JAFで活躍するレッカー車・積載車を紹介
今回ご紹介する動画は、CSこども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」で放送中のオリジナル番組『ゴーゴー!のりものタウン』より、レッカー車・積載車を紹介した「【のりもの図鑑】レッカー車・積載車(JAFの車)」です。
JAFのレッカー車は、故障して動けなくなった車を修理したり、移動させる役割をもった車です。
様々な種類があり、多くの車をレスキューしています。
トミカなどのおもちゃで子ども達にも人気のある特殊用途自動車のレッカー車には、レッカー装置というものが搭載されており、JAFのレッカー車の仕事である故障して動けなくなった車を修理・移動するために使用する装置です。
動画で紹介されているJAFとは
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は自動車に関するさまざまな業務を取り扱い、ドライバーの権益を保つための組織です。
主な事業は一般車の故障救護(ロードサービス)、さまざまなモータースポーツイベントを行っています。
会員制度を取っていて、個人会員は年会費4,000円を事前に登録していなければならず、非会員がロードサービスを依頼した場合は、入会金、年会費以外に一般料金がかかります。
会員の場合はロードサービスが無料で利用できますが、燃料代やバッテリー代などの料金は別途かかります。
レッカー車が行う故障車救護
動画の1:52からご覧になれるようにJAFにはコールセンターが設置されており、故障や修理などで困ったお客様からの依頼があった場合に、このコールセンターで出動要請を請け負います。
出動要請があると、すぐにレッカー車が現場に急行します。
エンジンが動かなくなった自動車のもとにつくと、お客様からヒアリングを行い、レッカー装置を起動します。
動画の3:14からご覧になれるようにレッカーブームというクレーンを使いアンダーリフトまでくぐらせ車を持ち上げます。
20分ほどで吊り上げの準備ができます。
その後ピポットアームに前輪をのせて抱え込むように固定します。
後輪とハンドルを固定したら、牽引をします。
総重量が「750kg以上」の大型の車の牽引には牽引免許が必要になる上、作業は危険が伴うので専門家に任せるのがいいでしょう。
レッカー車の種類
JAFのレッカー車の種類には通常のタイプ以外に5つあります。
動画の4:59からご覧になれる積載車は、後ろの台に大きな車を乗せるもので、レッカー車では移動できないものを積載します。
動画の6:03からのオートバイを積載するためのレッカー車は多目的車といわれています。
他にも狭い道でも入れる軽自動車や、道路が混んでいても駆けつけられる二輪車や山の中でも使用できる四輪駆動車というタイプもあります。
レッカー車とキャリアカーとの違い
写真:キャリアカー
レッカー車と積載車と呼ばれるキャリアカーとの違いは、車を牽引するか積載するかの違いです。
キャリアカーはまるごと車を乗せるため、移動中にパーツの破損などの心配がなく、複数台の車を乗せることもできます。
キャリアカーは主に新車や引っ越しに伴う移動に利用されます。
JAFで活躍するレッカー車・積載車紹介まとめ
身近なようで実は知らないレッカー車とJAFの紹介をしました。
車を利用する方はいざという時のためにJAFのサービスとレッカー車について調べておくと良いでしょう。
【公式ホームページ】レッカータイプ(ロードサービスカー紹介) | JAF
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/jaf-cars/wrecker
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