東京下町のソウルフード「もんじゃ焼き」が堪能出来る動画の紹介
こちらの「Ante」さんが公開した「創業70年!伝統的な月島もんじゃの焼き方」では、日本の歴史ある東京下町のソウルフード「もんじゃ焼き」について紹介しています。
もんじゃ焼きとは、ゆるく水溶きした小麦粉を鉄板で調理して食べる東京近郊のローカルフードです。
いわゆる「粉もの」料理の一つで、似た料理にお好み焼きがありますが、加熱後の鉄板上でも固形化しないのが特徴となっています。
もんじゃ焼きは元々は子供達のおやつとして愛されていました。
次第に様々な具材を入れるようになり、その後大人のおつまみとして流行をしました。
この記事ではそんなもんじゃ焼きについて紹介します。
もんじゃ焼きの作り方
写真:もんじゃ焼きの作り方
こちらの記事では、創業70年の伝統的な月島もんじゃ焼きの動画に沿って、もんじゃ焼きの作り方を紹介します。
まずは動画の0:06からご覧になれるように、温めた鉄板の上に油を引きます。
油を引いた鉄板の上に細かく切ったみじん切りと薄く溶いた小麦粉、天かす等の好きな具材を入れます。
もんじゃ焼きの具材・トッピングの人気ランキングは明太子、餅、チーズ、ベビースターラーメン、豚バラ、キムチ、牛すじ、トウモロコシ、イカ、桜エビとなっています。
具材の真ん中を開け、周りはキャベツで囲むように土手を作ります。
真ん中に開けた場所にメインである明太子を置きます。
続いて動画の0:55でご覧になれるように、明太子と出汁の効いた生地をしっかりと混ぜ合わせます。
明太子に火が通って色が変わってきたら、周りのキャベツと一緒に混ぜ合わせます。
最後は、動画の1:33でご覧になれるように、ヘラで具を細かく刻みます。
仕上げにチーズをトッピングして、とろりと溶けたら完成です。
ここまで3分もかからずに完成となっており、いかに「もんじゃ焼き」が手軽な食べ物なのかが分かるのではないでしょうか。
箸で食べるもの良いですが、やはりもんじゃ焼きといえばヘラで食べ、ビール等のお酒と合わせるのが一般的な大人の食べ方と言えます。
他にも動画の3:25からご覧になれるように、ソーセージや醤油をかけたバターコーンを一緒に鉄板で焼くというのも人気の食べ方となっています。
日本全国のもんじゃ焼き
写真:東京都・月島のもんじゃ焼き
1、東京で人気のもんじゃ焼き
墨田区、江東区、大東区、葛飾区、足立区、荒川区等の下町には古くからのもんじゃ焼き屋が多く残っています。
特に観光地として有名なのは、東京都中央区の月島と東京都台東区の浅草です。
東京都中央区月島の「西仲通り商店街」は「もんじゃ焼きの街」「もんじゃストリート」と呼ばれ、多くの観光客で賑わっています。
2、群馬のもんじゃ焼き
キャベツ以外の具の量が少なく、焦がして食べることも少ないのが群馬のもんじゃ焼きの特徴となっています。
「もんじゃ焼きの発祥地は群馬であり、特産品のうどを作った際のあまりのうどん粉を水で溶いて焼いたのが起源」と言われることもあります。
群馬県南部の伊勢崎市では、子供がおやつ代わりにうどんの打ち粉を水で溶き、醬油を加えて鉄板で焼いたものが『伊勢崎のもんじゃ焼き』のルーツとされています。
3、栃木県足利もんじゃ焼き
栃木県足利のもんじゃ焼きは、駄菓子屋で食べることのできるもんじゃ焼きと同じように、小麦粉と水のみの水気の多いネタを使い、クレープのように薄く焼いて食べるのが特徴となっています。
食べ残しを放置して固めてから「せんべい」として食べることもあります。
日本の歴史あるおやつの「もんじゃ焼き」紹介まとめ
写真:もんじゃ焼き
文政2年(1819年)刊の『北斎漫画』に「文字焼き屋」の挿絵があり、江戸時代には既にもんじゃ焼きはあったとされています。
起源やルーツに諸説ありますが、日本人がもんじゃ焼きを愛し、日本全国各地で様々なもんじゃ焼きが生まれていることに変わりはありません。
ホットプレートを使うことで簡単にもんじゃ焼きを楽しむことが出来るので、ぜひご家庭で一度味わってみてはいかがでしょうか?
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