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蓑曳鶏(みのひきどり)の紹介動画を見てみよう!

こちらは愛知県の「豊橋ドットテレビ」が公開した、蓑曳鶏(みのひきどり)と呼ばれる観賞用ニワトリを紹介した動画「蓑曳鶏(みのひきどり 国指定天然記念物 )~絶滅危機の観賞用ニワトリ~」です。

動画で紹介されているように、蓑曳鶏(みのひきどり)は、体の真ん中から蓑毛と呼ばれる芸術的な羽毛が生えているのが特徴です。
蓑毛が地面を引くほど長いことが、蓑曳鶏(みのひきどり)という名前の由来です。
こちらの記事では動画に沿って、蓑曳鶏(みのひきどり)を詳しく紹介いたします。

動画で紹介されている蓑曳鶏とはどんなニワトリ?

天然記念物・蓑曳鶏(みのひきどり)の画像
画像引用 :YouTube screenshot

蓑曳鶏(みのひきどり)は、江戸時代中期頃に交配されたといわれる日本鶏(にほんけい)の品種です。
キジ科の中型鶏で、尾長鶏と中国の小国鶏、タイの軍鶏の交配種と考えられており、尾長鶏に似た体型をしています。
その体重は約2kgほどです。動画の1:35に紹介されているように、蓑曳鶏(みのひきどり)は春に卵を生みます。

蓑曳鶏(みのひきどり)の内種には赤笹、猩々、白藤、白色、五色などがあります。
蓑曳鶏(みのひきどり)は夏を過ぎると羽が抜けて生え変わるため、鑑賞時期は春から6月頃までです。
凛とした姿が美しい白色の蓑曳鶏(みのひきどり)は動画の2:24からご覧になれます。

動画で紹介されている蓑曳鶏(みのひきどり)は絶滅の危機にある?

天然記念物・蓑曳鶏(みのひきどり)の画像
画像引用 :YouTube screenshot

日本の指定在来種である蓑曳鶏(みのひきどり)は、昭和15年に国の天然記念物に指定されました。
昭和期には、愛知県三河地方や静岡県遠州地方に1,500羽以上生息していたと言われています。

しかし今では愛好家が減り、絶滅の危機を迎えています。
蓑曳鶏(みのひきどり)は個人での飼育が難しいですが、動物園などに行けばご覧になることができますよ。

蓑曳鶏(みのひきどり)の紹介動画まとめ

天然記念物・蓑曳鶏(みのひきどり)の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画で紹介されている貴重な蓑曳鶏(みのひきどり)の姿を実際に見たいという方もいると思います。
富山市ファミリーパークでは現在蓑曳鶏(みのひきどり)を飼育しているので、足を運んでみましょう。

日本にはほかに、チャボやシャモ、コーチンといった独特な鶏がたくさん生息しています。
日本の動物園を見学するときには、ぜひ多様な種類の鶏に注目してみてくださいね。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!
蓑曳鶏(みのひきどり)は美しさを追求した観賞用の鶏!凛とした姿が特徴的なニワトリは絶滅の危機にも。
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