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栃木県大田原市の観光スポット芭蕉の里とは

今回紹介する動画は「JAPAN GEOGRAPHIC」が公開した「JG☆☆8K HDR 栃木 芭蕉の里 黒羽 大雄寺(重文) Tochigi,Kurobane Daioji(Cultural Property)」です。

日本人なら誰もがその名前は聞いたことがあるのが、江戸時代の俳人松尾芭蕉。
芭蕉の俳句集「奥の細道」に登場する全国各地の土地や建造物は、観光名所として人気です。
こちらの動画で紹介されている芭蕉の里黒羽は栃木県大田原市にある観光名所。

芭蕉の里には曹洞宗の禅寺黒羽山大雄寺(くろばねさんだいおうじ)をはじめとして、黒羽福祉公園芭蕉の館などがあり、大雄寺は応永11年(1404年)に開山、実に600年以上の歴史をもつ名古刹です。

松尾芭蕉の足跡を今に残す大雄寺とは?

栃木県・芭蕉の里の山門の画像
画像引用 :YouTube screenshot

こちらの動画の動画で紹介されている栃木県の大雄寺とはどのような建物なのでしょう?
動画に沿って紹介いたします。

・山門 [動画 0:07〜]
参道には御地蔵さんが並び、古寺の風情が感じられます。

・総門と廻廊 [動画 0:26〜]
羅漢像に守られた小さな総門があり、総門が萱葺きの廻廊の入り口になっています。

・経蔵 [動画 0:45~]
お経を納める蔵です。そして経蔵の裏手には宝物収蔵庫「集古館」があります。

栃木県・芭蕉の里の鐘楼の画像
画像引用 :YouTube screenshot

・鐘楼 [動画 1:40〜]
総門をくぐると向かって左側には水琴窟、右側には鐘楼がみて取れます。

・禅堂 [動画 2:22〜]
廻廊を左手側に行くと、中程に禅堂があります。

芭蕉の句集「奥の細道」は重要な古典文学集として日本の内外から高い注目を集める文献ですが、全国を行脚した芭蕉の旅は決してのんびりとした風情のあるものではありませんでした。
行脚の大半は1日数キロも歩く忙しいもので、立ち寄った先々で俳句を詠んだのですが、動画で紹介されている栃木県の黒羽には弟子と一緒に14日間も滞在していたという記録が残されています。

栃木県といえば日光や那須など紅葉の名所が多く点在するスポット。
黒羽城周囲や大雄寺周囲にも美しい紅葉や牡丹、シャガが咲き乱れ、俳人芭蕉の心の琴線に触れたのでしょう。
現在の大雄寺は文安5年(1448年)の姿で保存されているものです。
当時は黒羽山久遠院大雄寺と呼ばれていました。

栃木県大田原市の観光スポット芭蕉の里紹介まとめ

栃木県・芭蕉の里の画像
画像引用 :YouTube screenshot

栃木県は芭蕉が愛した土地です。
特に黒羽城と大雄寺の周辺は「芭蕉の里」と呼ばれ、多くの観光客が訪れる栃木県有数の観光スポットとなっています。

栃木県といえば「紅葉」というイメージを持つ方が多いと思いますが、大雄寺は知る人ぞ知るあじさい寺でもあり、見頃を迎える頃にはあじさい祭りがしめやかに行われます。
また参道には牡丹やシャガも咲き誇り、四季を通じて豊かな自然を満喫することができます。

【公式ホームページ】大雄寺へようこそ | 曹洞宗 黒羽山 大雄寺
https://www.daiouji.or.jp/daiouji.html

【トリップアドバイザー】大雄寺
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021424-d7020346-Reviews-Daiouji_Temple-Otawara_Tochigi_Prefecture_Kanto.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年7月13日
日本
児玉 勇(Yu Kodama)
日本と焼き鳥をこよなく愛するライター

地図・アクセス(Googleマップ)

栃木県大田原市にある芭蕉の里は悠久の時を感じる国の重要文化財。松尾芭蕉の縁ある黒羽大雄寺の美しい景色を8K高画質で堪能。
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