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東京都・三宅島の自然に癒される旅へ|大久保浜とは

東京都心からわずか数時間で行ける南の楽園、三宅島(みやけじま)。伊豆諸島のひとつであり、活火山の島として知られるこの島には、手つかずの自然と豊かな海が広がっています。島の北部に位置する大久保浜(おおくぼはま)は、三宅島を代表するダイビングスポットのひとつ。透明度の高い海と多様な海洋生物が訪れるダイバーたちを魅了しています。

東京都の離島・三宅島の画像
写真:東京都の離島・三宅島

三宅島は過去に複数回の火山噴火を経験しており、特に2000年の噴火は島民全員の避難を伴う大きな災害となりました。しかしその後、島は復興と共に自然との共生を目指した観光地へと進化。現在では、ダイビングや野鳥観察、温泉などを楽しみに、多くの観光客が訪れるようになりました。

大久保浜は、ビーチエントリーが可能なため、ダイビング初心者にも人気があります。岩場と砂地が入り交じる海底には、ウミウシやカニ、小さな魚など多様な海洋生物が潜んでおり、海中での宝探しのような感覚が味わえます。

透明度抜群の海に感動!ダイビング動画の見どころ

YouTubeに公開された動画「2020/06/11 三宅島ダイビング 大久保浜」では、実際の大久保浜でのダイビングの様子が収められています。

東京都三宅島の海中の画像
写真:東京都三宅島の海中

(00:00) ダイバーが大久保浜の海にゆっくりと入っていくシーンから始まります。穏やかな波に包まれながら、透明な水中世界へと入っていく様子は、まさに自然と一体になる瞬間。

(00:18) 白い砂利とゴツゴツした岩が点在する海底が現れます。視界は驚くほどクリアで、岩の影や砂地に隠れた小さな海洋生物が観察できます。

(01:42) ウミウシがゆっくりと海底を移動する姿は、ダイバーに人気の観察ポイント。カラフルで独特な姿は水中写真の被写体としても魅力です。

(02:15) 砂利に覆われた海底からは、小さなカニがひょっこりと顔を出します。岩陰から顔を出す生物との出会いは、まるで海の中でかくれんぼをしているかのような感覚です。

(02:22) ダイバーが水面に浮上し、ビーチへと戻るシーンで動画は締めくくられます。静かな海と自然の音に包まれてのダイビング体験は、心癒されるひとときです。

初心者にも優しいビーチエントリー、そして穏やかな潮流。機材があれば水中カメラを持ち込んで、自分だけの海中映像を記録するのもおすすめです。

三宅島観光の楽しみ方|ダイビング以外の魅力も

三宅島には、ダイビング以外にも多くの魅力があります。特に注目したいのが、アカコッコ館。ここでは三宅島固有種の野鳥「アカコッコ」の観察ができ、バードウォッチング愛好家に人気です。島全体が野鳥の楽園とも言える場所であり、自然保護と共存した観光が実現しています。

東京都三宅島の野鳥「アカコッコ」の画像
写真:東京都三宅島の野鳥「アカコッコ」

また、火山体験遊歩道では、過去の噴火による溶岩流の跡を辿りながら火山の歴史を感じることができます。展望台からの絶景も見逃せません。天気が良ければ、伊豆大島や新島まで見渡すことができます。

ダイビング後には、三宅島温泉ふるさとの湯で疲れを癒やすのもおすすめ。太平洋を望む露天風呂からの景色は格別で、地元食材を使ったグルメも旅行の楽しみをさらに広げてくれます。

SNS映えを意識するなら、海沿いの奇岩「メガネ岩」や「サタドー岬」も要チェック。日の出や夕暮れ時の撮影スポットとして人気です。大久保浜周辺にも、フォトジェニックな海岸線が点在しています。

東京都三宅島・メガネ岩の画像
写真:東京都三宅島・メガネ岩

旅行会社のダイビングツアーを利用すれば、交通・宿泊・ダイビングがセットになったお得なプランもあります。「三宅島 ダイビングツアー」とインターネット検索することで、季節ごとのパッケージを見つけやすくなります。

三宅島・大久保浜の魅力まとめとアクセス情報

三宅島の自然と海を存分に楽しめる大久保浜のダイビング体験は、動画を通じてその魅力をリアルに感じることができます。透明度の高い水中で出会う生き物たちとの触れ合いや、小さな発見に満ちた体験は、観光目的でもアクティビティ目的でも大きな満足感を与えてくれるでしょう。

特に初心者の方にとって、ビーチから気軽に入れる大久保浜は、安心して楽しめるダイビングポイント。周辺には温泉や観光施設も充実しており、島全体が一つの観光テーマパークのような存在です。

【アクセス情報】
東京から三宅島へ:
 └ 東京都港区・竹芝桟橋より夜行フェリー(東海汽船)で約6時間半
 └ 調布飛行場から三宅島空港まで飛行機で約45分

三宅島内の移動:
 └ 島内は路線バスやレンタカー利用が便利
 └ 大久保浜へは三宅島空港・港から車で約10分程度

【公式情報・参考リンク】
三宅島観光協会公式サイト
東海汽船(三宅島行きフェリー情報)

この記事を書いた人
最終更新日 : 2025年6月5日
日本
有田 和義(Kazuyoshi Arita)
エンタメ大好きなアラフォーライターです

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