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日本伝統工芸の漆芸と、和食文化をまとめた動画をご紹介!

こちらの「ANA Global Channel」が公開した動画「URUSHI - IS JAPAN COOL? WASHOKU - 和食 (漆芸)」では、日本の伝統工芸品である漆芸(しつげい)と、美しい器を使った和食の伝統文化が紹介されています。
日本の漆工芸分野には高い技法をもつ職人が数多くおり、中には人間国宝(重要無形文化財保持者)に指定されている漆芸家もいます。

日本の料亭や旅館では、美術品のような漆塗りの器に和食を盛りつけてお客様をおもてなしします。
動画の6:08から紹介されているように美しい漆工芸の器に和食を盛りつければ、見た目にも美しいステキな料理を楽しめます。

動画で紹介されている漆芸職人は漆の勉強がしたくて漆塗りで有名な輪島に移住した外国人の女性。
漆工芸への熱い想いや貴重な製造工程をご覧になることができます。

動画で紹介されている漆工芸の歴史文化について

漆塗りの画像
写真:漆塗り

日本の漆工芸の歴史はなんと9,000年も前にさかのぼり、縄文時代の遺跡から漆塗りの器が出土しています。
漆は縄文時代や弥生時代には土器の接着や装飾に使われ、それ以後には器や木製品などに多く用いられてきました。

日本には輪島塗や津軽塗など漆を名産品として生産する地域も多く、特に石川県には輪島塗の日本文化や製法を紹介する漆芸美術館もあります。

動画で紹介されている漆工芸の技法とは

漆塗りの画像
写真:漆塗り

漆芸品には籃胎漆器(らんたいしっき)や乾漆(かんしつ)、蒟醤(きんま)といった種類があります。
漆の製品は蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)、沈金(ちんきん)や平文(ひょうもん)といった技法で装飾されます。

また、原料に卵殻(らんかく)を使った装飾や漆絵(うるしえ)、鎌倉彫(かまくらぼり)や彫漆(ちょうしつ)といった技法もあります。
近年では漆芸の技法は器だけでなく櫛などの道具類やボールペンなどの文具にも活用されています。
動画の8:27からはイヤリングなどのアクセサリー類の漆芸作品もご覧になれます。

漆芸紹介動画まとめ

漆塗りの画像
写真:漆塗り

動画で紹介されているように、日本では芸術品のように美しい器が数多く作られています。
日本の漆工芸を実際に体験してみたいのなら、漆芸伝承の会認定の教室や学校などへ通ってみましょう。

漆芸の作品は著名な作家が制作したものからお手頃な値段のものなど幅広いのが特徴。
漆工芸の生産地では、和食を美味しくしてくれる美しい漆塗りの商品を購入するのがおすすめですよ。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年4月26日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

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芸術品のような美しい漆塗りの器で格別な和食をいただいてみてはいかがですか?漆芸に魅せられて30年、外国人女性が語る日本の伝統工芸の魅力とは?
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