧になってみてはいかがだろうか。
【公式ホームページ】青森ねぶた祭 オフィシャルサイト
https://www.nebuta.jp/
【トリップアドバイザー】青森ねぶた祭
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298241-d8820146-Reviews-Aomori_Nebuta_Festival-Aomori_Aomori_Prefecture_Tohoku.html
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