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日本産和牛の輸出に関する動画をご紹介!

こちらの動画は、JETROが制作した「牛肉大国オーストラリアへ日本の和牛を売り込め!」です。

近年、日本産和牛の輸入がEU諸国やアジアなどで次々と解禁され、2018年にはオーストラリアへの日本産和牛の輸出も可能となりました。
とはいえ、オーストラリアは「オージー・ビーフ」と呼ばれる牛肉の一大生産・輸出国。
はたして、日本産和牛の輸出ニーズはあるのでしょうか?

動画で紹介されている日本産和牛・国産牛とはどういった品種?

和牛の種類の画像
画像引用 :YouTube screenshot

和牛といえば飛騨牛や鹿児島和牛、近江牛といった日本在来種が思い浮かびますよね。
日本の和牛4種とは、黒毛和種褐毛和種日本短角種無角和種と定められています。
この日本政府の規定とは別に、オーストラリアでは和牛の血統50%以上で和牛を名乗れるという自主規定を設けています。

現に、動画の9:20より紹介されているオーストラリアの和牛牧場の代表デビッドブラックモアは、和牛胚をアメリカから取り寄せてほかの種と交配させ、オーストラリア産の和牛を育てているのだそうです。

動画で紹介されている、日本食の商談会とはどんなもの?

シドニー日本産農水産物・食品輸出商談会でのショーケースの画像
画像引用 :YouTube screenshot

日本産和牛の輸入解禁後、オーストラリアのシドニーで開催された「シドニー日本産農水産物・食品輸出商談会」。
大沢エンタープライズ、霧島ランチなど、日本各地のブランド牛を扱う企業・団体、出品者やバイヤーが多く参加しました。

日本産和牛の輸出は、オーストラリアの日本食レストランの1つの武器になると考えられます。
動画の2:08で紹介されているオーストラリアの地元スーパー「東京マート」では、日本産和牛の価格はオーストラリア産の3~5倍ですが売れ行きは好調です。

日本産和牛の輸出量を増加させるカギとは?

すき焼きの画像
写真:すき焼き

オーストラリアに日本産和牛を多く輸出するカギは「和食」にあります。
動画でも1:29より日本料理レストランの「鱒屋」が紹介されています。

高品質の日本産和牛を、ステーキといったグルメだけでなく、すき焼きやしゃぶしゃぶといった日本発祥の料理方法でも提供できることが、日本の和牛メーカーの強みです。
日本独特の食文化や品質管理・加工食品製造技術も、海外からの注目を集めています。

日本産牛肉の輸出に関する動画まとめ

動画で紹介されているように、豪州は世界有数の牛肉輸出国です。
しかし、近年では日本産生鮮牛肉の柔らかな肉質や味わいも評価され「WAGYU」「KUROGE」などと呼ばれ愛されています。

日本産和牛の輸入解禁後、その流通は世界に広がり、和牛の美味しさは海外の美食家を中心に注目を浴びています。
今後の動向が気になりますね。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

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絶品の日本産和牛は海外でも大人気!牛肉大国オーストラリアで日本産和牛が評価されつつある現在、いかにして日本の和牛売り込んでいるのか?
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