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京都府京都市の天津甘栗人気店の甘栗製作工程動画紹介

こちらは「DELI BALI」が公開した「熟練職人が作る 天津甘栗作り密着!京都グルメ 林万昌堂 Making the Best Sweet Chestnut "Amaguri" at Kyoto! Japanese Street Food!」です。

動画では京都府中心部、新京極の入口にある創業明治7年の甘栗の老舗『林万昌堂』にて提供されている天津甘栗を紹介しています。

動画でご覧になれる通り、毎日数多くの天津甘栗を作り販売をしており、この天津甘栗は今では京都のソウルフードとしても有名となっています。

ここでは、動画に沿って天津甘栗について紹介します。

動画で紹介されている天津甘栗とは

天津甘栗の画像
写真:天津甘栗

天津甘栗の原料になる栗は、一般的にはシナグリというブナ科クリ属の落葉高木で、原産は中国大陸です。
中国では板栗と称される種に当たり、ニホングリのように渋皮がタンニンによって食用部分に密着していないので、煎ったものを手や器具で剥いて食べるのが容易となっています。
1910年11月3日に、李金章と九鬼国次郎は、東京浅草の仲見世に、日本で初めての甘栗屋・金升屋を開店することになります。

シナグリの生産地は元は中国からですが、日本でも高知県や岐阜県によって品種改良をされたものが栽培されており、今では中国大陸のものとは種が違っています。
日本栗と同様で病害虫に強く、ヨーロッパやアメリカ大陸で同地原産の栗外川合わせることにより病害虫に強い栗を作るといったこともされています。

天津甘栗の作り方

天津甘栗の画像
写真:天津甘栗

天津甘栗の出来るまでの工程をここでは紹介いたします。

① 焼き
動画の0:28でご覧になれる通り、無数の甘栗を一度に焼くことになります。
常にかき混ぜ、甘栗を柔らかくする為に、川砂から手に入れた小石も一緒に混ぜています。
川砂は熱伝導に優れているので、栗がふっくらと焼き上がる手助けもしています。

② 選別
動画の0:56からは、選別に入ります。
収穫の質、気候。
栗の保存状態を見極め、悪いものは提供出来ないので取り除いていきます。
こちらも手作業となっており、職人の目が光ります。

焼き方と焼き時間を調整しながら丹念に焼いていきます。
焼き上がった甘栗から水飴を加えていきます。
砂糖が焦げ始めてくると、何とも香ばしい香りが漂ってきます。

③ 見極め
動画の3:53からは、天津甘栗の焼き上がりを見ていきます。
充分焼き上がったら川砂を落とし、二階へと運びます。

④ 仕分け
動画の6:00からは、焼き上がった天津甘栗を仕分けていきます。
小さな栗や、質の悪い栗を取り除いていきます。

⑤ 磨き
動画の6:38からは、磨きをしていきます。
この工程により、見た目に艶感が出ます。
この工程が終わると、天津甘栗が完成します。

⑥ 完成
最後は動画7:47で行われている包装をして、店頭に並び、商品として販売されます。

『林万昌堂』の天津甘栗紹介まとめ

むき甘栗の画像
写真:むき甘栗

剥くのも楽しい、食べるのも美味しい天津甘栗は、職人の手作業による努力によって販売をされていることが分かって頂けましたでしょうか。

天津甘栗のカロリーは他の日本の栗と比べても高く、食物繊維も多いことから、栄養価のある腹持ちの良い食べ物として人気となっています。

甘さのある味にホクホクな天津甘栗、もし興味が持たれましたら、通販でも販売されているので、ぜひ購入して食べてみてはいかがでしょうか?

【公式ホームページ】甘栗の老舗 林万昌堂 本店
https://www.hayashi-mansyodo.jp/

【食べログ】甘栗の老舗 林万昌堂 本店
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26000796/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年8月5日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味
職人の手間暇かけて作られる「天津甘栗」、京都府京都市の天津甘栗人気店、熟練職人がつくる製作工程動画は必見!
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