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震災と津波の怖さを体験することで学べる防災学習施設を紹介する動画について

こちらの動画は「SankeiNews」が公開した、関西地方の3つの防災学習施設を紹介する「進化する防災学習施設」です。
紹介されるのは、神戸市中央区人と防災未来センター」、京都市南区京都市市民防災センター」、大阪市阿倍野区「阿倍野防災センター(通称:あべのタスカル)」の防災学習施設です。

これらの防災学習施設は、震災や津波が疑似体験できるという特徴があります。
リアルな体験から震災の怖さを知り、どのような行動をとるべきかを学習することができます。
まずは動画で、どのような疑似体験ができる施設なのかをチェックしましょう。

神戸市中央区・人と防災未来センターとは?

防災学習施設での津波体験の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の冒頭より紹介されるのが神戸市中央区にある「人と防災未来センター」です。
こちらの施設は阪神淡路大震災をきっかけとした防災と減災を学び体験し、語り継ぐ施設です。

冒頭より紹介されているのが「津波避難体験コーナー」で、2017年に新設されました。 南海トラフ地震で津波被害・浸水被害が予想される高知県高瀬町の街の実写と、津波の3D映像の中、負荷のかかる歩行装置に足に装着し、津波の中の歩行がいかに困難かを疑似体験できます。
津波の押し寄せる水圧の中を歩くことが難しいことかを体感することで、早い避難の必要性を感じることができます。

他にもビデオや語り部により、阪神・淡路大震災の経験と教訓を次世代に語り継いでいます。

京都市南区・京都市市民防災センターとは?

防災学習施設での地震体験の画像
画像引用 :YouTube screenshot

次に紹介されるのが、防災知識を学ぶことができる防災学習施設「京都市市民防災センター」です。

動画の1:25から地震体験室が紹介されます。
緊急地震速報が流れ、モニターには震度予想が表示され、マグニチュード6.8の新潟県中越地震や、マグニチュード7.3の阪神淡路大震災の揺れが体験できるようになっています。
机の下で安全を確保し、自宅から実際に避難するときに取るべき行動を経験しておくことができで、実際の行動に繋がります。
こちらの映像では、親子で地震体験をしている様子が映し出されています。
子どもも震災があった時の行動を学ぶことができる施設になっています。

他にも映像体験コーナーや強風体験コーナー、避難体験コーナー、消化体験コーナー、都市型水害体験コーナー、総合訓練コーナー、くらしの安全コーナーがあります。

大阪市阿倍野区・阿倍野防災センターとは?

防災学習施設にて災害時の街の様子を見学する人たちの画像
画像引用 :YouTube screenshot

最後に2019年4月にリニューアルされた「阿倍野防災センター」通称あべのタスカルが紹介されます。
震災直後の街に潜む危険を学ぶことができる「がれきの街」は、震災で崩れた建物とプロジェクションマッピングによって演出され、震災後に街を歩くときの危険を体験することができます。

映像からもわかるように非常にリアルな街が再現されています。
窓ガラスが割れたり看板が落ちてきたりする体験によって、避難するときの注意点を学習することができます。
また大阪市内全域の災害危険性が学べる「おおさか防災情報ステーション」もあります。
こちらの施設は2:06から紹介されます。

他にも、タスカルシアター、減災を学ぶ、消火を学ぶ、煙を学ぶ、津波避難を学ぶ、避難支援を学ぶ、救助を学ぶ、震度7体験、備えを学ぶ、救護を学ぶ、キッズしょうぼうパークを体験することができます。

関西の3つの防災学習施設紹介まとめ

防災学習施設にて街の瓦礫の様子の画像
画像引用 :YouTube screenshot

日本では、2011年に東日本大震災、2016年に熊本地震が発生し、被災地では現在も復興に向けて歩んでいます。
動画でもご覧になれるように、大震災を風化させることなく、今後の震災に備えて学習できる防災学習施設は、近年はよりリアルに疑似体験できるようになってきています。

いざとなると、どう動いたら良いのかわからずパニックになってしまうことも考えられます。
こういった防災学習施設で疑似体験しておけば、落ち着いて行動できる可能性が高くなりますので、ぜひ施設を訪れてどのように行動するかを確かめ、日頃から危険性の共有と準備について考えることをおすすめします。

◆人と防災未来センター 施設概要紹介◆
【住所】〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5-2
【交通アクセス】阪神電鉄「岩屋」駅、「春日野道」駅から徒歩約10分
【入館料金】大人600円、大学生450円、高校生以下無料(※2020年1月時点)
【営業時間】9:30~17:30
【休館日】毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌平日)
【駐車場】あり。1時間まで250円
【電話番号】078-262-5050

◆京都市市民防災センター 施設概要紹介◆
【住所】〒601-8445 京都府京都市南区西九条菅田町7
【交通アクセス】近鉄「十条駅」下車徒歩約8分
【入館料金】無料
【営業時間】9:00~17:00
【休館日】毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌平日)
【駐車場】あり。
【電話番号】075-662-1849

◆阿倍野防災センター・あべのタスカル 施設概要紹介◆
【住所】〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋3丁目13-23
【交通アクセス】オオサカメトロ谷町線阿倍野駅より徒歩約3分
【入館料金】無料
【営業時間】10:00~18:00
【休館日】水曜日・毎月最終木曜日
【駐車場】あり。18台無料
【電話番号】06-6643-1031

【公式ホームページ】人と防災未来センター
http://www.dri.ne.jp/

【公式ホームページ】京都市市民防災センター
http://kyotobousai-c.com/

【公式ホームページ】大阪市立阿倍野防災センター:ホーム
http://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp/tasukaru/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
ひろ(HIRO)
お出かけ先で、おいしいものを食べるのが好きなライターです
震災の怖さをリアルな体験から学べる。瓦礫の街や津波の疑似体験で、いつ起こるかわからない震災への心構えができる関西地方の防災学習施設を紹介!
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