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コウノトリの郷の動画をご紹介!

まずはこちらの「ibukivideo」が公開した「コウノトリの郷」という動画をご覧ください。
日本にはかつて野生のコウノトリが生息していましたが、昭和46年には日本の空からその姿が消えました。

コウノトリの最後の生息地だった兵庫県に作られた拠点施設が、動画の0:44よりご覧なれる兵庫県立コウノトリの郷公園です。
このスポットでは、官民一体となってコウノトリの研究事業に取り組んでいます。
コウノトリは兵庫県の県鳥にも指定されています。
今回は、兵庫県のコウノトリ繁殖の取り組みについて見ていきましょう。

動画で紹介されているコウノトリの郷とはどんなスポット?

コウノトリの郷の画像
画像引用 :YouTube screenshot

コウノトリの郷は、兵庫県豊岡市祥雲寺にあるコウノトリの研究施設です。
動画の1:11からご覧になれる兵庫県立コウノトリの郷公園に併設されている豊岡市立コウノトリ文化館コウノピアでは、コウノトリに関する研究について知ることができます。
コウノトリの生態を観察できる自然観察・学習ゾーンや、コウノトリグッズを購入できる豊岡市立地域交流センター「コウノトリ本舗」にもぜひ立ち寄っておきたいですね。

他に、非公開のコウノトリ自然馴化ゾーンやコウノトリ保護増殖センター、自然ゾーンといった、コウノトリ飼育中の研究施設もあります。

動画で紹介されているコウノトリとは?生態や食性をチェックしよう

魚を食べるコウノトリの画像
写真:魚を食べるコウノトリ

こちらの動画でご覧になれるコウノトリは、鳥綱コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属の鳥類で絶滅危惧種に指定されている国際的に貴重な鳥です。
アジア圏に分布し、全長110cmほどの大きさで体重は3~5kg、タンチョウによく似た見た目が特徴です。
世界的にコウノトリは赤ちゃんを運んでくると伝承されています。
日本ではかつて里山の水田や河川に生息していました。
動画の2:35にあるように、巣は1m近い大きさです。
魚類や昆虫などを食べます。
大人のコウノトリは発声器官が発達していない為、ヒナの時期を除いて鳴き声を聞くことはできません。

日本のコウノトリは明治時代に乱獲によって激減し、兵庫県但馬地区や福井県若狭地区で保護された個体を除いて絶滅しました。
1908年には禁猟とされ、1921年には生息地が国の天然記念物に指定されています。
寿命は30年以上と言われていますが、野外でどれくらい生きるかはまだ分かっていません。

コウノトリの郷の紹介動画まとめ

コウノトリの画像
写真:コウノトリ

コウノトリの郷では、もう一度コウノトリを飛ばせるための事業が進められています。
平成17年には野生復帰のための試験放鳥が、平成19年には野生のコウノトリの野外繁殖にも成功し、現在80羽ほどのコウノトリが大空を飛んでいます。
動画で紹介されているコウノトリの郷以外でも、現在では大阪市天王寺動物園や愛知の豊橋総合動植物公園などでも繁殖に成功しています。
この動画をご覧になってコウノトリに興味を持った方は、ぜひコウノトリの生態を学べるスポットへ出かけてみましょう!

◆兵庫県立コウノトリの郷公園 施設概要紹介◆
【住所】〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺 字二ケ谷128
【交通アクセス】京都丹後鉄道コウノトリの郷駅より徒歩40分
【開園時間】9:00~17:00
【入園料金】無料
【駐車場】有り。無料
【電話番号】0796-23-5666

【公式ホームページ】兵庫県立コウノトリの郷公園
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/

【トリップアドバイザー】兵庫県立コウノトリの郷公園
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022822-d1384701-Reviews-Hyogo_Park_of_the_Oriental_White_Stork-Toyooka_Hyogo_Prefecture_Kinki.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!
絶滅したコウノトリを再び繁殖させる研究施設を紹介!兵庫県のコウノトリの郷で貴重な絶滅危惧種を観察する。
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