滋賀県近江八幡市「安土城」や織田信長について解説する動画紹介
こちらで紹介する「trocken ab」が制作した「幻の安土城 HD版」は、戦国時代の歴史で最も代表的な城であった安土城をCG再現した動画です。
動画で紹介されている安土城は、日本で2011年に放送された大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で多くの方に知られています。
お江(ごう)の伯父である織田信長の居城だった安土城は、これまで数々の歴史ドラマの舞台となってきました。
現在は存在しない安土城は、かつては絢爛豪華な城であったと伝わっています。
動画で紹介されている安土城の歴史とは?
写真:安土城跡
地下1階、地上6階、五層七重の安土城は1576年(天正4年)から4年かけて、琵琶湖の近くにある安土山に築城されました。
岐阜城よりも京都に近い安土城は、織田信長にとって天下布武(てんかふぶ)の象徴でした。
その築城には羽柴秀吉(豊臣秀吉)も関わったと言われています。
しかし、築城から2年後の天正10年に織田信長の家臣明智光秀による本能寺の変のあとに、延焼で焼失してしまいました。
織田信長の居城跡である安土城跡は、現在国指定の特別史跡となっています。
また、琵琶湖国定公園第一種特別地域としても保護されます。
安土城の紹介は動画の0:24よりご覧なれます。
動画で紹介されている、安土城の調査事業とは?
写真:安土城址 黒金門跡
平成元年から特別史跡安土城跡調査整備事業として、石垣の復元や発掘調査が始まりました。
動画の0:47からご覧なれる安土山南山裾からは、かつて安土城大手口が一望できました。
また、安土城には東虎口、西虎口といった出入り口もあったことが分かり城の全貌が少しずつわかってきました。
現在安土山には他に、仁王門や三重塔といった遺構も残っています。
動画で紹介されている安土城の遺構や、織田信長の思いとは?
写真:安土城址・伝羽柴秀吉邸跡
安土城の記録によると、現存当時は道々橋口(どどばしぐち)から尾根道を通り、黒金門を通るルートで安土城の二の丸、三の丸、本丸、天主に行くのが一般的でした。
天皇を迎えるための大手道という道も現在は復元されています。
復元された大手道は動画の1:57よりご覧になれます。
二の丸には豊臣秀吉が織田信長の遺品を奉った信長廟があります。
動画の3:45から紹介されている本丸の形式は京都御所の清涼殿と酷似しています。
織田信長は、天皇を迎えるにふさわしい名城として安土城を作ったのです。
安土城と織田信長について解説する動画まとめ
写真:綺麗な青空と琵琶湖
安土城跡があるのは、現在の滋賀県の近江八幡市です。
動画で紹介されている安土城へ観光に出かけるのなら、安土城郭資料館や安土城考古資料館、安土城城下町へも足を運んでみましょう。
安土山にある総見寺では御朱印や御城印を授かることもできますよ。
◆安土城 概要紹介◆
【住所】滋賀県近江八幡市安土町豊浦
【交通アクセス】JR安土駅より徒歩25分、名神竜王ICから車で20分
【見学時間】9:00~16:00
【入山料】大人700円、子供200円
【駐車場】あり(無料)
【公式ホームページ】安土城跡 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/831
【トリップアドバイザー】安土城跡
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023564-d1424361-Reviews-Azuchi_Castle_Ruins-Omihachiman_Shiga_Prefecture_Kinki.html
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