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万華鏡作家「山見浩司」について

こちらで紹介する動画は「oricon」が公開した「日本の万華鏡作家第一人者・山見浩司氏の個展『万華鏡小宇宙~鏡の中の美の世界~』」です。

動画で紹介されている万華鏡とは、2枚以上の鏡を入れた筒状の多面鏡の中にビーズや色紙などを入れて、後ろから覗き込みながら回すと、美しい模様が不規則に変化する様を楽しむ遊具で、英語ではカレイドスコープと言われます。

万華鏡のその歴史について

万華鏡で遊ぶ幼児の画像
写真:万華鏡で遊ぶ幼児

万華鏡はディヴィッド・ブリュースターという物理学者が偏光の実験の最中に偶然発見し、1817年に特許を取得しました。
当初は科学道具として使われていましたが、その後遊具として急速に発展し、多くの万華鏡作家が生まれました。

日本には1819年に輸入され、百色眼鏡や錦眼鏡とも言われていました。
日本では主にお土産品として人気を博していたのですが、優れた万華鏡作家がたくさん誕生し、芸術品の域まで高まります。
そして、万華鏡作家の第一人者が今回動画で紹介した数々の万華鏡アーティストの山見浩司さんです。

埼玉県の川口市には個人が運営する「日本万華鏡博物館」や北海道の小樽には世界最大規模のカレイドスコープギャラリーであるオタルカンがあります。
鏡と筒、千代紙やビーズがあれば簡単に手作りできるので、全国各地で万華鏡教室や万華鏡アートスクールなどのワークショップが開催され、通販でも万華鏡制作キットが販売されていて、女性を中心に大人気のアイテムです。

万華鏡作家山見浩司とは?プロフィールは?

万華鏡の画像
画像引用 :YouTube screenshot

万華鏡作家山見浩司さんとは一体どんな人なのか? 彼の経歴をご紹介しましょう。
1961年に東京で生まれ、1984年にアメリカに留学し、帰国後はステンドグラスの工房を開きます。

そして1994年に万華鏡専門店「リトルベアー」を渋谷区にオープンし本格的な万華鏡作家としての活動を開始します。
山見浩司さんの作品の特徴はガラスや宝石を駆使した圧倒的な映像美と意表をつく外観のデザイン性です。
彼の作品はカレイドスコープをもじって華麗動と言われ、海外にも山見浩司作品のファンが多く、英語ではKAREIDO Artistとして親しまれています。
NHKなどメディアにも多数出演し、知名度を上げていきますが、2018年にはTBSの人気番組マツコの知らない世界に出演し、一気に人気が爆発しました。

動画では2015年に開催された山見浩司さんの個展『万華鏡小宇宙~鏡の中の美の世界~』が紹介されています。
万華鏡作家山見浩司さんの代表作の東京タワーは動画の0:52より、金閣寺0:17からご覧になれます。
他にも有名な作品としてヴィーナスなどがあります。
動画では随所で美しく光り輝く万華鏡の数々をご覧になることができます。

万華鏡作家山見浩司氏の個展『万華鏡小宇宙~鏡の中の美の世界~』のまとめ

山見浩司さんの個展の画像
画像引用 :YouTube screenshot

こちらで紹介した動画は2015年に中野ブロードウェイの「GALLERY リトルハイ」で開催された山見浩司氏の個展『万華鏡小宇宙~鏡の中の美の世界~』の模様です。
山見浩司氏は万華鏡だけでなく、周囲の景色を筒の中に取り込むテレイドスコープの制作も行っています。
鮮やかな宝石のような山見浩司作の万華鏡は公式ホームページやネット通販で販売されていますので、興味のある方は是非検索してみてください。

光と鏡が作り出す二度と出会えない映像にあなたもきっと虜になるでしょう!

【公式ホームページ】万華鏡作家・山見浩司
https://yamami-co.com/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2021年12月20日
日本
児玉 勇(Yu Kodama)
日本と焼き鳥をこよなく愛するライター
万華鏡作家の第一人者、山見浩司氏の作品は宝石のような美しさ!光と鏡が作り出す二度と出会えない映像にあなたもきっと虜になる!
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