日本で古くから愛される「錦鯉」の紹介動画をチェックしよう
こちらの「JVTチャンネル」が制作した「錦鯉 〜泳ぐ芸術〜」の動画には、華やかな錦鯉(ニシキゴイ)が優雅に池を泳ぐ様子が撮影されています。
錦鯉は、大正時代の博覧会に出品された鯉の絵型にもその記録が残る、歴史ある鑑賞魚です。
人の手により、改良のされた外来種です。
水槽や日本庭園の池で鑑賞魚として飼育される錦鯉は、その模様の美しさが特徴的で、大きさは30~60cmが一般的なサイズで、寿命も30年程度となっています。
今回は錦鯉の魅力について深く探っていきましょう。
動画では、普段なかなか見ることの出来ない、貴重な養殖場の様子や品評会の様子がご覧になれます。
是非、こちらの記事と共にお楽しみください。
動画で紹介されている錦鯉とは?
写真:錦鯉
錦鯉はもともと「色鯉」「花鯉」「模様鯉」と呼ばれていましたが、織物の錦のように豪華な雰囲気であることから錦鯉と呼ばれるようになりました。
錦というのは、動画の0:14からご覧になれる、さまざまな色の糸を使って織り上げた日本古来の絹織物のことをいいます。
錦鯉の起源は食用の鯉でしたが、あるとき美しい模様をもつ「変わり物」が生まれたといいます。
錦鯉には紅白のものや、紅白に黒が加わる三色のものなどがいます。
大正三色や昭和三色といった種類のほか、浅黄や秋翠、べっ甲や写りもの、五色や黄金、孔雀といった珍しい種類もあります。
動画で紹介されている錦鯉はどのように飼育される?
美しい錦鯉を飼育するためには、かなりの手間がかかります。
新潟県で錦鯉の養殖をしている大日養鯉場では、徹底した温度管理や水質管理、給餌管理をしています。
もちろん飼料にもこだわり抜いて、錦鯉を大切に育てています。
こちらは動画の1:13よりご覧になれます。
大量の稚魚も1:37よりご覧になれます。
大日養鯉場の間野弘さんは、「やはり温度管理や水質管理が一番大事で、筋肉の付いた身体が綺麗」だとインタビューで答えています。
動画の3:27からは、年に1度行なわれる全日本総合錦鯉品評会の様子が紹介されています。
大日養鯉場の鯉は、この品評会で見事優勝しました。
動画で紹介されている日本の錦鯉を手に入れる方法は?
錦鯉にはさまざまな種類があります。
日本には愛鯉家が多く、模様や色の美しい錦鯉はオークションで高い値段で販売されることもあるのだそう。
実際、通販サイトやヤフオクでは、品種改良の錦鯉が高額で販売されています。
日本の錦鯉は海外からも注文があるといい、その輸出額は年々高まっているのです。
人気の錦鯉は、日本の伝統工芸のモチーフにもなっています。
錦鯉がデザインされた箸置きや、お皿などを購入するのもおすすめですよ。
日本の錦鯉の紹介動画まとめ
写真:錦鯉
日本には、金魚やメダカなどさまざまな鑑賞魚がいますが、なかでも錦鯉は宝石のような美しさから多くの人に愛されています。
錦鯉は日本の新潟周辺で生まれました。
原産地の新潟にある「錦鯉の里」、また日本国内で有数の鯉の産地で有名な富山県福岡町の「福岡鯉の里公園」では、錦鯉の歴史や特徴について詳しく学べますよ。
庭園や大きな水槽を持っていて、錦鯉を飼育したいと考えている方は、まずはオークションサイトなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
動画では美しい模様の錦鯉がいくつもご覧になることができます。
錦鯉の美しさを動画でご堪能ください。
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