超スマート社会「Society5.0」の紹介動画をチェックしよう
jstsciencechannelが制作したこちらの「超スマート社会 未来を開くSociety 5.0」は、「Society5.0(ソサエティー5.0)」に関する動画です。
Society5.0とは、文部科学省や経団連が推奨する、科学技術基本計画による超スマート社会のこと。
国はこれまでの狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、科学技術イノベーションが先導する超スマート社会の実現のための取り組みを始めると定めています。
超スマート社会「Society5.0」の取り組み1:スマート工場
産業や生活などのあらゆる場面で活用される、モノとモノのインターネット接続をIoTと呼びます。
現実世界とサイバー空間とが通信によって一体化することにより、新しい価値が次々に生み出されることが期待されます。
たとえば工業分野では、ドイツで推奨されている第4次産業革命のように、生産ラインに張り巡らされた人工知能センサーやビッグデータをネットワーク化する、スマート生産システム(スマート工場)が注目されています。
こちらは動画の0:30よりご覧になれます。
超スマート社会「Society5.0」の取り組み2:超小型モビリティ
高度道路交通システムもSociety5.0の取り組みの1つ。
奈良県明日香村では観光客向けに「超小型モビリティ」レンタルサービス「MICHIMO」の実証実験を実施しています。
電気自動車に搭載したタブレット端末で石舞台古墳の遺跡の解説をチェックしている様子は動画でご覧になれます。
また、電気自動車の管理は「充電・認証システム」によって簡単に行なえます。
また、バスやトラックの自動運転に関する隊列走行実験も進められています。
道路輸送の効率を向上させるとともに、交通事故も減らそうというものです。
こちらは動画の1:18よりご覧になれます。
超スマート社会「Society5.0」の取り組み3:地域包括ケアシステム
超スマート社会「Society5.0」は、医療や健康管理にも役立ちます。
椅子を活用したカフレス血圧計測や、パジャマやベッドカバーに縫い込んだ電極装置で就寝中に心電計測ができるシステムなど、医療で活用できる画期的なシステムが次々開発されているのです。
離れた場所にいる医師にリアルタイムでデータが送ることが可能で、今までは患者が病院に訪れて受診する必要があったものが、ネットワーク越しに見守られることが可能です。
こちらは動画の2:49よりご覧になれます。
超スマート社会「Society5.0」の動画まとめ
動画で紹介されている以外にも、Society5.0は人工データやビッグデータはエネルギー分野や防災分野、教育や企業の現場でも活用が期待されます。
内閣府や経団連が提唱する超スマート社会「Society5.0」の取り組みでは、今後も次々と新しい技術が開発されていくはず。
新時代にどのような技術が誕生するのか、とても楽しみですね。
【公式ホームページ】Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html
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