兵庫県のおすすめ観光スポット・鶴林寺とは
いま、日本は空前絶後のインバウンド。
静かに寺院を参拝したいのに、観光客が多すぎてガッカリしたことはありませんか。
しかし、少し足を延ばせば、静かな観光スポットがたくさんあります。
「加古川観光協会」が制作した動画、「【兵庫県加古川市PR動画】鶴林寺~Kakurinji Temple~」で紹介されている「刀田山 鶴林寺(かくりんじ)」は、兵庫県の播磨地方の東に位置する加古川市にあり、近隣には格式ある神社仏閣がたくさんあります。
交通アクセスは、神戸(JR三宮駅)から新快速で30分、姫路から10分と非常に良く、隠れた観光スポットで歴史深い霊場です。
この動画では、一人の外国人の女性が鶴林寺(かくりんじ)を観光している模様を紹介しています。
「鶴林寺」への観光気分が味わえるこの動画を十二分にお楽しみください!
兵庫県鶴林寺の歴史
鶴林寺は日本に仏教を広めた、聖徳太子と深く関わりのある寺院です。
高麗から渡来した僧、恵便は廃仏派を恐れ、播磨の地に避難していました。
585年、そこに都から若き聖徳太子(当時12歳)が訪れ、仏の教えを受けました。
これが鶴林寺の始まりと言われています。
鎌倉時代には、聖徳太子を祀る太子信仰が盛んになり、鶴林寺は最盛期を迎えます。
戦国時代に戦火の危機を迎えた際、姫路城主の黒田官兵衛と、父の職隆の説得を受けて織田信長の配下に入り危機を脱します。
現在も多くの日本国宝、重要文化財が伝えられる加古川を代表する寺院です。
この鶴林寺は、地元の人から「お鶴さん」と親しまれており、秋には境内の木々が真っ赤に染まる紅葉、そしてお月見の観月会を楽しむことができます。
また、座禅や写経も体験できるので、日本の文化を愛する外国人観光客の方にも非常に人気の観光スポット、インスタ映えスポットとなっています。
写経と座禅は動画の0:55より、外国人観光客の方も体験しています。
兵庫県鶴林寺の文化財
鶴林寺には、本堂と太子堂など国宝を筆頭に45の文化財があります。
本堂は動画の0:27より、太子堂は動画の1:07よりご覧になれます。
「播磨の法隆寺」と呼ばれ、本堂の佇まいや仁王像、三重塔に圧倒されます。
絵画、仏像も多数収蔵され、特に有名なのは「あいたた観音」と言われる「銅造聖観音立像」です。
あいたた観音は盗まれた際、泥棒が腰を叩いたところ、あいたたと悲鳴をあげたと言われ、泥棒は驚き悔い改めて寺にお返ししたという言い伝えがあります。
病を治すご利益がある薬師三尊、清楚な佇まいが印象的な聖観音像、そして迫力ある十二神将など、存分に観光できるでしょう。
これらは動画の0:40よりご覧になれます。
兵庫県鶴林寺の祭り
鬼追いと呼ばれる「修正会」が有名です。
動画の1:30よりご覧になれます。
赤鬼、青鬼が観衆のもとで大暴れした後、仏に諭されて改心して人々の厄を払います。
平安時代から続く、鶴林寺の名物行事です。
七月の七夕祭りには、夕方5時から境内が無料開放され、笹に願いの短冊をかけます。
兵庫県鶴林寺紹介まとめ
鶴林寺は、日本の文化を身近に触れることのできる、絶好のおすすめ穴場スポットとなっています。
動画の1:11から紹介されている、宝物館で歴史を感じてみるのもよいでしょう。
また、鶴林寺のある加古川も「ありのままの日本」が体験できる観光スポットです。
昭和レトロな駅ビルや、商店街は歩くだけでも楽しく、明石・姫路へもアクセス抜群。
近隣の有名観光スポットは、姫路城があり、こちらは動画の0:02よりご覧になれます。
カツとご飯とキャベツの組み合わせが抜群の、B級グルメ「かつめし」も加古川に訪れた際には、味わっていただきたい逸品です。
この動画から鶴林寺の日本情緒溢れる素晴らしい景観に触れていただき、加古川市にも興味を持っていただければと思います。
◆鶴林寺 概要紹介◆
【住所】〒675-0031 兵庫県加古川市加古川町424
【交通アクセス】JR東日本 加古川駅よりバス8分、または徒歩25分
【拝観時間】9:00~16:30
【入山料】大人500円(※2019年12月時点)
【駐車場】あり
【電話番号】079-454-7053
【公式ホームページ】兵庫県加古川市 市役所ホームページ
http://www.city.kakogawa.lg.jp/
【公式ホームページ】鶴林寺
https://www.kakurinji.or.jp/
【写経体験申請先】じゃらん.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_28210ag2130010844/activity/l00001D2F4/?showplan=spot_detail_calendar&screenId=OUW2201
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