愛知県西尾市「鳥羽の火祭り」動画紹介
今回は「AichiTanken」が公開した動画「日本一危険な火祭り 鳥羽の火祭り」をお届けします。
鳥羽の火祭りは愛知県南部の西尾市の鳥羽神明社で開催される歴史ある祭礼で、正式名称を「鳥羽大篝火」といいます。
約1200年前に始まったという起源を持つ鳥羽の火祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
動画で紹介されている鳥羽の火祭りとはどんなイベント?
鳥羽の火祭りは「福地」と「乾地」の2つの地区の代表者が巨大な松明「すずみ」に点火して、その燃え具合で一年の天候や豊凶、作物の出来を占うという伝統のお祭りです。
地区代表の神男は25歳の厄男と決められており、火祭り前には神社にこもり、飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を清める斎戒沐浴(さいかいもくよく)をして神事に備えます。
さらに、火祭り当日には奉仕者とともに裸で海に入る禊をして身を清めます。
前年の神男はゆすり棒の操作を手伝うなど神男の面倒を見ます。
鳥羽の火祭りでは、神男は高さ5メートル重さ2トンのすずみに点火します。
その後神男や奉仕者たちは炎に飛び込み神木や十二縄を取り出し神前に供えます。
動画にあるように神男は頭巾をかぶり燃える茅(かや)をどんどん落とします。
すずみ掛けられた棒に上り燃え盛る炎を落とす様子は動画の1:23よりご覧なれます。
神男は頭巾や衣装の形や、はしごから飛び降りる様子から「ネコ」とも呼ばれます。
鳥羽の火祭りの煙が多ければその年は雨が多く、竹の爆ぜる音が激しければ雷が多くなると言われています。
また、神事に使った竹で箸を作り食事をすると歯の病にかからないとも伝わります。
動画で紹介されている愛知県西尾市のおすすめスポット
写真:佐久島
鳥羽の火祭りが開催される西尾市には吉良温泉や西尾市塩田体験館などの見どころがあります。
また、モダンな芸術が出迎えてくれる佐久島も人気の観光スポットです。
西尾市に行くのなら、名物グルメの抹茶を使ったスイーツもぜひ味わっておきましょう。
鳥羽の火祭りの紹介動画まとめ
鳥羽の火祭りは愛知県のローカルニュース「キャッチ」をはじめ、情報サイトや観光情報誌で紹介されます。
日本国内で迫力のある祭りに興味がある方は、ぜひ鳥羽の火祭りの動画をもう一度じっくりチェックしてみてください。
鳥羽の火祭り当日には屋台や桟敷席(さじきせき)が出るので、西尾市に足を運んでみるのもおすすめです。
◆鳥羽の火祭りの会場「鳥羽神明社」案内
【住所】 〒444-0704 愛知県西尾市鳥羽町西迫89
【交通アクセス】名鉄蒲郡線「三河鳥羽」駅下車。 徒歩約10分
【駐車場】あり (ふるさと公園・魚市場などに約400台)
【電話番号】0563-62-2852
【公式ホームページ】鳥羽神明社~鳥羽の火祭り、初宮まいり、七五三まいり、安産・厄除・交通安全祈願、人形供養、地鎮祭、他諸祈願
http://www.katch.ne.jp/~toba-shinmeisha/
【トリップアドバイザー】鳥羽神明社
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1019652-d2005852-Reviews-Toba_Shinmeisha_Temple-Nishio_Aichi_Prefecture_Tokai_Chubu.html
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