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人形浄瑠璃、文楽の人形の首を制作する甘利 洋一郎の動画について

こちらの動画は「nippon.com」が公開した「人形浄瑠璃、文楽の人形の首(デコ)を作り続けて40年 | nippon.com」です。

こちらの動画では通称「人形洋」の名で世間で知られている阿波木偶人形師「人形 洋(甘利 洋一郎)」へのインタビュー動画となっています。
インタビューでは製造工程や作り方など興味深い話を語られています。

文楽」はユネスコ無形文化遺産に登録され、人形浄瑠璃の注目はとても高くなっています。
それでは人形浄瑠璃の伝統芸能の歴史を継承するデコ細工師、「人形 洋(甘利 洋一郎)」のインタビューをご覧ください。
この動画をご覧になればきっとあなたも人形浄瑠璃の虜になってしまうでしょう。

人形浄瑠璃を絶やさないために!甘利洋一郎の経歴とは。

人形を作る職人の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の0:04よりご覧になれる人形 洋(甘利 洋一郎)は1945年徳島県に生まれ、1974年 人形恒(故田村恒夫師)に入門し人形浄瑠璃作りの専門職人として腕を磨きます。
1984年には阿波木偶制作保存会(師範)、2006年、徳島県卓越技能者「阿波の名工」に認定。

2007年 阿波木偶作家協会(副会長)に就任し、現在では(財)阿波人形浄瑠璃振興会(理事)として現役で活躍をしています。
写真などの情報を元に巧妙に人形を作る技術は高く評価され、日本各地から人形の製作や修復の依頼がきています。

動画では0:14より精密な構造により表情豊かな人形の姿をご覧なれます。

人形浄瑠璃とは?特徴は?いつの時代から始まったの?人形浄瑠璃の歴史について詳しく紹介

人形浄瑠璃の画像
画像引用 :YouTube screenshot

人形浄瑠璃とは義太夫節の浄瑠璃を三味線と一緒に人形を操る演劇です。
物語を語りなどをいれて楽しく表現されています。

今から400年以上前の安土桃山時代末期に始まり、江戸時代初期に発展。
その後、淡路島出身の竹本義太夫が大坂道頓堀に文楽座を創設し、劇の形を確率して、大阪を中心に「文楽」として広がりました。
多くの公演の中でも、近松門左衛門作の男女の心中を描いた「曽根心中」が代表作。
かつら(鬘)や小道具や刀・扇・傘などを用いて巧妙にあやつり人形を動かす姿は庶民へ受け入れられ現代も多くの方に愛されています。

1955年には国の重要無形文化財に指定され、2008年に人形浄瑠璃「文楽」として世界無形遺産に登録され、その名は世界中に広がっています。

人形浄瑠璃紹介まとめ

人形浄瑠璃の画像
画像引用 :YouTube screenshot

今回は人形浄瑠璃について紹介しました。
娯楽として始まった人形劇は現代では世界的にも注目が高く神事として京都をはじめとした場所で多くの人を魅了してきました。
人形浄瑠璃から歌舞伎化された演目もあります。
この動画をご覧になって人形浄瑠璃の歴史や文化について興味を持っていただけたら幸いです。

国立文楽劇場や国立小劇場ではイヤホンガイドなどの初心者にもわかりやすくなっています。
みなさんも伝統文化の人形劇をご覧になってみてはいかがですか。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年6月25日
日本
岩本 晃弘 (aki)
旅と食が好きで日本の田舎に住みながらライターをしています。
人形浄瑠璃「文楽」の人形の首(デコ)を作り続けて40年!阿波木偶人形師のインタビューをご覧になれば、きっとあなたも人形浄瑠璃の魅力の虜に!
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