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日本伝統の祭礼、葵祭の様子を撮影した動画をご紹介!

こちらの「Skyscape」が制作した、「【京都・葵祭2017】EOS 5D Mark IV 4K 斎王代と下鴨神社・社頭の儀 Kyoto Aoi Matsuri Festival」は、京都で新緑の季節に行なわれる日本伝統の祭礼、葵祭の様子を撮影した動画です。

葵祭は「宮中の儀」「路頭の儀」「社頭の儀」の3つの儀式からなりますが、「宮中の儀」は、現在は行なわれていません。
動画には神聖な「社頭の儀」の様子が、詳しく紹介されています。
動画をご覧になれば、神秘的な日本の美しい伝統を知ることができるでしょう。

動画で紹介されている日本伝統行事、葵祭とはどんなイベント?

下鴨神社の楼門の画像
写真:下鴨神社の楼門

葵祭は、世界文化遺産の上賀茂神社(賀茂別雷神社・かもわけいかずちじんじゃ)と下鴨神社(賀茂御祖神社・かもみおやじんじゃ)の祭礼で、北祭または賀茂祭とも呼ばれます。
2つの神社は「京都一の宮」として、平安時代以前から日本で信仰を集めてきた歴史をもちます。
この動画で紹介されている葵祭は、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭りに数えられます。

また、京都三大祭りに京都五山送り火を加え、京都四大行事と呼ぶこともあります。
その中でも葵祭は最も古い祭りで、なんと『源氏物語』の「葵の巻」の中にある、「車争ひ」という場面にも葵祭が描かれています。

日本伝統の葵祭神事の様子を動画でチェックしてみよう

葵祭の画像
写真:葵祭

葵祭の路頭の儀は、京都御所から上賀茂神社へ続くルートを通る平安絵巻行列です。
動画の0:28に映っているのは、十二単姿の平安装束をまとった葵祭の斎王代です。

葵祭では、ほかに五衣裳唐衣をつけた勅使列や女人列が参加し、牛馬とともに都大路を進みます。
葵祭行列の参加者は、二葉葵という植物で作った葵桂を髪に飾ります。
動画の2:16からは、社頭の儀を終えて、下鴨神社から上賀茂神社の本殿へと行列が進む様子が撮影されています。

葵祭の日程や見どころは?

葵祭を目的に京都観光をするのなら、5月がおすすめです。ゴールデンウイークの5月1日に賀茂競馬足汰式、5月3日に流鏑馬神事。5月4日には、境内の御手洗川で身を清める神事「斎王代女人列御禊の儀」、5月5日には魔除けのための弓矢を射る「歩射神事」など、多くの神事が開催されるので、見どころは盛りだくさん。

そして、メインである「路頭の儀」は5月15日に行われます。煌びやかな平安衣装をまとった約500名の巡行は見ごたえ充分。5月15日の10時30分に京都御所を出発し、下鴨神社、そして15時30分頃に上賀茂神社に到着する予定となっています。

葵祭を間近で見学したい方は、有料観覧席を利用するとよいでしょう。
巡行コース周辺には、休憩処さるや鶴屋吉信といった歴史ある名店が軒を連ねるので、京都グルメをランチで堪能したり、お土産を購入したりするのもおすすめです。

日本伝統行事、葵祭の紹介動画まとめ

上賀茂神社の画像
写真:上賀茂神社

ご紹介した動画には、まるで平安時代にタイムスリップしたような雅な様子が撮影されています。
葵祭は日本を代表する祭礼の1つなので、ぜひ観光に出かけてみてくださいね。

賀茂別雷神社(下鴨神社、上賀茂神社)への交通アクセスは、京都市バス・車でJR東日本・京都駅から30分、地下鉄烏丸線北大路駅から徒歩20分となっています。
駐車場はありますが、葵祭期間中は交通規制が行われるので京都市バスや鉄道といった交通アクセスがおすすめです。

上賀茂神社では、葵祭の時期だけでは無く、年間を通して楽しむことができます。

二ノ鳥居を入った正面にある神山を模した「立砂」、美しい庭園の「渉渓苑」、葵祭の斎王にちなんでつけられた「斎王桜」、白馬をご覧になれる「神馬舎」、重要文化財の「細殿」「舞殿(橋殿)」「玉橋」「楼門」、神事に使う祭器や人を清めた「御物忌川(おものいがわ)」「御手洗川(みたらしがわ)」、手水舎「神山湧水(こうやまゆうすい)」、紫式部が何度も通った縁結びや子宝の神様として信仰されている「片岡社」、「本宮神社」、「貴船神社」、「賀茂山口神社」、「新宮神社」、「片山獅子神社」、「大田神社」、「願い石」、「神前結婚式(神前挙式)」、「御朱印巡り・お守り購入」「ご祈祷」など、一日では周りきれないほどのおすすめスポットがあります。

上賀茂神社の近隣にはホテルや旅館もあるので泊まりでの観光がおすすめです。
パワースポットとしても有名な下鴨神社や上賀茂神社へ是非訪れてみてください。

◆上賀茂神社 施設概要紹介◆
【住所】〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
【交通アクセス】R東日本・京都駅から車で約30分
【拝観料金】境内無料、特別参拝は500円
【拝観時間】5:30~17:00
【定休日】年中無休
【駐車場】あり(有料)
【電話番号】075-781-0011

【公式ホームページ】葵祭2019 | 京都観光情報 KYOTOdesign
https://kyoto-design.jp/special/aoi

【公式ホームページ】上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)
https://www.kamigamojinja.jp/

【トリップアドバイザー】葵祭
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d8820145-Reviews-Aoi_Matsuri-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年10月8日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!
京都三大祭りのひとつ「葵祭」の神聖な儀式を楽しむ!まるでタイムスリップしたかのような優美で神秘的な雰囲気が春の京都府京都市に広がっていた!
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