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この動画で紹介されている、かやぶきの里とは

この動画で紹介されている「かやぶきの里」は、京都府南丹市美山町にある観光スポットです。

京都府のほぼ中央に位置する「かやぶきの里」は、古都・京都観光とは異なる「もう一つの京都」が楽しめる穴場と人気です。
その魅力は、日本の原風景を思い起こさせる大自然の山を背景に茅葺き屋根の民家が建ちならぶ癒しの風景にあります。

「かやぶきの里」の集落50戸のうち、伝統的技法で建てられた茅葺き屋根の民家は39棟あり、日本国内でもこれだけの数のかやぶき屋根をまとめて見る体験は貴重です。1993年にかやぶき屋根の民家を含めた歴史的景観が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

「かやぶきの里」にある美山民俗資料館では、かやぶき屋根民家の母屋や蔵の内部が公開され、茅葺屋根の仕組みを内側から見学できます。
また、古くから使われる農機具や生活道具約200点が展示され、かつての京都の農山村地域の暮らしが感じられる施設です。

動画からも「かやぶきの里」の魅力が存分に伝わるかと思いますので、この記事と一緒にお楽しみ下さい。

新緑の「かやぶきの里」の美しさと観光の魅力

かやぶきの里 ポストの画像
写真:かやぶきの里 ポスト

「かやぶきの里」は、冬は雪灯籠(「雪灯廊」)が幻想的に集落を照らす風景、秋は色鮮やかな紅葉が人気ですが、新緑の季節の美しさはまた格別です。

おすすめは、丹波山地の輝く緑の山とかやぶき民家が水田に映る景色を仰ぎ見ながら歩く観光です。
里を見守り続けるお地蔵様や素朴な草花も観光客をやさしく迎えてくれます。
また、美山町の語り部が案内するツアー「美山語り部ウォーク」も人気です。

写真スポット(インスタ映えスポット)として人気なのは、動画にもある茅葺屋根集落入り口のレトロな赤いポストを入れた風景です。特に、水田越しに「かやぶきの里」集落全体を入れる構図がおすすめです。

また、5月には「かやぶきの里」が多くの観光客でにぎわう『お田植祭』と『一斉放水』がおこなわれます。
『お田植祭』は5月第2日曜におこなわれるイベントで、五穀豊穣祈願と早乙女による田植神事です。
菅笠にかすり着物の早乙女が横一列で手植えする姿は日本人だけでなく外国人観光客にも人気があります。

一方、『一斉放水』はイベントではなく年に2回おこなわれる茅葺屋根の民家を火災から守るための放水銃の点検ですが、大きな弧を描く62基の放水銃からの放水が、かやぶき民家にかかる水のカーテンのようで京都観光の絶景のひとつとして多くの人が訪れます。

「かやぶきの里」観光情報まとめ

かやぶきの里の画像
写真:かやぶきの里

京都の隠れた観光名所として人気の「かやぶきの里」は、京都市街地エリアから車で約80分の場所にあり共同の無料駐車場も用意されています。
また、新緑の季節は京都駅から直通バスも運行されます。

集落には「民宿またべ」「民宿久や」などの宿泊施設があり、茅葺き屋根の民家に宿泊することも可能です。また、お土産が買えるショップ、ランチができるカフェやお食事処などもそろい、清らかな水と地元食材を使った魅力あるグルメ旅行も堪能できます。

この動画で「かやぶきの里」の美しさ、日本の昔ながらのかやぶき屋根の暮らしが垣間見れる風景をお楽しみください♪
きっとあなたもこの「かやぶきの里」の魅力に取りつかれますよ。

◆かやぶきの里施設概要紹介◆
【住所】〒601-0712  京都府南丹市美山町北
【交通アクセス】JR京都駅からバスで110分
【入館料金】美山民俗資料館 大人 300円、高校生 150円、中学生 150円、小学生 150円(※2019年12月時点)
【営業時間】美山民俗資料館 12月-3月 10:00-16:00,4月-11月 09:00-17:00
【定休日】美山民俗資料館 12月29日~1月4日
【駐車場】無料駐車場あり。110台
【電話番号】0771-77-0660

【公式ホームページ】京都府南丹市 市役所ホームページ
http://www.city.nantan.kyoto.jp/www/index.html

【公式ホームページ】かやぶきの里
http://www.kayabukinosato.com/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2021年5月9日
日本
ひろ(HIRO)
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京都府美山町「かやぶきの里」は古都・京都観光とは異なる
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