この記事もチェック

この記事もチェック

東京都台東区「東京国立博物館」展示の埴輪や土器の動画紹介

こちらは「brianman1955」が制作した動画「埴輪・土器・銅鐸・遮光器土偶 東京国立博物館」です。

東京国立博物館とは、東京都台東区の上野恩賜公園内にある日本最古の博物館で、かつては帝国博物館または帝室博物館とも呼ばれました。
本館や表慶館、東洋館や平成館、法隆寺宝物館、黒田記念館、旧因州池田屋敷表門(黒門)や庭園といった施設で構成されます。

東京国立博物館内では日本刀をはじめとした刀剣や甲冑、考古遺物といった国宝や重要文化財を含む美術品が展示公開されています。
その収蔵品の総数はなんと12万点近いのです。
2019年には正倉院展、高御座、ミイラなどの特別展も行われ見どころも満載です。

動画で紹介されている正装の女子とはどんな埴輪?

東京国立博物館・正装の女子の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の冒頭から紹介されているのは、群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土・東京国立博物館所蔵の埴輪「正装の女子」です。

この埴輪は裳状のスカートや簡袖の上着を着ており、玉類を連ねた耳飾り、首飾り、腕飾りで飾られています。
髪は島田髷を結い額に堅櫛を挿しています。
装飾されたこの埴輪は古墳時代のものと考えられる貴重なものです。

動画で紹介されている片口付深鉢形土器とはどんな土器?

片口付深鉢形土器の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の0:42から紹介されているのは、埼玉県ふじみ野市福岡の上福岡貝塚出土の片口付深鉢形土器です。

この土器は、1937年に山内清男氏によって発掘され、調査の結果縄文時代前期関山式土器と推定されています。

動画で紹介されている銅鐸とはどのようなアイテム?

東京国立博物館・銅鐸の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の1:06から紹介されているのは、和歌山県みなべ町西本庄出土の銅鐸で、弥生時代と推定されます。

この時期の銅鐸は大型化し、吊り下げて鳴らす鐘としての機能はありませんでした。
装飾性の高い銅鐸は祭器として使われていたと考えられます。

動画で紹介されている遮光器土偶とはどんな土偶?

東京国立博物館・遮光器土偶の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の1:50から紹介されているのは、宮城県大崎市田尻蕪栗字恵比寿田出土の遮光器土偶。
縄文時代晩期には東北地方で土偶が盛んに作られたといわれます。

東京国立博物館の埴輪や土器の動画まとめ

東京国立博物館の画像
写真:東京国立博物館

ご紹介した東京国立博物館の動画はたった2分40秒ほどですが、紹介されている埴輪や土器からは歴史のロマンが伝わってきます。
動画にある埴輪や土器以外にも、東京国立博物館の常設展や特別展などでは貴重な資料、図録、研究誌が多く展示公開され、さまざまな調査研究も進められているので、ぜひ足を運んでみましょう。

◆東京国立博物館 施設概要情報◆
【住所】〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
【交通アクセス】JR上野公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分(展示を見る場合は正門より入場)。または台東区循環バス「東京国立博物館」下車。
【入館料金】一般1000円、大学生500円(※2020年4月時点)
【休館日】月曜日
【駐車場】無し
【電話番号】03-3822-1111

【公式ホームページ】東京国立博物館
https://www.tnm.jp/

【トリップアドバイザー】東京国立博物館
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g14134278-d320638-Reviews-Tokyo_National_Museum-Uenokoen_Taito_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年6月8日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

地図・アクセス(Googleマップ)

東京国立博物館の歴史ロマンを感じる埴輪や土器、銅鐸や土偶の数々を要チェック!なんと12万点が収蔵されている日本最大規模の東京都台東区の博物館で新たな発見!
この記事が気に入ったらフォローしてね

あなたへのおすすめ