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日本の軽トラがアメリカでブームに!?人気の背景にある25年ルールとは
今、日本の軽トラック(軽トラ)がアメリカでじわじわと存在感を増しています
フルサイズピックアップが当たり前のアメリカで、幅1.5mほどの小さなトラックが並ぶ光景は、一度見ると忘れられません。
今回の記事では、動画「【日本の評判】アメリカで日本の軽トラ人気の様子 rev」をもとに、
● 日本で軽自動車・軽トラがどんなふうに使われてきたのか
● なぜ、いまアメリカで“日本の軽トラ”が人気なのか
● 海外で特に人気と言われるスズキ・キャリイ、ダイハツ・ハイゼット、ホンダ・アクティの魅力
を、軽トラ好き目線でじっくりお届けします。
日本の軽トラは、どんな日常を走ってきたのか
軽トラは、日本の「現場の空気」をそのまま背負って走るクルマです。
田んぼのあぜ道では、収穫した野菜をコンテナごと荷台に載せてとことこ走り、林業の現場では切り出した丸太を積んで山道を登る。
青森県のように農業や林業が盛んな地方では、軽トラは特別な存在ではなく、「家の前にいて当たり前」の生活道具に近い存在です。
狭い農道や曲がりくねった山道にそのまま入っていけるコンパクトさ、三方開きの荷台で重い荷物も横から楽に積み下ろしできる実用性、燃費がよく維持費も抑えられる経済性──理由を挙げればキリがありませんが、結局のところ一言で言えば「便利だから、ずっと使われている」ということになります。
面白いのは、その軽トラが日本では“働く道具”として見られている一方で、アメリカに渡ると“欲しくて選ぶクルマ”として扱われ始めていることです。
なぜアメリカで、日本の軽トラが人気なのか
アメリカの道路事情を思い浮かべると、真っ先に浮かぶのは巨大なピックアップトラックかもしれません。
ハイウェイを走るフルサイズピックアップたちは迫力満点で、「これぞアメリカ」という感じがあります。
そこにとつぜん、日本からやってきた軽トラが並びます。
全長も幅も大きなピックアップの半分ほどしかない、小さな箱のようなクルマ。
ところが、実際に農場や私有地、古い街並みの細い路地で使ってみると、「このサイズ感、ちょうどいい」という声が出てくるのです。
日本の軽トラは、もともと狭い道路や限られたスペースで使われる前提で作られています。
そのため、アメリカの広い土地の中でも、敷地の奥まった場所まで入りやすかったり、古い町の裏路地をストレスなく走れたりと、「大きいトラックではやりづらかった仕事」を軽々とこなしてしまいます。
加えて、アメリカにはいわゆる「25年ルール」と呼ばれる仕組みがあります。
製造から一定年数が経過したクルマは規制が緩くなり、クラシックカーとして輸入・登録しやすくなるため、90年代〜2000年代初頭の軽トラが、今まさにアメリカへと渡り始めているのです。
日本では「そろそろ次のクルマに替えようか」と手放された軽トラが、アメリカでは「合法で乗れる、ちょっとレアな日本車」として迎えられる。ここに、静かなブームの根っこがあります。
小回りが利き、荷台もきちんと使えて、燃費も良い。
価格も、2台目の作業車・遊び車として手が届くレンジに収まることが多い。
そうして、「もう1台持つなら、次は軽トラにしよう」という人たちを確実に増やしています。
海外で人気の軽トラトップ3
スズキ・キャリイ、ダイハツ・ハイゼット、ホンダ・アクティ
ここからは、海外、とくにアメリカで人気だと言われる軽トラのトップ3を、1台ずつ見ていきます。
どれも動画の雰囲気と重ねながら想像すると、ニヤッとしてしまうクルマばかりです。
スズキ・キャリイ:壊れにくさで選ばれる「現場の定番」
【動画】2:05で紹介されているスズキ・キャリイが評価される一番の理由は、やはり「耐久性」と「安心感」です。
仕事で使うクルマにとって、壊れにくいことは何よりも大切。
キャリイは、農道・山道・工事現場といった過酷な環境で、長年黙々と働き続けてきた実績があります。
設計自体は伝統的でシンプルなため、整備性が高く、部品の入手もしやすい。
古い年式でも、適切なメンテナンスがされていれば驚くほど元気に走り続けます。
さらに、年式によってはデュアルエアバッグやABSといった安全装備を備えた個体もあり、「小さいから不安」というイメージを抑えてくれるのもポイントです。
そうした背景から、アメリカの軽トラ輸入ショップでも、キャリイは在庫に並ぶ台数が多く、「まずは1台目」として選ばれやすい存在になっています。
ダイハツ・ハイゼット:乗りやすさとバランスで選ばれる万能型
次に紹介したいのが、【動画】4:05で紹介されているダイハツ・ハイゼット。
日本国内で長年トップセラーに君臨してきた軽トラで、その実績自体が“信頼の証”のようなものです。
ハイゼットの魅力は、全体のバランスの良さにあります。
キャビンは軽トラの中では比較的広めに感じられ、乗り降りがしやすい。
運転席に座ると視界が広く、「現場の道具」でありながら乗用車に近い感覚で運転できます。
走りの面でも、パワフルすぎず、非力すぎず、ちょうどよい。
舗装路から未舗装路まで、どんな道でも無理なくこなせる万能型です。
そのためアメリカでは、「初めて軽トラに乗るならハイゼット」という選び方をする人も少なくありません。
キャリイが“頑丈な作業道具”のイメージなら、ハイゼットは“毎日乗っても疲れない、優等生タイプの軽トラ”といったところでしょうか。
ホンダ・アクティ:MRレイアウトが光る“走って楽しい”軽トラ
3台目は、ホンダ・アクティ。
アクティは、軽トラの中でも少しマニアックな存在です。
特徴的なのは、独自のミッドシップ・リアドライブ(MR)レイアウトを採用した世代があること。
エンジンがキャビンのすぐ後ろ、荷台の前あたりに搭載されているため、前後の重量バランスが良く、ステアリングを切ったときの動きが自然で軽快です。
「荷物を運ぶ道具」でありながら、「走らせるとちょっと楽しい」。
そんな、欲ばりな性格を持っています。
都市部の狭い路地をするすると抜けていくときも、悪路の現場に顔を出すときも、アクティはどこか機嫌よく走る。
農場での作業と、週末のちょっとしたドライブを1台でこなしたい人には、ぴったりの相棒になれる軽トラです。
動画に映る軽トラたちが教えてくれること
動画「【日本の評判】アメリカで日本の軽トラ人気の様子 rev」では、軽トラ専門店の店内に日本からやって来た車たちがずらりと並んでいます。
そこにいるのは、キャリイやハイゼット、アクティといった“定番組”だけではありません。
【動画】2:20で紹介されている、フルフラットシートや吊り革といったギミックが紹介されるパジェロミニVR−2は、軽トラというより「小さな冒険道具」のような雰囲気があります。
シートを倒せば車中泊もできそうなスペースが生まれ、天井からは荷物を掛けられる吊り革が下がる。
日本では「ちょっとした遊びに便利な軽」として知られているモデルですが、アメリカの視点から見れば、「こんなに小さいのに、ここまで考えてあるのか」という驚きの連続でしょう。
【動画】4:27で紹介されている、スバル・サンバーのダンプ仕様は、小さなボディに本格的なダンプ機能を詰め込んだ一台です。
荷台が後ろにガバッと持ち上がる姿は、軽トラ好きなら何度見てもワクワクします。
砂利や土、薪を積み込んで、一気に下ろす様子を想像すると、そのままアメリカの農場や建設現場で活躍している姿が浮かんできます。
【動画】4:32で紹介されている、三菱・ミニキャブは派手な自己主張はしませんが、「使える」という意味では非常に頼れる存在です。
シンプルで素直なつくりで、日々の作業に黙って付き合ってくれるような雰囲気があります。
「カスタムして見せびらかす」よりも、「現場で使い倒す」タイプのオーナーに好まれる1台と言えるでしょう。
そして、ホンダ・ストリートのような軽バンも、アメリカではじわじわ人気を伸ばしています。
軽トラの荷台がそのまま箱になったような大きな荷室は、荷物の配送にも、簡易キャンピングにも、アイデア次第で使い方が広がります。
こうして1台ずつ見ていくと、「軽トラ」とひと言でまとめるにはもったいないほど、車種ごとにキャラクターが違うことが伝わってくるはずです。
日本で働いていた軽トラが、アメリカで“第2の人生”を走る
日本の地方で働いていた軽トラが、一度役目を終え、輸出業者の手によって整備され、コンテナに載せられて海を渡る。
青森県のりんご畑を何シーズンも走り回っていた1台が、数年後にはアメリカの農場で干し草を運んでいる。そんな光景は、決して珍しい話ではなくなりつつあります。
日本では「古い軽トラ」として扱われていたクルマが、
アメリカでは「珍しくて便利な日本のトラック」として大事にされる。
同じ軽トラでも、見る人や使う場所が変わるだけで、価値が大きく変わってくる。
それは、クルマが単なる移動手段ではなく、「その土地の暮らしを映す道具」だからかもしれません。
軽トラが気になってきた人へ
ここまで読んで、「自分だったらどの軽トラを選ぶかな」と想像していたら、もう軽トラの世界に片足を突っ込んでいます。
タフさで選ぶなら、スズキ・キャリイ。
毎日使いやすいバランスで選ぶなら、ダイハツ・ハイゼット。
走らせて楽しい相棒として選ぶなら、ホンダ・アクティ。
そこに、サンバーダンプのような“変化球”や、ホンダ・ストリートのような軽バンをどう組み合わせるか。
それを考える時間こそが、軽トラの楽しさの一部なのかもしれません。
日本にいても、アメリカにいても、まずは動画「【日本の評判】アメリカで日本の軽トラ人気の様子 rev」を見ながら、「自分ならこの1台をどう使うか」をイメージしてみてください。
日本の現場から生まれた軽トラが、海を越えて、あなたの“相棒候補”になるかもしれません。
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