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100年以上前の東京の姿を映した貴重な映像を紹介!

今回、紹介する動画は「Final A」さんが公開した「東京の昔の映像 (音声あり)」です。

みなさんは昔の東京の生活をご覧になってみたいと思ったことはありませんか?
学校の授業で教科書の写真を見たり、学んだことがあるけど、実際どのような生活をしていたのか映像で見た人は少ないと思います。

こちらで紹介する動画では1913~1915年頃(大正2~4年)の東京の様子が映し出されています。
とても貴重な映像をお楽しみください。

約100年前の東京ではどんな生活を送っていたのか?

約100年前・多くの人が着物に袴で街を歩いている様子の画像
画像引用 :YouTube screenshot

こちらで紹介する映像では多くの人が着物に袴で街を歩いている様子が映し出されています。
動画では0:04からご覧になれます。
また2:59からは子供が毬で遊んでいる様子も。

当時の日本で毬は一般的な遊び道具であり多くの子供たちが日々遊んでいました。
服装も現代とは違い、和服が主流となっているのがわかるでしょう。
街にはまきや炭に「あんどん」があり、夜はそれらを使い街を照らしていました。
当時の東京の人口は約300万人。
日本全体でも5000万人程となっていて現在の日本の半分くらいの人口だと言えるでしょう。

動画の2:42からご覧になれる浅草寺の映像では昔から東京浅草は多くの人で賑わっていたことがわかりますね。

「昔の東京の映像」で映し出されている1913~1915年に起こった出来事とは?

約100年前・遊ぶこどもの画像
画像引用 :YouTube screenshot

大正時代は15年間と短い時代区分ですが関東大震災があったことで有名です。
しかし、それ以外にも多くの出来事が起こりました。
特に有名な出来事としては第一次世界大戦が始まったのが1913年です。

1914年は日本初の百貨店、三越呉服店(現日本橋三越本店)が新装開店し、今ではおなじみのライオンの石像、エスカレーター・エレベーターも大きな話題となりました。
おもちゃ産業や商品開発などが盛んになり、近代化の始まりとなった頃です。
また、東京駅が開業したのも1914年。
多くの列車が東京を行き来し、駅構内は混雑していたことでしょう。

東京の歴史は?

約100年前・東京の画像
画像引用 :YouTube screenshot

東京都の前にあった東京府誕生が1886年(明治元年)です。
そこから動画で紹介されている大正期に入り全国から人口流入が起こってきます。
明治時代に入り、農業中心から工業中心となり大正デモクラシーなど日本を始め、東京が大きく変わった時代です。

動画では人力車などで東京を移動する人も多く映されていますが、次第に自動車や電車といった交通手段へ変わっていきます。
当時は東京の水も綺麗で井戸も多くありました。

昔の東京を紹介した動画のまとめ

昔の東京の姿を見て、懐かしく思ったご年配の方の中もいらっしゃるのではないでしょうか。昔の映像は日本の歴史を知る中で興味深いものだと感じた人も多いでしょう。
もし、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にこの動画を見たら何か面白い話が聞けたりするかもしれませんよ。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年6月7日
日本
岩本 晃弘 (aki)
旅と食が好きで日本の田舎に住みながらライターをしています。

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100年以上前の東京ではどのような生活を過ごしていた?大正時代の東京の貴重な映像が発見された!?
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