千葉県館山市伊戸でのダイビング動画紹介
今回は『munecyan』さん撮影の千葉県館山市伊戸でのダイビングの様子が観られる『館山 伊戸ダイビング』という動画を紹介します。ダイビングに興味はあるけど経験はないという方も、動画で美しい伊戸の海の世界をのぞいてみませんか?
千葉県館山市伊戸は人気のダイビングスポット!?
関東エリア最南端のダイビングスポットとして知られている千葉県館山市伊戸。世界中から房総半島のダイビングスポットを目がけてダイバーが集まります。
実は伊戸は、シャークダイビングスポットとしても知られています。すぐそばで群れのサメを見ることができます。さらに、伊戸はサメだけではなく、マンボウやウミウシなど、さまざまな海の生き物を近くで見ることができる魅力的なダイビングスポットでもあるのです。
館山・伊戸の海で見られる生物は?
写真:ドチザメと赤エイ
ダイビングの最大の魅力は、海の生物が海中で泳いでいる姿を間近で見られること。先述のように館山・伊戸ではさまざまな種類の生物とともに、美しい珊瑚礁を見ることができます。ダイビングを通して伊戸の海の世界が堪能できますよ。
【動画】4:55~ 珊瑚礁
【館山・伊戸の海の生物】
伊戸の海で出会える可能性がある生物を紹介しましょう。
・ヒゲダイ
・クエ
・ドチザメ
・サラサウミウシ
・アカエイ
・アオウミウシ
・テングダイ
・コブダイ
・シロウミウシ
・マンボウ
伊戸で圧巻のシャークスクランブルが見られる!?
写真:ドチザメの群れ
館山・伊戸エリアではシャークスクランブルが注目を集めています。シャークスクランブルとは、海の中で100匹を超えるサメが渦を巻くように泳ぐ姿のこと。海底でサメが渦を巻くことからシャークトルネードともいわれています。
実は伊戸では、もともとサメが多く生息しており、シャークシティと呼ばれていました。しかし、その背景には大量のサメによる重大な被害があったのです。漁でとらえた魚をサメが食べてしまい、十分な捕獲量を確保できなかった問題。
地元の漁業組合はなんとかこの問題を解決したいと思い、伊戸でダイビングサービスを提供している塩田さんという方に相談したのです。その結果、2009年からサメの誘導作戦が開始され、サメを捕獲した魚から見事遠ざけることに成功。
このような経緯があり、今では館山・伊戸の沖前根は、サメと一緒に泳げるスポットとして、世界中から注目されています。
冬季限定の水中バードウォッチングの魅力!
写真:ウミウ
館山・伊戸では冬季限定で水中バードウォッチングを楽しめます。水中で見られるのは「ウミウ」という鳥。日本や韓国など東アジアに生息する鳥で、その体は84~92cmほどの大きさ、全体的に緑がかった黒色で、クチバシは黄色。もともと館山・伊戸エリアに生息するウミウのほか、他のエリアから越冬のために伊戸にくるウミウも。
ウミウは、冬になると水温が低下し、浅瀬で魚を捕まえることができないため、魚を捕獲するために水中に潜ります。そのウミウが、水中で魚を捕らえる様子をダイビングの際に見ることができるのです。冬季限定でウミウの水中バードウォッチングが体験できるのも館山・伊戸ダイビングの魅力。
館山・伊戸のダイビングのベストシーズンは?
写真:ダイビング
館山・伊戸エリアでは一年を通してダイビングができます。8月後半から9月前半の期間であれば、水温が温かいため、ウェットスーツでダイビングも可能。
サメの群れは、一年を通して見ることができますが、特定の時期にのみ見られる生物やシーンも。
・1月~3月:水中バードウォッチング
透明度が高く、ウミウは水面から20mまで潜ってくるようです。
・6月~8月:クエの求愛シーンが間近で見ることができます。
・秋~冬にかけて:小魚に大物の魚がアタックする迫力のシーンが見られます。
交通アクセス、周辺情報
東京都内からバスで2時間程度なので、日帰りでダイビングを楽しめます。周辺には食堂などの飲食店もあり、中でも「漁港食堂だいぼ」さんは、おいしい海の幸や浜焼きなどを堪能できると人気。
館山・伊戸エリアには、漁港や食堂、民宿やホテル、中には海を眺めながら入れる露天風呂がある宿などもあるので、ダイビングだけでなく観光や釣りなども楽しめるスポットとして人気です。
館山・伊戸でのダイビングまとめ
館山・伊戸エリアは、初心者から経験者まで楽しめ、世界中から注目を集めるダイビングスポット。中でもシャークダイビングは、迫力満点!動画でも至近距離まで近づくサメがご覧いただけます。
都内から2時間程度なので日帰りでいけるのも嬉しいポイント。なかなか見られない群れのサメやウミウが捕獲する様子を海の中で見られる、館山・伊戸ダイビングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
【トリップアドバイザー】千葉県館山市
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