日本の近代林業は重機械を使って木を伐採
この動画は「takao kuboki」が制作した、「重機の強力なパワーで伐採」です。
近年人出不足が深刻と言われているのが林業を始めとする第一次産業分野です。
特に林業は高齢化が進み後継者が足りないという問題に直面しています。
日本の里山は人の手で余計な樹木を伐採しなければ健康な森に育てることができません。
そこで登場したのが木々を伐採するための重機です。
動画でご覧になれるワイルドに木を鷲掴みにし、豪快にへし折って倒してしまうそのパワーは圧巻!
日本の技術が結集した重機機器の迫力ある伐採場面をご堪能ください。
見所多数!日本の重機のパワーと性能!
この動画の最大の見所は0:54、01:28頃です。
重機のアーム先端を器用に操り、1本の木を鷲掴みにしてメリメリという音とともにおり倒してしまうシーン。
その間わずか20秒ほど。
あっという間に雪けむりを上げながら一本の木が折り倒されていきます。
日本の里山はこのようにして人の手を入れ、間伐をしないと日光が地面に届かず、不健康な山になってしまいます。
日本は国土の7割を森林地帯に覆われているので、林業はとても重要な産業。
重機オペレーターの職人技は今後ますます需要が増えていくことでしょう。
日本の重機オペレーターの凄技
写真:重機
重機(重機機器)とは土木工事や建築現場で使われる専用車両のことです。
クレーン、ユンボ、フォークリフト、ショベルカー、ロードローラー、ブルドーザー、高所作業車、ユニック、掘削・削岩・ボーリング車、ホイールローダー、ダンプトラック、重機運搬車などがあります。
ざっと挙げただけでも種類が多いですね。
この動画の冒頭から雪の中で作業するのは「バゲット」と呼ばれるタイプのアームを搭載した重機です。
重機は中古車両でも値段が高く、中小零細事業者が所有するのは難しいのでレンタルやリースを利用するところが多いようです。
動画では森林に入っての伐採作業ですが、傾斜や足場の悪さなどがあるので小型のユンボやバゲッドが伐採作業では重宝します。
日本で重機の免許を取得するには?また伐採に適した車両は?
写真:伐採作業をする重機
日本で重機を操作するには特殊な資格が必要です。
重機は特殊な環境で使う専門性の高い車両なので、目的に応じた資格(免許)が必要です。
その一部をご紹介しましょう。
・整地・運搬・積込み・掘削用の車両系建設機械の運転
・基礎工事用の車両系建設機械の運転
・車両系建設機械(解体用)の運転
・ショベルローダー等の運転
です。
身近な重機としてお馴染みのユンボを操作するには「車両系建設機械運転技能講習」か「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」のどちらかの資格が必要になります。
日本の重機車両の神業動画についてのまとめ
日本の重機は世界の現場で活躍しています。
重機メーカーにはコマツ、川崎重工業、IHI建機など普通の自動車とは違うメーカーが多く、世界の一次産業分野で活躍しています。
今回の動画は積雪の里山で伐採を行う日本の重機を紹介した動画です。
足場の悪い現場でも豪快に木を倒す重機オペレーターの職人技と迫力のある伐採シーンをお楽しみください。
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