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造幣局の桜の通り抜け2022動画紹介

今回は『造幣局 / Japan Mint』さん制作の『【おうちで通り抜け】令和4年造幣局「桜の通り抜け」(2022年4月撮影)』という動画を紹介します。

令和4年(2022年)4月、令和の時代になって初めて、大阪造幣局「桜の通り抜け」が開催されました。3年ぶりの開催は、事前申込制で入場人数も制限されました。来場できない方も「桜の通り抜け」を楽しめるようにと作成された動画です。大阪造幣局の桜の魅力たっぷりの動画をどうぞお楽しみください。

大阪造幣局はなぜ桜の名所になったのでしょう?

大阪造幣局の画像
写真:大阪造幣局

大阪造幣局の「桜の通り抜け」は、毎年多くの人がお花見に訪れる、桜の名所です。平成31年(2019年)4月には1週間で58万人以上が訪れました。

現在の大阪造幣局がある一帯は、古くより桜の景勝地として知られていました。江戸時代の藤堂家蔵屋敷では、里桜が集められ育てられていたそう。明治時代になり、それらの桜が、造幣局に移植されました。

明治16年(1883年)、造幣局の職員のみが見ることができた桜を、当時の造幣局長の一声により、見頃の数日間市民に開放されることに。川岸を一方通行で通り抜けながら、お花見をすることをいつしか「桜の通り抜け」と呼ぶようになりました。

桜守の奮闘などにより、戦争や汚染による危機を乗り越え、2022年には138種335本の桜が花を咲かせました。4月中旬の1週間限定。造幣局構内の川沿いの約560メートルの通路を南門から北門まで一方通行で桜を観賞できます。造幣局「桜の通り抜け」のお花見は、今や大阪の春の風物詩となっています。

今年の花とは? 大阪造幣局の桜の見どころは、さまざまな品種とライトアップ!

大阪造幣局の桜の画像
写真:大阪造幣局の桜

2023年時点で、大阪造幣局には140種339本の桜があります。ほとんどが里桜といわれる、観賞用に栽培される八重桜で、ソメイヨシノよりも遅い時期に見頃を迎えます。

140種のなかには、花が手毬のように密集して咲く紅手毬、大手毬、小手毬や白い花の養老桜など珍しい品種の桜も。さらに、毎年のように新品種が追加されているのだそう。
【動画】1:19~ 2022年の新品種「暁鐘」
【動画】2:15~ 2022年の新品種「伊予菊桜」

大阪造幣局では、毎年「今年の花」を1種ピックアップして紹介しています。実際に訪れた際に、桜並木の多くの品種の中から見つけてみてください。
【動画】0:21~ 2022年「今年の花」福禄寿

例年、大阪造幣局の「桜の通り抜け」は、日没になるとぼんぼりやガス灯にあかりが灯るライトアップが行われています。日中とはまた違った雰囲気で、夜桜が楽しめます。2023年のライトアップ情報はまだ発表されてないのでお出かけ前に造幣局ホームページにてご確認ください。
【動画】2:51~ ライトアップの様子

大阪造幣局「桜の通り抜け」の2024年の見頃はいつごろ?申込方法は?

大阪造幣局・桜の通り抜けの画像
写真:大阪造幣局・桜の通り抜け

大阪造幣局の桜の見頃は、4月上旬~中旬にかけて。「桜の通り抜け」は、桜が満開となるこの時期の1週間限定で開催されます。過去の開花状況と気温の関係をもとに開花を予測。開催日時は、開花予想をもとに毎年3月中旬頃に発表されます。

2022年に続き2023年も事前申込制でした。事前の申し込みは、インターネットを利用し、桜の通り抜け申込専用ホームページから手続きが必要です。

2024年も、インターネットによる事前申込制(先着順)となります。開催時期は、4月上旬から中旬にかけての1週間。開催期間が決定次第、造幣局の公式ホームページにて発表されます。申込受付期間は3月中旬頃の予定なので、ぜひチェックしてください。

「桜の通り抜け」の記念に貨幣セットや記念メダルはいかがでしょう!

大阪造幣局で製作された貨幣セットや記念メダルを購入できます。

貨幣セットは、その年に製造された1円から500円の6種類の未使用の貨幣と、製造年が記された銘板のセットです。貨幣の表面を特殊な技術で鏡面のように仕上げた、プルーフ貨幣セットも。

2022年のプルーフ貨幣セットの銘板と、桜の通り抜けの記念メダル(金・銀・銅)には、「今年の花」福禄寿がデザインされました。貨幣セットの銘板の表面には「桜の通り抜け」の文字と桜のイラスト、裏面には製造年の表記と干支の寅。カバーケースは「今年の花」福禄寿のデザインでした。

2023年はこの年の「今年の花」である「松月(しょうげつ)」のデザイン。市松模様を背景に松月をいつくしむ美しい妖精が描かれています。

2024年はどのようなデザインになるのか、楽しみですね!デザインや購入方法などの公式発表を待ちましょう。

大阪造幣局の桜まとめ

大阪造幣局・桜の通り抜けの画像
写真:大阪造幣局・桜の通り抜け

大阪造幣局の「桜の通り抜け」は、地元住民をはじめ観光客などの多くの人が楽しみにしている大阪の春の風物詩です。

毎年、新たな品種の桜がお目見えしたり、記念貨幣セットのデザインの刷新などバージョンアップも興味深い大阪造幣局の「桜の通り抜け」。ボリュームのある八重桜は、インスタ映えする美しさです!

多種多様な八重桜を一挙に見られる珍しいお花見を、春の大阪造幣局にて体験してみたいものですね。

【公式ホームページ】大阪造幣局 桜の通り抜け

【トリップアドバイザー】造幣局 桜の通り抜け

この記事を書いた人
最終更新日 : 2024年4月4日
日本
たまいゆき子(Yukiko Tamai)
時々、急に新たなことに挑戦したくなる。今はライターに挑戦中!
大阪造幣局「桜の通り抜け」は大阪の春の風物詩。造幣局の桜を動画で!見頃や見どころも紹介
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