東京都中央区銀座の靴工房「MARQUESS」靴職人の動画紹介
こちらの「Meet the Japanese shoemaker who doesn't want his shoes to stand out | Remarkable Living」は、東京の靴職人による靴作りの職人技を紹介する動画です。
動画内で、高級感のあるデザインの靴を作っているのは、東京銀座の靴工房「MARQUESS(マーキス)」のオーダーメイド靴職人、川口昭司さんです。
川口昭司さんは、かつてイギリスのノーザンプトンにある靴職業訓練校に留学し、靴職人ポール・ウィルソンさんに師事して、手作り英国靴のノウハウを学びました。
このときに出会ったイギリスの伝統的なクラシック靴に魅了され、のちに靴作りのプロフェッショナルとして独立したのです。
動画で紹介されている手作り靴を作り上げる靴職人とは
動画の1:30からは、靴職人の川口昭司さんによる手作り靴の製作工程が紹介されています。
靴職人は、まず靴型設計や型紙製作をし、靴の形に合わせた木型の製作をします。
続いて革などの素材の裁断、ミシンでの縫製、底付けという工程で靴作りを進め、仕上げていきます。
MARQUESSの靴専門職人の仕事は、すべてが手仕事で行なわれます。
動画でも紹介されているように、川口昭司さんの靴屋にはおびただしい数のシューフィッターがあります。
これは、それぞれの依頼者の足の形に合わせて靴を制作した証。
ぴったりとフィットするクラシック靴を作り上げるためには、長い修行によって培った職人技が欠かせません。
MARQUESSの靴職人、川口昭司さんのこだわりとは
MARQUESSの靴はすべてビスポークシューズ(フルオーダー)です。
オーダーメイドシューズは、顧客のオーダーに合わせ、材料となる革の種類や好みのデザインなどをじっくりとヒアリングした上で作られます。
MARQUESSでは、足のサイズだけでなく顧客のスーツや洋服といったファッションをチェックした上で、個々に似合う最適な靴を提案しています。
川口昭司さんがクラッシック靴を作っている理由は、動画の0:15より紹介されています。
色々な靴のデザインをやりたいが、クラッシック靴が全ての基本となっているのでこれができるようになってからやりたいと語ります。
イギリスのノーザンプトンで全部手作りの靴を初めて見て、感動し、追求したいと感じたそうです。
また、川口昭司さんが一番美しいと感じる靴は、1930年代から40年代のビスポークシューズで、そこに近づける為に日々研究していると語ります。
他にも川口昭司さんの靴へのこだわりは、この約6分の動画の全編に渡って語っています。
オーダーメイド靴職人による手作り靴の職人技紹介動画まとめ
ご紹介した動画では、シューメーカーの専門職人ならではの丁寧かつハイクオリティな職人技術を堪能できます。
あなたが今まで知らなかった世界が、動画の中に広がっていたかと思います。
すべての工程を丁寧な手仕事によってまかなう為、ビスポークシューズは一般的な靴に比べるとやや高額です。
しかし、愛着を持って長く使える価値のある一足を手に入れられるのが、職人によって製作されるオーダーメイドシューズの魅力なのです。
動画をご覧になったあなたも、ビスポークシューズを一足は手に入れたいと思ったのではないでしょうか。
【公式ホームページ】Marquess
https://marquess-bespoke.blogspot.com/
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