京都府京都市「醍醐寺の桜」動画紹介
今回は『Anna Film Production』さん制作の『【京都 桜の名所】醍醐寺の桜 : Daigoji Temple and Cherry Blossoms(Kyoto, Japan)』という動画を紹介します。
豊臣秀吉がお花見をしたことで知られる醍醐寺(だいごじ)の桜は、とても有名な京都の観光名所です。
動画では、広大な境内に咲き誇るソメイヨシノを中心とした満開の桜や、数々の歴史的建造物をご覧いただけます。桜吹雪が舞う五重塔の映像も素敵です。まずはゆっくりと動画をお楽しみください。
醍醐寺の桜の見どころ
写真:京都・醍醐寺の桜
京都市伏見区にある醍醐寺は、約200万坪の広大な境内に、五重塔をはじめ国宝6棟、重要文化財10棟を有し、世界文化遺産に指定されている京都屈指のお寺です。
豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を行なったことから、醍醐寺の桜は有名になりました。
醍醐寺の桜の本数は、約1000本といわれ、種類が豊富なことも特徴です。河津桜、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜(やえざくら)、太閤しだれ桜、大山桜が順番に咲くため、約3週間という長い期間お花見が楽しめます。
【動画】4:22〜 金堂横の大山桜
境内の桜の見どころは、国宝や重要文化財が収蔵されている霊宝館の樹齢180年の醍醐大しだれ桜と、三宝院の太閤しだれ桜、撮影スポットとしても人気で、インスタ映えも抜群! 国宝の五重塔周辺にも多くの桜が植えられています。
【動画】1:08〜 清瀧宮拝殿のしだれ桜
醍醐寺の桜、時期や見頃はいつ?ライトアップは?
写真:京都・醍醐寺の桜
例年3月下旬から4月上旬ごろまで、さまざまな種類の桜が咲き見頃が続く醍醐寺。おすすめの桜の時期は、ソメイヨシノが咲く4月上旬です。
観光客に人気なのは醍醐寺の春のイベント、豊臣秀吉の豪華な「醍醐の花見」を再現した「豊太閤花見行列」。桃山時代の本格的な衣装をまとい、桜の下を練り歩く行列。その雅な姿を見ようと、多くの人が待ち構えます。その後、特設舞台では雅楽や狂言、花見踊りなどが行われます。
この時期に旅行で京都に訪れるなら、醍醐寺の「豊太閤花見行列」も予定に入れてみてはいかがでしょうか。例年、4月第2日曜日に行われるので、2024年は4月14日に開催予定となります。
桜の見頃の時期には、ライトアップした桜も見ることができます。夜間特別拝観は例年3月下旬~4月上旬まで。三宝院と霊宝院の夜間拝観日程や、定員数や予約などについては、事前に公式サイトの確認をおすすめします。
醍醐寺のほか、洛南エリアおすすめ桜スポットを紹介
写真:京都・六孫王神社の桜
京都の洛南エリアには、醍醐寺以外にも桜の名所があります。いくつかご紹介しましょう。
●城南宮(じょうなんぐう)
梅の名所と知られる城南宮は、方除け・厄除けの神様を祀る神社です。3月下旬から4月にかけて、神苑の室町の庭、桃山の庭では、見事な色鮮やかなしだれ桜がご覧いただけます。
●六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)
六孫王大神を御祭神として祀られている神社は、京都の穴場の桜スポット。まっすぐにのびた参道の両側に咲くソメイヨシノが桜のトンネルをつくりだしています。本殿と桜と灯籠をとらえた写真は、インスタ映え間違いなし!です。
●御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)
御香宮神社の主祭神は神功皇后、安産や子育ての神様として知られています。ソメイヨシノのほか、山桜、八重桜と種類が多く長く楽しめるのも特徴。極採色豊かな本殿としだれ桜をぜひ写真におさめてください。
醍醐寺の桜まとめ
長い期間楽しめる醍醐寺の桜は、京都の桜スポットとして人気です。豊臣秀吉が、慶長3年(1598)の春に三宝院の庭園に桜700本を植えて盛大なお花見を開催した歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
約200万坪以上の広い敷地の醍醐寺は、桜だけでなく、豊臣秀吉が設計した庭園が見渡せる三宝院のほか、弁天堂、五重塔など見どころは満載。時間に余裕をもって旅の計画を立てることをおすすめします。
【公式ホームページ】世界遺産 京都 醍醐寺
【トリップアドバイザー】醍醐寺
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