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霧島山新燃岳の噴火の様子をおさめた動画をご紹介!

まずはこちらの【火山噴火の瞬間!新燃岳「噴出す火山弾」霧島連山】という動画をご覧ください。

こちらは、鹿児島県にある霧島山新燃岳(しんもえだけ)の迫力ある火山噴火の様子をとらえた映像です。
ダイナミックな噴火の動画からは、人智を超えた大自然の恐ろしさが感じられます。
真っ黒な黒煙が上がる動画と共にこちらの記事では、霧島山新燃岳を紹介します。

動画で紹介されている霧島山新燃岳とはどんなスポット?

霧島ジオパークの画像
写真:霧島ジオパーク

霧島連山とは、九州南部の宮崎県から鹿児島県にまたがる火山郡のこと。
動画で紹介されている新燃岳は、霧島山最高峰の韓国岳と、東部の霊峰高千穂峰の中間付近に位置する標高1,421mの山です。

新燃岳の頂上付近は噴火口や、火山の活動によってできた大きな凹みのカルデラになっており、頂上付近は鹿児島県霧島市、尾根筋付近は宮崎県小林市にまでまたがっています。
動画でご覧になれるように新燃岳では現在も活発な火山噴火活動が続いています。

動画で紹介されている霧島山新燃岳の火山噴火史とは?

新燃岳の画像
写真:新燃岳

新燃岳の火山噴火史は約15万年前にまでさかのぼると考えられています。

新燃岳は「プリニー式噴火」と呼ばれる膨大な噴出物やエネルギーを放出する大噴火を起こす山で、江戸時代の享保噴火や文政噴火、昭和34年の昭和噴火といった大規模災害もたびたび起きています。
これまでの研究で、昭和時代の火山噴火はマグマを含まない水蒸気爆発による噴火だったことが分かっています。

動画で紹介されている霧島山新燃岳の火山噴火は現在どんな状況?

噴火する新燃岳の画像
画像引用 :YouTube screenshot

新燃岳の噴火警戒レベルは5段階中で現在3となっており、降灰の被害も甚大です。
登山も禁止されているため、観光への影響も大きいといいます。
九州には新燃岳以外に桜島などの火山もあり、たびたび火山噴火の速報が流れるため、最新の情報をこまめにチェックしておく必要があります。
動画は2011年1月の霧島山新燃岳の様子です。

0:15からは真っ赤な溶岩が噴出する様子がご覧になれ、岩石が宙を舞っているのも確認できます。
また、1:03からは立ち上がる真っ黒な火山灰の中で、火山雷と呼ばれる稲妻もご覧になれます。

霧島山新燃岳の火山噴火の動画まとめ

今回ご紹介した火山噴火の動画は2分弱と短いものですが、自然の脅威を存分に感じられる迫力ある映像です。

霧島山新燃岳の噴火警戒レベルは現在でもかなり高く、活動状態が注目されています。
鹿児島の霧島山周辺を旅行するときには、防災に十分注意する必要がありそうです。

【トリップアドバイザー】新燃岳
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022935-d1384894-Reviews-Mt_Shinmoe-Kirishima_Kagoshima_Prefecture_Kyushu.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

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地球の脅威を感じさせるダイナミックな霧島山新燃岳の火山噴火!鹿児島県の火山噴火の様子をおさめた貴重な映像は人智を超えた大自然の恐ろしさを感じる。
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