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クールチョイスプロジェクトとは

クールチョイスプロジェクトは環境省が推進する地球温暖化対策への取り組みを紹介し、全ての国民に対し、CO2ガスによる地球温暖化を予防することを呼びかけるために2015年に発足した啓蒙活動です。

今回は、七大陸最高峰の最年少登頂を達成したことで世界的にも有名なプロ登山家として環境問題に取り組む野口健さんが、クールチョイスについて語るインタビュー動画「私たちができるCOOL CHOICE 登山家 野口健|COOL CHOICE」のご紹介です。

登山家野口健とは?

登山家・野口健さんの画像
画像引用 :YouTube screenshot

登山家野口健というよりアルピニスト(プロ登山家)野口健というプロフィールの方がしっくりくる方もいるのではないでしょうか?
野口健さんはアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市出身で、外交官だった日本人の父親とエジプト人を母親に持つハーフとして誕生しました。

4歳の頃に初来日し、最初の頃は日本語が全く話せなく、また小学生の時に両親が離婚を体験し、以後荒れた青年期を送りました。
高校停学中に手にした登山家植村直己さんの著書「青春を山に賭けて」を手にし、初登山を経験します。
高校卒業後の進路に迷っていた時も、この本を契機に七大陸最高峰登頂を目標にかかげ、亜細亜大学に入学します。

現在の野口健さんには奥さんと娘さんがいます。
テレビのバラエティー番組で奥さんから結婚生活16年のうち15年も別居生活で、自宅から離れた山梨県の大月に別宅を設け、日本にいる時もそこに住んでいるとバラされるというハプニングがあり話題となりました。
娘の野口絵子さんは現在タレント兼登山家として親子で活動中です。
野口健さん親子の情報はツイッターやブログでも確認できますので、興味がある方はフォローしてください。

登山家・野口健さんの画像
画像引用 :YouTube screenshot

野口健プロフィール
・身長169cm
・血液型A型
・アルピニスト(プロ登山家)兼タレント
亜細亜大学客員教授
-略歴-
・16歳でヨーロッパ大陸最高峰モンブランに登頂
・17歳でアフリカ大陸最高峰キリマンジャロに登頂
・25歳でエベレスト登山世界最年少記録を樹立
・2000年、遭難死したシェルパ族の遺児のためにシェルパ基金を設立
・2006年、サマ村の子供教育支援のためにマナスル基金を設立
・2020年現在、NPO法人PEAK+AID代表としてヒマラヤや富士山の清掃登山に従事

動画でご覧になれる登山家野口健さんからの環境保護メッセージ

登山家・野口健さんの画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画内で、登山家野口健さんが富士山の清掃活動を行うようになったきっかけについて語られている動画の1:00からのシーンがとても印象的です。

初めて登ったエベレストにはゴミが多く、中には日本語が書かれたゴミも…。
シェルパの話では富士山は世界でもゴミが多い山として有名で、日本人登山家はとにかくゴミをまき散らかしていくため、彼らにとっては迷惑な登山家だったのです。
それから、野口さんのアルピニストとしての自我が変化し始めます。
動画内2:38より、野口さんは「まず、自然との接点に気づくことが重要」だと語ります。

登山家は山に触れるから、大好きな山を綺麗にしたい。
海が好きな人は海を綺麗にすればいい。
まずは主観的でいいから、自然と自分との接点を見出して、自分が大好きな場所だからそこを綺麗にしたいと思うことがスタートになるということです。

登山家野口健さん紹介まとめ

登山家・野口健さんの画像
画像引用 :YouTube screenshot

現在の野口健さんは登山家としての活動をこなす一方で、環境教育にも重点を置き、富士山を含めた日本中の山を清掃する教室を開き、毎年多くの参加者と共に、クールチョイスの輪を広げています。

この活動の様子は動画の2:44よりご覧になれます。
野口健さんのインタビューをご覧になり、環境について考えてもらえれば幸いです。

【公式ホームページ】野口健公式ウェブサイト
http://www.noguchi-ken.com/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
児玉 勇(Yu Kodama)
日本と焼き鳥をこよなく愛するライター
登山家野口健さんが環境問題について語る。世界の山を制覇したアルピニストが世界遺産の富士山を子ども達と共に綺麗にする。
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