キャンプでの夜の楽しみ「焚き火」
キャンプの夜といえば、焚き火。しかし、キャンプブームである日本では、キャンプに興味を持ったばかりのキャンプ初心者が増え、中には火の起こし方がわからない人も。今回は、焚き火のやり方を詳しくご紹介します。
動画紹介
今回は『IYASHI NEKO』」さん公開の「【キャンプ初心者でも大丈夫】火起こしから後片付けまで”焚き火のやり方”詳しく教えます!」動画を紹介します。
この動画では、初心者でもアウトドアを楽しめるよう、キャンプ時の焚き火のやり方を簡単にわかりやすく説明してします。アウトドア・キャンプ初心者の人は必見の動画です。
アウトドアでの焚き火のやり方をマスターしよう
写真:焚火台
この動画は三編(準備編・実践編・注意点)に分けて焚き火について紹介しています。準備編はキャンプやアウトドアに必要な道具を紹介しています。実践編では火の起こし方を中心に解説、注意点では後片付けやキャンプで焚き火をする際の注意点などを紹介しています。
キャンプ・アウトドアで焚き火【準備編】
写真:薪の準備
準備編では必要な道具を紹介しています。
・焚き火台
・薪
・着火剤
・トング
・耐熱グローブ
・使い切りの多目的ライター(動画では「チャッカマン」使用)
・耐火シート
薪を使用する場合、油分の多いスギ・マツなどの針葉樹と火持ちが長い広葉樹のナラ・クヌギを使うことが多いのですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
■針葉樹(スギ・マツ)
メリット:火付きがいいので焚きつけに最適
デメリット:燃え尽きるのが早い
■広葉樹(ナラ・クヌギ)
メリット:火持ちがいいので、長く焚き火を楽しめる
デメリット:火付けが悪い
慣れてきたら、併用がおすすめですが、初心者さんは針葉樹の方が始めやすいかもしれません。また、薪はホームセンターなどで購入することができるのですが、太めの薪だと焚きつけに適さないことも。その場合は火入れ前に、手斧で薪割りをしましょう。
【動画】0:44~ 焚き火に必要な道具
キャンプ・アウトドアで焚き火【実践編】
実践編では実際に火をつけていきます。まずは焚き火台をセット。焚き火をする際は火を育てることが大切です。着火剤や松ぼっくりなどの自然の着火剤を一番下へ引きます。着火剤の上には、できるだけ小さな薪や小枝などを置きます。ここで大切なポイント!燃焼には酸素が必要です。なので酸素が行き来できるよう、重ね過ぎないようにして、空気の通り道を意識しながら重ねていきましょう。
【動画】2:42~ 火起こしの実践編
キャンプ・アウトドアで焚き火【注意点】
写真:キャンプで焚火
注意編では、キャンプ・アウトドア初心者ではわからないキャンプの常識などを紹介。
まず、火の粉によって、テントやタープなどが燃えないように、焚き火台を設置する場所は、テントやタープとの距離をとり、近すぎないか注意が必要です。また芝生のキャンプ場の場合、焚き火台の下に耐火シートを使いましょう。
キャンプ場によってルールが違うため、必ずキャンプ場のルールを事前に確認の上、始めます。焚き火の後に出た灰は、キャンプ場に灰捨て場がある場合は必ずそちらに捨て、ない場合はキャンプ場のルールに従って処理してください。
キャンプの終了時は完全消化となるので、帰る時間を考慮して焚き火をします。火を消すまでに1時間近くかかることも。余裕をもった時間配分をおすすめします。
焚き火の最中は、薪を一度に燃やし過ぎないこと。一度に入れすぎると火が大きくなりすぎて危険です。焚き火の時間があっという間に終わってしまうともったいないですよね。少しずつゆったり燃やしながら楽しみましょう。
【動画】4:52~ 注意点
まとめ
焚き火の火起こしや後片付けに手間取ると、せっかくのキャンプのお楽しみの時間が少なくなるかもしれません。まずは基本の焚き火のやり方をマスターしましょう。今回ご紹介した焚き火のやり方のほかにも、いろいろなスタイルがあるようです。まず火起こしをマスターし、自分なりのスタイルを見つけ、キャンプの夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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