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キャンプマナーは世界共通!?

キャンプを楽しむ家族の画像
写真:キャンプを楽しむ家族

海外メディアなどで日本人のマナーを賞賛するニュースが話題になっていますね。日本人ならではの相手への気配りが感じられる行動ではないでしょうか。今、コロナ禍の日本では再注目のキャンプ。公共の場となるキャンプ場でのマナーは世界共通なのでしょうか。今回は日本での守るべきキャンプマナーを見ていきましょう。

動画紹介「キャンプ初心者が知っておきたいキャンプマナー」

キャンプ場の炊事場の画像
写真:キャンプ場の炊事場

こちらの動画はキャンプギアやキャンプ風景を配信している「たろーキャンプ」さん制作の「キャンプ初心者の方が知っておきたいキャンプマナー10選」を紹介した動画です。

空前絶後のアウトドアブームが到来!初心者向けのキャンプアイテムなどが多数販売されており、気軽にキャンプを楽しめるようになってきました。
しかし、キャンプは自然の中とはいえ公共の場、そこにはルールがあります。時間に関するルールや公共の場の利用についてなど、わかりやすく解説されています。キャンプ初心者の方はもちろん、すでにキャンプ経験者の方も、ぜひこの動画を参考に正しいキャンプマナーを身に付けましょう。

時間に関するルールやマナー

キャンプ場の画像
写真:キャンプ場

・深夜は静かにする
22時以降は静かにすることがマナー。キャンプ場には周りが静かなところが多く、普通の会話でもよく響きます。そのため、特に夜は声の音量や音楽などに注意が必要。 さらに、キャンプ場によっては消灯時間などを独自に決めているところもあり、必ず利用するキャンプ場のマナーに従うようにしましょう。

・消灯時間を守る
消灯時間もキャンプ場によって決められていることが多いです。街灯や住宅の明かりもないキャンプ場では、ランタンなどの明かりが目立つもの。消灯時間になっても、まだまだ起きていたい!という場合は、自分のテント内に小さな光を点けるようにしましょう。

・チェックイン・チェックアウトの時間を守る
特にチェックアウトの時間は守りましょう。キャンプ場によってチェックアウト時間は異なりますが、午前10時に設定されているところが多いです。次のキャンパーのためにも、チェックアウト時間をしっかりと守ることが大切。

共有スペースの利用やゴミについて

キャンプ場のマナーの画像
写真:キャンプ場のマナー

・共有スペースは綺麗に使う
炊事場やトイレ、シャワールームなどは共有スペース。野菜の切れ端や残飯などの食べ残しを炊事場に流してしまう人がいるのも事実です。しかし、シンクが詰まってしまうと、他のキャンパーの方はもちろんキャンプ場にも迷惑がかかります。さらに、シャワールームなどを使う際には、自分たちで占領せず、他の利用者のことを考えて使いましょう。

他のキャンパーと一緒に使う共有スペースは、綺麗に使うことが鉄則のキャンプマナーです。
【動画】2:37~ 共有スペースのマナー

・ゴミの始末などはきちんと
特にキャンプ初心者の方に意識してほしいこと。それは、「使った場所を来た時よりも綺麗に!」すること。綺麗な空気の中で自然を楽しめるキャンプを気持ちよく利用するためにも、一人一人の意識が非常に大切です。使用した炭やゴミの始末は必ず行うようにしましょう。さらに、ペットボトルや生ゴミなど、ゴミの分別にも注意が必要です。キャンプ場によってはゴミは持ち帰るというところもあるので注意しましょう。

他の利用者への挨拶や配慮を

田貫湖キャンプ場の画像
写真:田貫湖キャンプ場

・場所取りは譲り合う
良い場所は、キャンパーと譲り合いながら場所取りを行いましょう。敵対心むき出しで場所取りを行うのではなく、譲り合って気持ちよくキャンプを行った方が楽しいですよね。もちろん、隣のキャンパーへの挨拶も忘れずに!特に小さな子供がいる場合やペット、動物と一緒に来ている場合は挨拶しておいた方が良いでしょう。

・他の人と一定の距離を置いて設営
すでに他の人がテントを設営している場合は一定の距離を置いて設営しましょう。目安としては最低でも3メートル以上離して設営することを意識します。
もちろん、混み状況によって異なるため、それよりも近くなることはありますが、目安の3メートルを頭に入れておいてください。

・他の人の景観にも気を遣う
景観を重視したキャンプ場の場合、他の人のテントからも景観を楽しめるように配慮します。他のキャンパーも景観を楽しみにキャンプに来ていることを忘れずに。

・音楽を流すときは周りの迷惑にならない音量で
周りに迷惑をかけない範囲で音楽を流すようにしましょう。
自然の音を楽しみたい方、好きな音楽を自然の中で聞きたい方、様々なキャンパーがおられます。周りの迷惑にならない音量で楽しむのがキャンプマナーなのです。

自然を楽しむキャンプだからこそ、自然は大切に

・自然を大切にする
木の枝を折ったり、植物を掘ったりなどは絶対にしないこと。自然を楽しむのがキャンプの鉄則です。自分たちの手で自然を壊してはいけません。
また、木の枝を焚き木として使う場合はキャンプ場に確認してからにしましょう。そして、地面で直接焚き火を行う直火については、禁止しているキャンプ場も多いため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

トラブルにならないための注意点!

ソロキャンプを楽しむ女性の画像
写真:ソロキャンプを楽しむ女性

キャンプ場でトラブルにならないために、しっかりとルールを守ることが大切。ゴミを放置したり、大音量で音楽を流したりなどの行為は、他のキャンパーだけでなくキャンプ場にも大きな迷惑をかけることに。

また、ペットを連れてきている場合はリードをつないでおきましょう!動物が苦手な方もおられます。

マナーやルール違反をきっかけにケンカなどのトラブルとなり、警察沙汰になってしまうなんてことも…。そうなってしまったら、せっかく楽しむためのキャンプが台無しに。 トラブルにならないためにも、必ずキャンプマナーを守るようにしましょう!

まとめ

キャンプ場は、他人と空間を共有しながら自然を楽しむ場所。大自然の朝の空気を感じたくて早寝早起きがしたいという方、せっかくだからみんなでワイワイ楽しみたいという方など。楽しみ方は人それぞれですが、感じ方もまた人それぞれ。

キャンプ経験者の中には、他のキャンパーから「うるさいと注意された」という方もいるかもしれません。街中よりも静かな環境だからこそ、普段以上の配慮が必要なのかもしれませんね。

キャンプ場で決められているルールはもちろん、それぞれのキャンパーが気持ちよく過ごせるように、キャンプのマナーは必ず守りましょう。

動画では、炊事場での悪い例や直火で焚き火をした後の様子などがわかりやすく紹介されているので、キャンプ初心者の方も経験者の方もぜひご覧ください。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年5月6日
日本
岡本 修(Shu Okamoto)
日本の建物に魅了されたライター。建物や食を紹介していきます!

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初心者必見!キャンプマナー10選!時間や音、共有スペースの使い方など。キャンプでトラブル回避するためのルールとは
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