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歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』を動画でご紹介!

今回は、「東海道五十三次 歌川広重 浮世絵」の動画を見ながら、日本の浮世絵の起源や魅力を探っていきましょう!

東海道五十三次とは、江戸時代に整備された江戸と京都を結ぶ五街道と呼ばれる日本の道のことで、その距離は487.8km。
江戸日本橋から京都三条大橋までの間には53もの宿場があります。
歌川広重は、東海道を旅したのちにその風景を浮世絵『東海道五十三次』として残しました。
東海道の名所を浮世絵木版画の作品として描いた歌川広重の浮世絵は、時代を超えて現在でも愛され続けています。

動画では全編に渡り、この浮世絵をご覧になることができます。
日本の伝統芸術をご堪能ください。

動画で紹介されている歌川広重と『東海道五十三次』について

東海道五十三次の画像
画像引用 :YouTube screenshot

江戸時代の画家である歌川広重は、1833年に『保永堂版東海道五十三次』という作品集を刊行しました。
最初の版は保永堂と仙鶴堂が共同出版しましたが、以降は保永堂がすべてを出版しました。
当時、作品は12~16銭(現在の約600~800円ほど)という値段で販売されていました。

動画の5:26から紹介される『京師』とは、歌川広重が京都三条大橋の様子を描いた作品です。
また、東京品川や神奈川の川﨑、三重県庄野などの宿場の様子を描いた浮世絵も人気です。
歌川広重は、中山道の各宿場を描いた『中山道六十九次』や『木曽海道六十九次』といった作品も残しています。

動画で紹介されている『浮世絵』の歴史や作品の種類について

富嶽三十六景のイメージの画像
写真:富嶽三十六景のイメージ

浮世絵とは、江戸時代に盛んに描かれた風俗画のことで、役者絵や『見返り美人』といった鮮やかな色使いの美人画が有名です。
現代では浮世絵とは多色刷りの木版画錦絵のことを指しますが、江戸時代には肉筆で描かれたものがほとんどでした。

葛飾北斎の代表作品『富嶽三十六景』の中でも『神奈川沖浪裏』と名付けられた波の絵はとても有名。
こういった浮世絵は、東洲斎写楽歌川国芳菱川師宣といった絵師にも影響を与えました。

日本の浮世絵『東海道五十三次』の紹介動画まとめ

東海道五十三次の画像
画像引用 :YouTube screenshot

ご紹介した動画には、日本の浮世絵『東海道五十三次』の魅力が存分に表現されています。
歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』が気に入った方は、小さなカード型のものや本格的な額縁入りのものなど、お好みの浮世絵を手に入れるのもおすすめです。
インターネット通販で購入ができます。

ぜひ飾り方にこだわって、浮世絵の美しさを堪能しましょう。
富士山の見える静岡市には東海道広重美術館があるので、浮世絵に興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年7月21日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

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日本特有のタッチで描かれた芸術作品、浮世絵の魅力に迫る!歌川広重の『東海道五十三次』は、長年受け継がれてきた日本の伝統が詰まった作品だった。
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