今年もホタルの季節がやってきました。
菊池市は「日本一のホタルの里」と呼ばれるホタルの名所です。
菊池市旭志地区の二鹿来川(にかきがわ)と渡瀬川(わたせがわ)流域で見ることができます。
日本でホタルが見れる場所は年々減少しています。
ホタルが生息できる環境は水がきれいな場所だけじゃありません。
水流の穏やかさ、水底に砂やレキ(砂より大きい粒子)があるか、周りの明るさ、周囲の静かさ、カワニナなどの生息物。
そのような限られた場所を好みます。
地球環境問題が深刻化していく中で、ホタルが生息できる場所も減ってきています。
そんな中、菊池市では数多くのホタルを見ることができます。
ホタルは幼虫期、水中で1年間餌を蓄えながら成長します。
そしてさなぎになり成虫になります。
成虫になってからの寿命は2週間程度です。
つまり、1年365日ある中で、ホタルが鑑賞できるのも2週間しかないのです。
また、ホタルは成虫になってから餌を食べません。
成虫になってから何も食べず一生を終えます。
私たちが見ている蛍は、あっという間に終わってしまうホタルの一生なんです。
毎年ホタルが見れるのは、そんな短い一生でも、しっかりと次に命をつないでいるからなんです。
今年も菊池市でホタルが観賞できることはとても嬉しいことです。
ぜひ一度ホタル観賞に菊池市へ遊びに来て下さい。
□見ごろ
・二鹿来川… 5月中旬
・渡瀬川… 5月中旬~5月下旬
□観賞エリア
・菊池市旭志小原(小原地区)
・菊池市旭志麓(高柳地区)
□駐車場… 各地区に駐車場有り
・小原地区駐車場(金・土・日のみ200円)(5月11日~6月上旬)
・高柳地区駐車場(無料)(5月17日~6月上旬)
□観賞マナーについて
・懐中電灯やライトをホタルに向けない
→ホタルは強い光を嫌います。
携帯等のライトを照らしたり、フラッシュをたくと、隠れてしまうことも。
また、ほかの観賞客の迷惑にもなります。
・大きな声や物音を立てない
→ホタルが逃げるのはもちろん、近隣住民の迷惑にもなります。
夜間の観賞になるためご配慮ください。
・むやみに捕まえて持ち帰らない
→ホタルが成虫になり空を飛べるのは、わずか1~2週間。
自然に生きる姿を楽しみましょう。
・ゴミは持ち帰る
→ホタルはきれいな環境に生息します。
美しい自然環境をみんなで守りましょう。
・交通ルールを守る
→夜間の開催となります。
道路等への飛び出しにはご注意ください。
あわせて、観賞エリア周辺では、観賞期間中通行規制を行う区間があります。
観賞者の安全を守るためにも、ご協力願います。
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