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動画記事 9:47
芸術品のような美しい漆塗りの器で格別な和食をいただいてみてはいかがですか?漆芸に魅せられて30年、外国人女性が語る日本の伝統工芸の魅力とは?
伝統工芸- 75 回再生
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日本伝統工芸の漆芸と、和食文化をまとめた動画をご紹介! こちらの「ANA Global Channel」が公開した動画「URUSHI - IS JAPAN COOL? WASHOKU - 和食 (漆芸)」では、日本の伝統工芸品である漆芸(しつげい)と、美しい器を使った和食の伝統文化が紹介されています。 日本の漆工芸分野には高い技法をもつ職人が数多くおり、中には人間国宝(重要無形文化財保持者)に指定されている漆芸家もいます。 日本の料亭や旅館では、美術品のような漆塗りの器に和食を盛りつけてお客様をおもてなしします。 動画の6:08から紹介されているように美しい漆工芸の器に和食を盛りつければ、見た目にも美しいステキな料理を楽しめます。 動画で紹介されている漆芸職人は漆の勉強がしたくて漆塗りで有名な輪島に移住した外国人の女性。 漆工芸への熱い想いや貴重な製造工程をご覧になることができます。 動画で紹介されている漆工芸の歴史文化について 写真:漆塗り 日本の漆工芸の歴史はなんと9,000年も前にさかのぼり、縄文時代の遺跡から漆塗りの器が出土しています。 漆は縄文時代や弥生時代には土器の接着や装飾に使われ、それ以後には器や木製品などに多く用いられてきました。 日本には輪島塗や津軽塗など漆を名産品として生産する地域も多く、特に石川県には輪島塗の日本文化や製法を紹介する漆芸美術館もあります。 動画で紹介されている漆工芸の技法とは 写真:漆塗り 漆芸品には籃胎漆器(らんたいしっき)や乾漆(かんしつ)、蒟醤(きんま)といった種類があります。 漆の製品は蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)、沈金(ちんきん)や平文(ひょうもん)といった技法で装飾されます。 また、原料に卵殻(らんかく)を使った装飾や漆絵(うるしえ)、鎌倉彫(かまくらぼり)や彫漆(ちょうしつ)といった技法もあります。 近年では漆芸の技法は器だけでなく櫛などの道具類やボールペンなどの文具にも活用されています。 動画の8:27からはイヤリングなどのアクセサリー類の漆芸作品もご覧になれます。 漆芸紹介動画まとめ 写真:漆塗り 動画で紹介されているように、日本では芸術品のように美しい器が数多く作られています。 日本の漆工芸を実際に体験してみたいのなら、漆芸伝承の会認定の教室や学校などへ通ってみましょう。 漆芸の作品は著名な作家が制作したものからお手頃な値段のものなど幅広いのが特徴。 漆工芸の生産地では、和食を美味しくしてくれる美しい漆塗りの商品を購入するのがおすすめですよ。 -
動画記事 7:08
京都の伝統工芸「京漆器」は芸術品のような美しさ!シンプルで深い黒塗が優美な「象彦なつめ塗り」に秘められたこだわりの京塗りの制作工程に驚愕!
伝統工芸- 115 回再生
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日本の伝統工芸・京漆器の老舗が伝える「象彦なつめ塗り」の文化とは こちらの「Masao Kudo」が公開した動画「象彦なつめ塗り」は、京都で350年以上続く歴史ある京漆器の老舗「象彦」が日本の伝統文化・茶道にかかせない棗(なつめ)に漆塗りを施す全工程を紹介した動画です。 緊張感の中に静かに進む職人の京塗りの作業は、日本の伝統工芸と文化を支える匠の技を伝えます。 なつめは、日本の伝統文化「茶道」の茶道具、抹茶(薄茶)をいれる蓋物容器です。 抹茶の品質維持のため蓋と身に隙間ができない繊細な仕上げが必要になり、伝統工芸「象彦なつめ塗り」の高度な技術が注がれています。 なつめは、蒔絵などの装飾が入ることもありますが、こちらの動画ではシンプルゆえに誤魔化しの効かない無地黒塗「真塗」の伝統的な技法を紹介します。 京塗りの文化をつたえる伝統工芸「象彦なつめ塗り」の制作工程(生産方法・作り方)について 画像引用 :YouTube screenshot こちらの動画で「象彦なつめ塗り」を行うのは、京漆器の三代目の塗師(ぬし)・西村圭功さんです。 西村さんが、極限まで薄く作られた材料の欅の木地に生漆を塗る「木地固め」をするところから動画がはじまります。 こちらの動画は0:55よりご覧になることができます。 続いて合口に和紙を張って補強する「紙張り」、京都の砂と水と漆を混ぜて塗る「地付け」、そのあと象彦なつめ塗りの特徴でもある「ククリ」がおこなわれます。 「ククリ」は砥の粉と漆をまぜた「サビ」を蓋と身の角の部分に塗り(サビ付け)、研いで(サビ荒研ぎ)鋭い直角を作り、合口がぴったりと合うように調整されます。 ククリは動画の2:20よりご覧になれます。 漆は埃や小さなゴミが入らないように漆を濾してから「中塗り」「中塗り研ぎ」「上塗り」へと進みます。 小さな埃も丁寧に取り除かれうっすらと刷毛のあとが残る美しい塗りの作業が終わると、湿度のある「フロ」に入れ、乾かしたら象彦なつめ塗りの完成です。 シンプルな黒塗りの「象彦なつめ塗り」に必要な工程の多さと丁寧な手仕事に伝統工芸の素晴らしさを感じ、受け継がれてきた技術と文化に驚かずにはいられません。 日本の文化を受け継ぐ京漆器について 画像引用 :YouTube screenshot 京漆器の文化を受け継ぐ象彦には伝統工芸というよりも美術品・芸術品と言えるような硯箱や手許箱から、お正月などに使用する重箱や雑煮椀、日本のおもてなしや生活にかかせない丸盆・四方盆、日常的に使用できる現代的なデザインのトレイや銘々皿などの多くの種類の商品があります。 漆で文様を描き乾く前に金銀粉を蒔いて乾燥させて定着させる美しく贅沢な伝統工芸「蒔絵」が施されている商品も豊富です。 日本文化を伝える伝統工芸「象彦なつめ塗り」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 漆器は軽くて、丁寧に使えば丈夫で世代を超えて使用できる日本の伝統工芸品です。 象彦なつめ塗りは、日本の文化として大切にしたい京漆器の職人の世界を見せてくれます。 まるで芸術作品のように美しい歴史ある京都の伝統工芸品にあなたも実際に触れてみてはいかがですか。 【公式ホームページ】京漆匠 象彦 - Zohiko Urushi Art - https://www.zohiko.co.jp/ -
動画記事 4:01
青森県の津軽地方で生産される伝統漆器「津軽塗」ってどうやって作られる?津軽塗職人が生み出す芸術品のような優美な製品で楽しむ和食はきっと格別!
伝統工芸- 92 回再生
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伝統漆器「津軽塗」紹介動画について こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「津軽塗」Tsugaru Lacquerware/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 青森県には津軽塗と呼ばれる伝統工芸があります。 今回は日本で昔から伝わる伝統工芸のひとつ、津軽塗の魅力を紹介します。 津軽塗って何? 津軽塗は青森県に伝わる伝統工芸のひとつ。 弘前市を中心に多くの工芸品が作られています。 1646年に津軽塗が作られるようになったと言われ、お椀やお箸、茶筒にお盆と種類は豊富。 津軽塗の制作には4つの技法が用いられ、それぞれ模様が異なります。 ・唐塗 ・紋紗塗 ・七々子塗 ・錦塗 津軽塗を購入・体験するには 青森県弘前市にある小林漆器は津軽塗の販売店として知られています。 店内にはさまざまな作品が販売されており、青森県を訪れた際は一度訪れてみると良いかもしれません。 日本の伝統工芸や文化を実際に触れてみたい方におすすめしたいのが津軽塗の体験。 一例に挙げられるのが青森県黒石市にある津軽伝承工芸館。 職人が塗り込んだお箸やストラップなどを研いで完成させる工程を体験できます。 日本の文化に興味のある方や青森県に観光する予定がある方はチェックすることをおすすめします。 津軽塗紹介まとめ 日本に古くから伝わる伝統工芸を紹介させていただきました。 この動画を機に日本の伝統工芸や文化に触れてみたい、日本での観光で青森県を訪れてみたいと感じて頂けたら幸いです。 -
動画記事 2:11
日本の伝統工芸「蒔絵」でオリジナルiPhoneケースを作る!「蒔絵」の作業工程が分かる貴重な映像をご覧になって、あなたも日本の文化を持ち歩いてみてはいかがですか?
伝統工芸- 93 回再生
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日本の文化・漆工芸技法のひとつ「蒔絵(まきえ)」とは こちらの動画は「noto char」さんが公開した伝統工芸の「蒔絵」の制作工程をタイムラプスで撮影したプロモーション動画「Maki-e time lapse ART iphone6ケース「欅」拭き漆 輪島 蒔絵 金魚 工程 A process」です。 漆塗りの生産地として有名な石川県輪島市の蒔絵師・山下満さんが欅の木で作ったiPhoneケースに今にも動き出しそうな美しい金魚を描く様子がご覧になれる映像です。 伝統工芸の「蒔絵」は、日本に古くから伝わる文化である「漆工芸」の技法のひとつで、漆器や木地に漆で模様を描き、乾く前に金・銀・錫などの金属粉を「蒔いて」定着させる装飾技法です。 漆はウルシ科の植物の樹脂が原料の天然塗料で、日本では建築・家具・文具などに使われてきた文化と歴史があります。 漆塗りの製品は分業で製造され、装飾技法「蒔絵」をおこなう職人を「蒔絵師」と呼びます。 こちらの動画で蒔絵師の匠の技と、iPhoneケースの小さな「蒔絵」で描かれた金魚ができるまでに多くの時間と工程が施されることがお分かりになられます。 近年は伝統工芸品としての「蒔絵」作品だけでなく、現代の生活で日常的に使えるボールペンや万年筆、アクセサリー、シールなどに「蒔絵」が施された商品が販売されており身近に使用できる芸術品・美術品として人気があります。 伝統工芸「蒔絵」の工程について 画像引用 :YouTube screenshot こちらの動画では0:07よりご覧になれる金魚をデザインするところから始まり、欅のケースに「置目(おきめ)」と呼ばれる下絵の写しをして、蒔絵筆で漆をのせて金属粉をふりかけて乾燥させることを繰り返す様子がご覧になれます。 最後は欅に「拭き漆」が施され艶のある透けた木目が美しいiPhoneケースが完成します。 光り輝く美しい「蒔絵」の完成品は動画の1:54からご覧になれます。 出来上がりは滑らかに盛り上がる漆が美しい光沢を放ち、伝統工芸「蒔絵」の美しさと日本文化の手仕事の素晴らしさを実感します。 伝統工芸「蒔絵」は工程によって「平蒔絵」「研出蒔絵」「高蒔絵」「肉合蒔絵(ししあいまきえ)」などの種類があり、この動画の技法は「高蒔絵」の技法で、漆を盛り上げて模様を描き浮き彫り状に表現します。 木地から滑らかに盛り上がる金魚が漆の凹凸で立体的に表現され、何度も塗り重ねられた漆の深い色合いが特徴です。 日本文化を伝える伝統工芸「蒔絵」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 「蒔絵」の起源は平安時代ともいわれ、長い歴史のある日本文化であり伝統工芸です。 蒔絵を施した国宝も存在し、日本文化を伝える芸術品として守るべき伝統工芸のひとつでしょう。 「蒔絵」の作り方を動画などで知り、身近なもので実際に使ってみるという体験を通して日本文化である伝統工芸を大切にしたいものです。 -
動画記事 3:52
新潟県の村上木彫堆朱は平安時代から伝わる伝統の職人技術で作られる!誰もが知りたい貴重な製作工程を一挙紹介!
伝統文化 伝統工芸- 33 回再生
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新潟県の伝統工芸品・村上木彫堆朱が堪能できる動画の紹介 こちらは「伝統工芸 青山スクエア」が公開した動画「手技TEWAZA「村上木彫堆朱」Murakami Kibori Lacquerware/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 動画で紹介されている村上木彫堆朱(むらかみきぼりついしゅ)とは、堆朱(ついしゅ)・堆黒(ついこく)・朱溜塗(しゅまりぬり)等の6種類ある彫りの総称で、平安時代から天然の漆の生産地として広く知られている新潟県村上地方の伝統工芸です。 村上木彫堆朱は、15世紀の初めに、京都の漆器職人が中国の堆朱(ついしゅ)を真似て、木彫の上に漆を塗る技法として始め、その技法が村上地方で寺院を建てた時に伝えられたものです。 最初に寺院を建てた宮大工が技術を覚え、その後江戸時代になるとその技術が武士へ、そして町民に伝わり現在へと至ります。 こちらの記事では、そんな村上木彫堆朱について紹介します。 村上木彫堆朱の工程 画像引用 :YouTube screenshot 村上木彫堆朱を職人が手仕事で作る18~20工程の内のいくつかを動画に沿って紹介させて頂きます。 1、図案 [動画 0:40~] 下絵描きとも呼ばれ、図案として彫刻の目安となる下絵を木皿に直接描きます。 強弱の表現が出来る毛筆描きが基本となっています。 2、木彫り [動画 0:47~] 工程1で描いた下絵の上から裏白と呼ばれている彫刻刀を操り、木彫が行われます。 平面的な肉合彫と立体的な引下げ彫の二種類があります。 動画上では、木を生き物として、一つ一つの木によって違う木目を活かして彫ることが一番大事なこと職人はインタビューで語ります。 3、トクサがけ [動画 1:18~] 刀痕の粗さをサンドペーパー(古くはトサクを使用)で研磨し、彫刻に丸みと柔らかさを出す工程です。 これにより、一層立体的な作品に仕上がります。 4、木固め 生漆に紅殻を少量加え、ハケを使って木地全体に漆をしみ込ませる工程です。 堅牢堆朱の基礎固めに行われ、こちらも大事な作業です。 画像引用 :YouTube screenshot 5、錆付け [動画 1:29~] 丈夫な漆器を作るための大切な下塗りの工程で、生漆と砥の粉を調合し、彫刻の無い無地部分に2~3回塗ります。 6、錆研ぎ 皇室の砥石を用いて塗面を水研ぎする工程。 錆付けと共に行われ、2~3回繰り返し、錆付け後、最低数日間は乾燥させます。 7、中塗り [動画 1:40~] 彫刻された模様を漆で埋め潰してしまわないように、タンポや指頭で漆をたたき、刷毛で塗り上げる工程。 基本的には無油精製漆を使用します。 8、中塗り研ぎ 村上砥石と呼ばれるキメ細やかな天然石の砥石や水ヤスリで塗り面を丹念に水研ぎする工程です。 9、上塗り [動画 2:06~] 色鮮やかな朱漆を用いて、中塗り同様に彫模様を埋めないように、タンポや指頭で漆をたたき、刷毛で塗り上げます。 画像引用 :YouTube screenshot 10、艶消し [動画 2:23~] 上塗りされたツヤのある塗り肌を、木炭や砥の粉で平らに水研ぎすることで、渋く落ち着きのある塗り物に仕上げる大事な工程です。 11、毛彫り [動画 2:44~] 再び彫り師によって彫刻が施されます。 先の細かい三角刀で木彫りを補う為の細かい彫刻を施します。 葉脈、羽毛、山肌などの表現が行われます。 12、摺り込み [動画 3:06~] 上質の生漆に少量の紅殻を加え、器物全体に刷毛で擦摺込む作業。 艶消し肌はしっとりと引き締まり、これで村上木彫堆朱の完成です。 芸術品のような美しい完成品は動画の3:23よりご覧になることができます。 この独自の技法は新潟県無形文化財に、また村上木彫堆朱として国の伝統的工芸品に指定されています。 新潟県の伝統個迎品・村上木彫堆朱まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 平安時代から伝わっている歴史ある伝統工芸品・村上木彫堆朱は重箱、盃、茶器、花器、菓子器、酒器等などお祝いやお土産、プレゼントに喜ばれる製品があります。 職人達が古くから磨き上げ、伝えてきた技術を堪能出来る村上木彫堆朱は、まさに日本の生きた歴史の証となっているのです。 【公式ホームページ】村上木彫堆朱 | 伝統的工芸品 | 伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/craft/0509/