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錦帯橋・鵜飼い紹介動画について

こちらの動画は「広島広域観光情報サイトひろたび:広島から旅をつくろう!」の制作した、山口県の錦帯橋(きんたいきょう)と鵜飼い(う飼い)を紹介した「錦帯橋・鵜飼  | Kintaikyo Bridge / Iwakuni Cormorant Fishing」です。

錦帯橋は中国地方の山口県岩国市にあり、「日本三名橋」「日本三奇橋」に選ばれています。
動画では日本に古くから伝わる歴史的建造物の錦帯橋の魅力を紹介していきます。
動画の終盤2:00よりは鵜飼いも紹介されています。
まずは動画をご覧になって錦帯橋の美しさを堪能してください。

山口県岩国市の錦帯橋とは

錦帯橋の画像
写真:錦帯橋

錦帯橋とは山口県岩国市に流れる清流錦川に架かる木造橋で、その歴史は古く、1673年(延宝元年)に岩国藩主吉川広嘉によって建造されました。
東京都中央区の「日本橋」、長崎県長崎市の「眼鏡橋」と並び日本三名橋に選ばれ、また橋の構造が変わっていて珍しい"日本三奇橋"(山口県岩国川の錦帯橋、山梨県桂川の猿橋、富山県黒部川の愛本橋)のひとつでもあります。
古くは「凌雲橋(りょううんばし)」、「五竜橋(ごりゅうばし)」、「帯雲橋(たいうんばし)」、「算盤橋(そろばんばし)」などとも呼ばれていました。
現在では「奇跡の名橋」とも呼ばれています。

錦帯橋の全長は193.3m、幅は5mで、4つの石積の橋脚に弓のように上に反った曲線の木造の5連のアーチ状となっています。
主要構造部は、継手や仕口といった組木の技術により釘は1本も使わずに造られ、世界的に見ても珍しい木造アーチ橋です。
動画の0:23より錦帯橋の裏側をご覧になれますが、しっかりした木組みは日本の職人技の凄さを感じることができます。

この錦帯橋は洪水により何度も流されたため、中国の絵図「西湖遊覧志」にあった“連続する小島とそれを繋ぐ橋”を参考にして、洪水に強い形として現在のようなアーチ状の橋が造られたと言われています。
この橋体に使われている木材はアカマツ、ヒノキ、ケヤキ、クリ、カシ、ヒバで特性により使い分けられ、100%国産材で造られています。
幾度となく建て替えをされていますが、橋脚の石垣や河床の石畳は創建当時のものがそのまま使われています。

錦帯橋周辺は日本さくら名所100選にも選ばれている桜の名所で、秋は紅葉も楽しめます。
歴史溢れる錦帯橋と日本の四季を感じることのできる大自然のコントラストは、多くの観光客に人気があります。
外国人観光客も桜の開花時期に合わせて錦帯橋に訪れて、花見を楽しまれています。

入橋料金は大人310円、子ども150円(※2019年12月時点)で、交通アクセスはJR岩国駅からバスで15~20分、飛行機では岩国駅周辺には羽田空港を一日5往復している岩国錦帯橋空港もあります。
錦帯橋の隣に架かる錦城橋(きんじょうばし)からは正面に錦帯橋を眺めることができます。

鵜飼いとは?いつから行われている?

長良川鵜飼の画像
写真:長良川鵜飼

動画の終盤の2:00よりご覧になれる鵜飼い(う飼い)は、鳥の「鵜(う)」を使った鮎などを獲る漁法です。

夏の夜空の下、錦帯橋の鵜飼を遊覧船・屋形船に乗って観覧することもでき、夏の風物詩として人気があります。
美しくライトアップされた錦帯橋と、鵜舟のかがり火に、鵜を操る「鵜匠(うしょう)」が巧みな漁をする神秘的な光景をご覧になることができます。
食事付き、お弁当付きのプランやツアーもあるので一度体験されてみてはいかがですか?

この鵜飼いの歴史は古く、『日本書紀』『古事記』に鵜飼いについて書かれた文章が残っています。
岐阜県長良川(小瀬鵜飼、長良川鵜飼)、京都府宇治川、名古屋からも近い愛知県木曽川などが現在も鵜飼いが行われているエリアです。

錦帯橋周辺の観光スポット紹介

岩国城の画像
写真:岩国城

山口県岩国市にある錦帯橋の周辺にはおすすめ観光スポットがいっぱい。
錦帯橋観光と一緒に楽しんでみてはいかがですか。

まずは錦帯橋を渡り、10分ほど歩くと岩国城ロープウェー(動画の1:07~)があり、岩国市の絶景が堪能できるロープウェイを登った先には、日本100名城の岩国城がそびえ立ちます。
こちらは動画の1:11よりご覧になれます。
この「岩国城」を築城したのは周防国岩国領初代領主の「吉川広家(きっかわひろいえ)」。
江戸幕府による「一国一城の令」によって、築城後わずか7年の元和元年(1615年)に取り壊されましたが、昭和37年(西暦1962年)に現在の天守が再建されました。

天守からは岩国周辺を見渡すことができ、錦帯橋を上空から眺めることができます。動画の1:44からご覧になれる、絶好のインスタ映えスポットです。
御土居跡は、吉香公園(きっこうこうえん)として整備されています。

国の天然記念物になっている岩国市にのみ生息する、縁起の良い白蛇の飼育、保護を目的に作られた資料館「シロヘビ観覧施設(岩国シロヘビの館)」も岩国市にはあります。
施設の隣には2012年には金運アップのパワースポットとして有名な岩國白蛇神社が建立されました。
こちらの施設は無料の駐車場もご用意されています。
岩国市最大のイベント「岩国祭」では、張りぼてで作られた「金運の神様」の巨大なシロヘビが街を練り歩きます。

錦帯橋をバックに約6000発の花火が打ち上げられる「錦川水の祭典花火大会」も屋台や岩国太鼓などが楽しめる人気のイベントです。

旅の疲れを癒す温泉施設やグルメも揃っています。
テレビなどのメディアでも取り上げられる「佐々木屋小次郎商店」と「竹の里むさし」が錦帯橋周辺エリアにあります。
宮本武蔵と佐々木小次郎の名を模した店名のこのお店では、ソフトクリーム・アイスクリームを食べることができます。
錦帯橋周辺には和食、和菓子、うどん、茶屋などが多く並びますので、ランチや食べ歩きを楽しむこともできますよ。

また岩国のご当地グルメ・郷土料理として、押し寿司「岩国寿司」や岩国産の蓮根が原料になった、見た目は蕎麦のような蓮根麺も有名です。

隣の広島県には世界遺産の嚴島神社、原爆ドームがあるので、これらの観光スポットと共に錦帯橋を楽しむ旅行プランもおすすめします。

錦帯橋・鵜飼い紹介のまとめ

山口県岩国市の錦帯橋・鵜飼いの紹介記事はいかがだったでしょうか。
動画をご覧になって、きっとあなたも錦帯橋に足を運びたくなったでしょう。
鵜飼いの神秘的な映像も動画でご覧になれますので、山口県岩国市に実際に足を運ぶ前にこの動画で、錦帯橋の美しい風景を存分にお楽しみください。

◆錦帯橋施設概要紹介◆
【住所】〒741-0062 山口県岩国市岩国
【交通アクセス】岩徳線川西駅から徒歩15分
【入橋料金】大人310円、子ども150円(※2019年12月時点)
【営業時間】終日
【定休日】無し
【駐車場】あり(錦帯橋下河原駐車場、横山河川敷グラウンド横駐車場の2か所)
【電話番号】0827-29-5107

【公式ホームページ】山口県岩国市 市役所ホームページ
https://www.city.iwakuni.lg.jp/

【公式ホームページ】岩国市 観光振興課 - 岩国観光振興課-岩国 旅の架け橋
http://kankou.iwakuni-city.net/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年4月20日
日本
まえたけ(Maetake)
日本大好き!おすすめ動画を紹介していきます!
約350年の歴史を誇る山口県岩国市の錦帯橋の絶景を堪能する。夏の夜空の下に浮かぶ名橋と鵜飼いの灯りの神秘的な光景は一度は訪れたい観光スポット。
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