創建・飛鳥時代!日本遺産にも選ばれた滋賀県大津市の西教寺の魅力を紹介!
こちらは日本文化を多くの人に広めるため、お寺や日本庭園、京都の観光地などを紹介しているYurara Sararaさんが公開した滋賀県大津市にある西教寺(さいきょうじ)をPRした動画「[4K] 日本庭園 西教寺 / 滋賀 Japanese Garden SAIKYO-JI / SHIGA」です。
滋賀県大津市にある西教寺は天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺といい、飛鳥時代に聖徳太子によって開基された滋賀県大津市にある寺院の一つ。
その歴史は古く、平安・鎌倉期には比叡山とゆかりがある寺院として草創されていたと言われています。
総欅造の本堂で使われている欅は紀州徳川家から寄進されたものであり、江戸時代初期の華やかな装飾が施されています。
この西教寺の本殿は重要文化財に指定されています。
西教寺の神々しい境内の魅力に迫る!
写真:滋賀県大津市・西教寺
西教寺は1571年に天下の名武将・織田信長によって焼き討ちされましたが、明智光秀の手によって復興が成し遂げられました。
現在の西教寺の境内には参道の左右に6つの枝院があります。
正面の勅使門を過ぎると、左手に宗祖大師殿、そして奥には本堂。
回廊状になっている廊下が特徴的で、本堂や客殿などがある中心伽藍を回ることができるようになっています。
こちらはこちらの動画の1:00からじっくりとご覧になることができます。
西教寺の心地よい日本庭園で癒しを感じる
写真:滋賀県大津市・西教寺
西教寺の庭園は小堀遠州によって作庭されました。
西教寺には4つの庭園があり、庫裏南側・客殿西側・書院南側・書院北側に位置しています。
庫裏南側にある大本坊庭園の枯山水は茶庭式の雰囲気を残しています。
また、客殿西側には客殿庭園があり、客殿庭園の池泉は琵琶湖を表現。
さらに、西教寺の裏山の傾斜を上手く利用して立体的な景色を浮かび上がらせています。
そこには、ツツジ・サツキの刈込があり、なんともいえない立体感を感じることができます。
そして、書院の南北には書院庭園と裏書院庭園があります。
3:23からご覧になることできる書院庭園は石工集団「穴太衆」によって明治時代に作庭されました。
そのため、別名穴太衆庭園とも呼ばれています。
さらに、裏書院庭園では、日本古来の歴史を感じることの出来る美しい景観を楽しむことができます。
西教寺周辺情報とイベント、季節の見どころを紹介
写真:滋賀県大津市・西教寺の風鈴
西教寺では夏になると「納涼・厄除け 風鈴参道通り抜け」というイベントが催されます。
ガラス風鈴が700個以上も並び、夏の音色を奏でてくれます。
音を立てることで魔除け・暑気払いを目的としており、鐘形の鈴「風鐸(ふうたく)」を吊していたのがルーツ。
江戸時代に入ってから、庶民にも親しまれるように風鈴と呼ばれるようになりました。
秋になると姿を変え、秋のシーズン限定の紅葉のライトアップを楽しむことができます。
最近では西教寺の3種類の御朱印を求めて多くの観光客が訪れます。
さらに、2020年のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の放送記念御朱印なども用意されているのがここ西教寺の特徴。
そして、身代わりの手白猿の御朱印帳は藍色のシンプルなイメージに仕上げられ、料金は1,250円とお買い求めやすい設定に。
さらに、西教寺の境内にはユースホステルが併設されており、食堂で精進料理を体験することも可能です。
滋賀県大津市の西教寺への交通アクセスと拝観情報
西教寺へは京阪電鉄坂本比叡山口駅から徒歩で25分。
バスを利用すれば4分ほどで行くことができます。
また、車で行く場合は湖西道路下坂本ICから10分ほど。
本堂から少し歩くものの、無料の駐車場が完備されているのが嬉しいところ。
また、拝観料は500円とリーズナブルに設定されています。
滋賀県大津市の西教寺紹介まとめ
写真:滋賀県大津市・総本山西教寺
滋賀県大津にある西教寺は、織田信長の手によって焼き討ちされたものの、明智光秀により復興が成し遂げられました。
その後、小堀遠州の手によって4つの美しい庭園が作庭された歴史ある寺院です。
皆様も是非、神々しい西教寺と洗練された4つの庭園の美しさを4分半ほどの動画で堪能してください。
【公式ホームページ】西教寺
http://saikyoji.org/
【トリップアドバイザー】西教寺
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298202-d1424442-Reviews-Saikyoji_Temple-Otsu_Shiga_Prefecture_Kinki.html
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