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2025年5月3日(編集済み)
[画像1]山口県岩国市の錦帯橋・春の風景です。1673年、岩国3代藩主の吉川広嘉により建設されましたが、錦川の洪水により流失しました。 改良を加えて1674年に再建された橋は、276年間保ちましたが、1950年

山口県岩国市の錦帯橋・春の風景です。
1673年、岩国3代藩主の吉川広嘉により建設されましたが、錦川の洪水により流失しました。改良を加えて1674年に再建された橋は、276年間保ちましたが、1950年、台風による洪水で流失しました。流失後、1953年に再建されました。2002年からは、劣化した木造部分を架け替える「平成の架け替え事業」も行われ、2004年、檜の装いを新たに完成しました。
木造部分の掛け替えは、江戸時代からほぼ橋大工の代替わりで行われていた定期的な伝統事業であり、まさに、人々の努力により、脈々と受け継がれてきた日本を代表する風景です。