世界ラリー選手権「WRC」に挑戦するラリードライバー勝田貴元の紹介動画について
こちらの動画は「TOYOTA GAZOO Racing」が制作した『Challenge Program 2016 勝田貴元篇』です。
ラリードライバーの勝田貴元さんが、2016年に「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」でチャレンジドライバーとして武者修行する様子を紹介しています。
「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」は、トヨタの若手ラリードライバー育成プログラムで、2015年に開始され、オーディションで選ばれた勝田貴元さんと新井大輝さんがトレーニングを行いました。
勝田貴元さんは2016年にはラリー選手権に参戦して実践により大きな成長を目指しました。
こちらの記事では、動画に沿って勝田貴元さんの経歴などをご紹介します。
まずは、最高時速200キロ以上というスピードで高低差やカーブが多いコースを走り抜ける迫力のラリーレースの映像をご覧ください。
世界ラリー選手権「WRC」で世界一を目指す勝田貴元とは
勝田貴元さんは、1993年3月17日生まれの愛知県出身のラリードライバーです。
小学校6年生からレーシングカートレースを始め、レース戦績は数々の優勝を飾り大活躍しました。
TDPドライバーとして全日本F3選手権や全日本ラリー選手権(JRC)のクラス優勝の経験もあります。
父親は全日本ラリー選手権(JRC)の王者、勝田範彦さんで、祖父もラリーの元レーシングドライバーです。
16歳になった2009年にフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)に通い、2015年にラリーに転向しました。
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムによる欧州でのトレーニングと各国の選手権に参戦し、2016年に世界ラリー選手権にWRC2クラスで初参戦しました。
こちらの動画はそのときの様子を伝えています。
プライベートでは2017年に結婚し、勝田貴元さん自身はインスタグラムで近況などの情報を発信しています。
勝田貴元さんの欧州でのトレーニングとフィンランドラリー選手権最終戦の結果について
動画では、冒頭の0:15からのインタビューで「世界で通用するドライバーになりたい」と語りますが、レーシングカーからラリードライバーへの転向に苦悩する勝田貴元さんが映されています。
動画の0:44からご覧になれるように、ラリーレースは、コースをナビゲートする助手席に座るコ・ドライバーとのコミュニケーションが重要になります。
コ・ドライバーは、運転手に運転指示を行うナビゲーターという重要なポジションです。
ここでまず直面するのが言葉の壁。
わずかな判断ミスがクラッシュに結びつきます。
動画の1:25では痛恨の横転の様子がご覧になることができます。
動画の1:37よりご覧になれるように勝田貴元さんは、言葉の壁を乗り越えるために自室でコ・ドライバーが過去にナビゲートした映像と音声をチェックするトレーニングを行い、2016年9月のフィンランドラリー選手権最終戦に挑みました。
その様子は2:06から紹介されます。
この大会では総合11位という結果を残しました。
世界一のドライバーを目指すと熱く語る勝田貴元さんをぜひ動画でご覧ください。
ラリードライバー勝田貴元さん紹介まとめ
ラリードライバー勝田貴元さんは、2020年も継続して「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム」に選出されて、WRCに挑戦を続けています。
勝田貴元さんの今後に、期待が集まっています。
こちら記事を読んで、ラリードライバー勝田貴元さんに興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください!
【公式ホームページ】WRCチャレンジプログラム | TOYOTA GAZOO Racing
https://toyotagazooracing.com/jp/challengeprogram_rally/
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