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日本の文化が詰まった伝統工芸「近江上布」の動画について

「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「近江上布」Omi Jofu」では、日本の伝統工芸品である近江上布が職人の工房で、出来上がっていく工程を見ることができる動画です。
日本の職人によって丁寧に作られていく近江上布は、芸術品のように美しく見応えがあります。

こちら記事では、日本の文化が詰まった伝統工芸品である近江上布の魅力や作り方を動画に沿って解説します。

日本の文化が詰まった伝統工芸の近江上布とは?

日本の文化が詰まった伝統工芸品である近江上布は、夏の上質な着物地です。
日本を代表する麻織物の産地である滋賀県彦根市は、17世紀に発展しました。

近江上布には、生平(きびら)と絣織(かすりおり)の2種類があり、それぞれで布の材料が変わってきます。
生平は手うみの大麻糸を使い、絣は型紙捺染(かたがみなっせん)、櫛押捺染(くしおしなっせん)の絣糸を使って布を作っていきます。

近江上布は、高級扇子、シャツ、ワンピース、ハンカチ、反物、小物、雛人形、浴衣などに使われており、高級素材を使ったこれらの作品はとても魅力的。
日本の夏を快適に過ごせる素材なので、特に衣類がおすすめです。
購入する場合は、明治22年創業の「金剛苑」という販売店が品揃えが多く人気です。
通販でも購入できるので、公式ホームページをチェックしてください。

日本の伝統的工芸品である近江上布の魅力を知り、近江上布の商品を使ってみましょう!

日本の文化が詰まった伝統工芸「近江上布」の作り方

日本の文化が詰まった伝統工芸品である近江上布は、職人の技術、技法を凝らした作品で職人の手仕事によって出来上がります。
まずは、近江上布の原料となる苧麻(ちょま)から繊維の部分を丁寧に取っていきます。
苧麻を少し濡らすと柔らかくなり繊維が取りやすくなります。
苧麻の繊維を指で裂き、指で撚り(より)ながら繋ぎます。
糸になったら木織り機で布を作っていきます。

江上布伝統産業会館では、伝統工芸士の指導による織り機体験などを行っているので、気になる方はチェックしてください。

日本の文化が詰まった伝統工芸「近江上布」の記事のまとめ

「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「近江上布」Omi Jofu」では、日本の文化が詰まった伝統工芸品である近江上布の魅力を知ることができる動画です。

爽やかな着心地が特徴の日本伝統の近江上布。
日本の文化の歴史が詰まった近江上布の作品に触れ、その魅力を知りましょう。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味
日本の文化が詰まった滋賀県彦根市の伝統工芸「近江上布」。爽やかな着心地が特徴の着物は職人の手仕事による技術、技法で作られている。
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