日本のWi-Fiの動画紹介
今回は、『Japan and More』さん制作の『Should I Get a Pocket Wi-Fi in Japan? - JAPAN and more』という動画を紹介します。
日本のWi-Fi事情
写真:Free Wi-Fi
旅行するときに最も重要なことの1つは、インターネットへのアクセスです。旅行中にインターネットが利用できると、情報を調べたり、トラブルが起きたときに助けを求められたり 、旅行のときに時間を節約できるものです。日本のほとんどのホテルにWi-Fiはありますが、ホテルを出て観光をするときは、公共のWi-Fiを探さなないとインターネットを利用できません。
最近では、公共Wi-Fiがどんどん身近なものになり、多くの駅やカフェで公共Wi-Fiを提供しています。しかし、ほとんどのWi-Fiネットワークは、利用するために登録する必要があります。ということは、その場所から離れると接続がきれるため、新しいWi-Fiを見つけるたびに登録しなければなりません。このようなトラブルが起こらないように、自分専用のWi-Fiプランを準備することをおすすめします。
【動画】0:39~ 日本のWi-Fiの事情
日本で利用するポケットWi-Fi、SIMカード、Wi-Fiアプリ
写真:ポケットWi-Fi
日本を旅行するときに、Wi-Fiを利用するには、主に「ポケットWi-Fi」「SIMカード」「Wi-Fiアプリ」の3つの方法があります。
ポケットWi-Fi:
ポケットWi-Fiとは、文字通りポケットに入る小型のモバイルルーターのことです。様々な会社からオンラインでレンタルすることができます。
【動画】3:22~ ポケットWi-Fiとは?
SIMカード:
SIMカードは、ユーザーネットワークへの接続を許可する小さなチップです。携帯電話の中に入れることで、インターネットにアクセスできます。プランによってデータ量などの内容は変わります。
Wi-Fiアプリ:
Wi-Fiアプリとは、一般的に公共Wi-Fiを見つけるためのアプリを指します。
日本旅行で使えるポケットWi-Fiプロバイダ3選
写真:Wi-Fi
日本を旅行する時には、様々なポケットWi-Fiプロバイダから選ぶことができますが、その中でも特におすすめの3社と、ポケットWi-Fiの各プロバイダが提供する1つのプランを紹介します。
※料金やプランは2022年12月19日時点のものです。プラン・料金等の最新情報は、各プロバイダの公式サイトをご確認ください。
【Ninja WiFi】
データ・プラン:無制限プラン
SoftBank 4G LTE
187.35Mbps
データ通信量無制限
※1日あたり3GBを超えると通信速度の減速の場合があります。
料金(7日間):
990円(税込)/1日
連続通信時間:
9時間
受取・返却:
主要国際空港カウンターまたは提携カウンターにて無料で受取・返却ができます。
日本全国のコンビニエンスストア、空港の宅配カウンターで返却することもできます(550 円(税込))。
保険:
440円 (税込)/1日(予備バッテリー含む)
【Japan Wireless】
データ・プラン:プレミアムWiFi
SoftBank 4G LTE
187Mbps
データ通信量無制限
通信速度の減速の場合がありません。
料金(7日間):
1137円(税込)/1日
連続通信時間:
4~8時間
受取・返却:
成田空港、羽田空港、その他一部の空港、日本国内のホテル、郵便局、住宅、オフィスなどで無料受取ができます。
指定の封筒で日本全国の郵便局より返送ができます。
保険:
88円/1日
※75%補償
【eConnect Japan】
データ・プラン:プレミアムプラン
SoftBank 4G LTE
187.35Mbps
データ通信量無制限
※50GBを超えると通信速度の減速の場合があります。
料金(7日間):
843円(税込)/1日
連続通信時間:
8~48時間
受取・返却:
日本全国のホテル、空港、郵便局、自宅などでの受取ができます(送料790円+税)。
指定の封筒で日本全国の郵便局・郵便箱より返送ができます。
保険:
※無し
【動画】4:56~ ポケットWi-Fiの料金
【動画】5:57~ ポケットWi-Fiのレンタル・受取場所
日本旅行で使えるSIMカード3選
写真:SIMカード
日本旅行で使えるポケットWi-Fiプロバイダを紹介しました。次はSIMカード3選を紹介します。
※料金やプランは2022年12月19日時点のものです。プラン・料金等の最新情報は、各プロバイダの公式サイトをご確認ください。
【Mobal】
データ・プラン:8 Day Unlimited Data (8日間無限データ)
無制限
4G LTE
187.35Mbps
データ通信量無制限
※1日あたり3GBを超えると通信速度が減速する場合があります。
音声通話不可
SMS不可
料金:
3,990円 (8日間)
受取:
世界中のほとんどの国への無料配送ができます。
【IIJmio】
データ・プラン:1GB/30日
4G LTE
788Mbps
音声通話不可
SMS不可
料金:
販売店によって異なります。
受取:
日本全国の空港、家電量販店などで購入できます。
【Simcard GEEK】
データ・プラン:Japan Data SIM Card
4G LTE
8GB
※1日あたり3GBを超えると通信速度が減速する場合があります。
音声通話不可
SMS不可
料金:
3,480円 (8日間)
受取:
全世界送料無料
日本旅行で使えるWi-Fiアプリ
写真:Google Play Store と Apple App Store
最後に紹介するのは、Wi-Fiのアプリです。上に書いてあるように、Wi-Fiアプリは一般的には公共Wi-Fiを見つけ、自動的に接続することができます。しかし残念ながら、良いアプリは少なくて、頼りになるのは2つしか見つかりませんでした。それは「Japan Wi-Fi auto connect」と「タウンWiFi by GMO」です。
この2つのアプリの基本的な使い方は同じです。どちらのアプリも、近くのWi-Fiを探して、範囲内に入ると自動的に接続してくれます。バックグラウンドで自動的にログインされるので、新しいネットワークに接続する時のログイン手順をスキップできるため、非常に時間の節約になります。
アプリの違いとしては、「タウンWiFi by GMO」というアプリの方が、利用できるネットワークが多いという特徴があります。そして 速度が遅すぎるWi-Fiネットワークに接続しないようにする設定もあり、機能的には優れています。とはいえ、どちらも完全無料なので、どちらかが使えない場合のために、両方インストールしておいた方が安心です。
あなたに最適なWi-Fiを決めるには?
写真:スマホを持つ人たち
さて、日本旅行でWi-Fiを利用する3つの方法を紹介したところで、次は自分に合ったWi-Fiの選び方を見ていきましょう。Wi-Fiを選ぶときには、いくつかの注意点があります。
【SIMフリー】
SIMカードの購入を考えている方は、まず自分のスマホがSIMフリーかどうかを確認しましょう。確認せずにSIMカードを購入すると、使えないものにお金を出すことになります。さらに、Wi-Fiが使えないだけでなく、購入する時間が長くなると、旅行を楽しむ時間が減ってしまう可能性もあります。
【人数】
次に気をつけたいのは、一緒に旅行する人数が何人かということです。ほとんどのポケットWi-Fi端末は、同時に10人まで接続できます。グループで旅行する場合は、お金を節約できるポケットWi-Fiを利用するのがおすすめです。
【在日期間】
もう1つ気をつけたいのは、在日期間です。1~2週間ぐらいの旅行の場合は、ポケットWi-Fiを持つのはそれほど気にならないかもしれません。しかし、それ以上の旅行をする場合には、ポケットWi-Fiをずっと持たなくていいようにSIMカードを買った方が良いかもしれません。なくす リスクもなくなりますので安心です。
【予算】
最後に気をつけたいのは、予算です。SIMカードは使いやすさから、ポケットWi-Fiよりも少し高くなります。使いやすさとポケットWi-Fiをなくした場合の費用が気になるのであれば、SIMカードがベストかもしれません。
日本旅行で使えるWi-Fiまとめ
日本旅行のときの主なWi-Fi取得方法、ポケットWi-Fi、SIMカード、Wi-Fiアプリの3つを紹介してきました。おすすめは、アプリとポケットWi-FiまたはSIMカードの両方を用いることです。しばらく同じ場所にいることが分かっている場合は、アプリを使って公共Wi-Fiに接続することで、ポケットWi-FiやSIMカードのデータを節約できます。また、ホテルなどの宿泊施設に着いたら、必ずポケットWi-Fiの接続を切って、その宿泊施設が提供するWi-Fiネットワークに接続しましょう。2023年の日本のWi-Fiガイドが以上になります。次の日本旅行のときには、ぜひこの記事を参考にしてください。
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