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キャンプで心地よく眠るために

キャンプ初心者にありがちな失敗のひとつに、思った以上に「寒い」といった温度管理ができずに寝不足になるというケースがあります。日本は今キャンプブーム!キャンプ初心者に向けて、上級キャンパーの一人がキャンプでの快眠ポイントを解説した動画をとりあげてみました。

キャンプで快眠するための寝袋やマット選びの動画

寝袋を購入する男性の画像
写真:寝袋を購入する男性

こちらは『キャンプ研究所』さん公開の『キャンプの始め方 初心者さんにおすすめの寝袋・マットは? 寝袋・マットの選び方編 編 女子キャンプ、ソロキャンプ、ファミリーキャンプの始め方 キャンプ初心者さん向け』という動画を紹介します。

キャンプに行って、思ったよりも「寒い」などで寝不足になった経験をお持ちの人はいませんか?今回はそんな人に向けて、寝袋やマットの選び方、さらに睡眠をサポートするアイテムも取り上げています。日本は四季があり、キャンプの時期によって、必要な温度調整も違います。これからキャンプをしたいと考えている人や失敗の経験がある人は、動画を視聴することをおすすめします。ひとつの意見して参考になるのではないでしょうか。

寝袋のかたち「封筒型」と「マミー型」

寝袋の画像
写真:寝袋

寝袋には、封筒型とマミー型の2種類があるので、まずはそれぞれの特徴を知っておきましょう。

封筒型は、寝袋内が広いのが特徴。また、同じメーカー・同じ型番の寝袋と連結して使用できるのもポイント。小さなお子さんたちと一緒に寝るご家族におすすめのタイプ。ゆったり感を求める方は封筒型がおすすめですが、ゆとりがある分、寒くなることがあるため対策が必要です。
【動画】0:44~ 封筒型

マミー型は封筒型に比べ、体に密着したタイプの寝袋です。封筒型と比べると狭く感じるかもしれませんが、隙間が少ないことで暖かいのがメリットです。
【動画】1:16~ マミー型

寝袋の素材「ダウン」と「化学繊維」

羽毛の画像
写真:羽毛

寝袋の素材によって寝心地や特徴が違います。寝袋に使われている主な素材はダウンと化学繊維(ポリエステル等)の2つ。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

・ダウン素材の寝袋
ダウン素材の寝袋は軽量なのに加え、コンパクトに収納できる点がメリット。ですが値段が高いのがデメリット。
【動画】1:45~ 素材別寝袋のメリット・デメリット

・化学繊維素材の寝袋 ダウン素材に比べ、お手頃価格であることがメリット。反対に収納性が悪いため、かさ張ります。

・寝袋の「快適温度」の注意点
それぞれの寝袋商品には、「快適温度」が記載されています。この快適温度を間違って理解している人が多いので注意しましょう。例えば寝袋に「快適温度10℃」と記載がある場合は、温10℃で耐えうる服装で眠れば快適に眠れるというもの。勘違いして薄着で寝袋に入り、風邪をひかないように気をつけましょう。
寝袋選びを行う際は、綿の量により快適温度も違うため、チェックしておきましょう。
【動画】2:19~ 快適温度の表記について

キャンプで眠る際になぜマットが必要?

マットをひかずに寝袋だけで眠った場合、地熱を吸ってしまい「暑い」「寒い」となり、目が覚めてしまうことも。なので、地熱の影響を受けないためにマットなどで環境を整える必要があります。
【動画】3:18~ マットの必要性

地熱対策は3種類「エアーマット」「インフレーターマット」「クローズドセル」

マットに空気を入れる男性の画像
写真:マットに空気を入れる男性

地熱の影響を受けないためのマットは、大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

・エアーマット
エアーマットは中に空気が入っているので、クッション性があり寝心地が良いのが特徴。ただし、時間が経つとマット内のエアーが地熱の影響を受け、熱が伝わってくる点に注意しないといけません。

エアーマットを使う際は、時間が経ったときのために、ホットカーペットや冷感敷布団などを使い、温度管理をしましょう。
【動画】4:06~ エアーマットの特徴

エアーマットは、穴があく可能性があることも覚えておきましょう。エアーマットを膨らませる時、あるいは就寝時に穴があくこともあるとか。それを踏まえた上でエアーマットを購入するかどうかを判断しましょう。
【動画】5:15~ エアーマットの注意点

・インフレーターマット インフレーターマットはウレタンが使用されており、寝心地が良いのが最大のメリット。ですがエアーマット同様、穴があく可能性もあり、さらに地熱影響も受けやすいです。空気を入れたり抜く手間がかかるのはデメリットともいえるでしょう。
【動画】5:41~ インフレーターマットの特徴

・クローズドセル
クローズドセルは、エアーマットやインフレーターマットに比べ、準備に手間がかからないのが特徴です。テント設営や撤収の時間効率を求めるなら、クローズドセルは要チェック。断熱性に優れているタイプや雪上で使えるタイプもあります。ただし、寝心地はエアーマットなどと比べるとクッション性も低いため、その点もしっかりと比較してから購入しましょう。
【動画】6:32~ クローズドセルの特徴

快適睡眠サポートアイテム「コット」「インナーシュラフ」「湯たんぽ」「扇風機」など

コットの画像
写真:コット

動画では快眠をサポートするアイテムをいくつか紹介しています。寝袋やマットと上手く組み合わせ、快適な寝心地を実現しましょう。

・コット
コットは折りたたみベッドのこと。マットの下に使用することで地熱影響を受けにくくなります。
【動画】7:47~ コットの特徴

・インナーシュラフ
インナーシュラフは薄手の生地1枚の寝袋のようなもの。寝袋に入れることで-5度耐寒性能が上がります。すでに寝袋をお持ちの場合には、寒さ対策としてインナーシュラフを買い足すのもいいでしょう。寝袋を新たに購入するよりも出費を抑えられるのも嬉しいですね。
【動画】8:07~ インナーシュラフの特徴

・湯たんぽ 湯たんぽは、下半身全体を温めるのにおすすめのアイテム。身長が低めの人は、エアーポケットの部分も大きくなり寒くなりがち。足先の冷えが気になる方にはおすすめですよ。
【動画】8:37~ 湯たんぽの特徴

・使い捨てカイロ
使い捨てカイロを寒い箇所の寝袋に貼り付けることで防寒対策が行えます。湯たんぽの代用になるアイテムですね。
【動画】9:16~ 使い捨てカイロ

そのほか、ホットカーペットや電気式毛布があれば、寒い季節にも寝心地がさらに良くなります。さらに薪、石油ストーブも防寒対策に効果的。
また、夏場のキャンプの暑さ対策に、ぜひ持って行きたいアイテムの扇風機は1人1台がおすすめ。暑いと寝苦しく、寝心地も悪くなってしまいます。

自分に合った寝袋やマットを選んでキャンプの夜も快眠を!

せっかくのキャンプを楽しく過ごすために、睡眠は大きなポイント。睡眠不足になると、翌日のキャンプや帰り道の車の運転にも支障が出るかもしれません。寝袋やマットなどは季節に合わせて用意し、快適な眠りを確保しましょう。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年6月3日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味

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キャンプ寝袋での快眠ポイントを解説!それぞれの寝袋の特徴やマットの選び方、便利グッズまで一挙大公開!
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