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日本の伝統工芸品「博多人形」をご紹介!

日本の文化遺産であり伝統工芸品の一つである博多人形について、伝統工芸士の武吉國明さんが出演されている『手技TEWAZA「博多人形」Hakata doll』の動画を元に、時代や文化について紹介をさせていただきます。

博多人形とは?

博多人形とは、日本伝統工芸品の一つで、粘土で作られた人形を指します。
起源は17世紀の初めに黒田長政が福岡城を築いた際、焼き物についての技法を学んだ職人が献上をしたことにはじまります。
文化的価値も高く、17世紀から現代まで日本の歴史と一緒に受け継がれてきた伝統工芸品の一つである博多人形は、まさに日本の文化遺産の一つです。
博多人形の製造工程は【構想→原型→乾燥→型とり→生地づくり→焼成→彩色→面相】となっており、詳しい作業風景は動画で見ることが出来るので、ぜひご覧下さい。

全てが手作業で作られている博多人形

商品として売り出されている博多人形は、その精巧な作りから分かるように、全ての工程が博多人形師の手作業によって行われています。
動画上で「博多人形は美人でなければならなく、美しさや品、そして色気が必要」ということを語られており、その品や色気は、職人達の手作業だからこそ込められる気持ちによって出ているのではないでしょうか。
文化によって姿や形、製法が少し変わってしまうことはあっても、手作業なことだけは変わらないことにこそ、博多人形の伝統工芸品としての良さがあります。

博多人形の種類

日本の伝統工芸品である博多人形には、時代や文化の流れに沿って様々な種類が作られています。
それぞれジャンルに分けられており、以下に紹介をさせていただきます。
・能もの
・歌舞伎もの
・美人もの
・武者もの
・縁起もの
・童もの
・節句もの(雛人形)
・道釈もの
・玩具(おはじきや箱庭道具)
・千支もの
になります。
日本の時代と共に形を変えて受け継がれてきた伝統工芸品、それが博多人形です。

伝統工芸品「博多人形」まとめ

動画を元に、ここまで伝統工芸品である博多人形の歴史や文化について紹介をさせていただきました。
古き良き文化として日本に伝わるお土産としても大人気な博多人形ですが、今では後継者も少なくなっており、もしかしたら近い未来に見られなくなる可能性があります。
伝統工芸を、日本の昔ながらの文化を絶やさない為にも、興味が出たら博多人形作りを体験してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味
日本の時代と共に受け継がれてきた精巧でリアルな博多人形の魅力に迫る!職人のこだわりにより作られた美しき福岡県の伝統工芸品は海外へのお土産としても大人気!
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