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野生のニホンイノシシを撮影した動画について

こちらで紹介する「Asia Nature Library」が制作した「MI0231 ニホンイノシシ 成獣」は、危険な野生のニホンイノシシを至近距離で撮影した動画です。

体ががっちりしている大きなニホンイノシシを近くから撮影しているので迫力があります。
成獣のニホンイノシシの迫力をこちらの動画から体感しましょう!
この記事では、野生の二ホンイノシシについて動画と共に解説していきます。

ニホンイノシシとは

ニホンイノシシの画像
写真:ニホンイノシシ

ニホンイノシシ(日本いのしし)は、鯨偶蹄目イノシシ科の一種です。
学名では「Sus scrofa」。一般的には「イノシシ」と呼ばれています。
生態は突進力があり、攻撃性が強いのが特徴。
「猪突猛進」という言葉はイノシシからきました。
その半面、性格は神経質で慎重に行動します。
また、イノシシは十二支のひとつである「亥」として知られ、幼獣(子供の猪)は「ウリ坊」と呼ばれています。

ニホンイノシシは剛毛で毛が粗く、毛色は基本的には茶色や黒褐色が多く、稀に白色のイノシシもいます。
野生化での寿命は約10年。
跳躍力もあり、助走無しで1mを飛び越えます。

大きさは、体長100~170cm、肩高60~90cm、尾長30~40cm。
体重は80~190kg。
最大で約220kgのイノシシが捕獲されたこともあります。
下あごには牙が備わっています。

基本的に昼間に活動しますが、人間の生活圏に入っている場合の行動パターンは夜行性動物に変わります。
行動範囲は広く一日数キロの移動距離も報告され、鋭い嗅覚から農作物を嗅ぎ分け農地を荒らすこともあります。
泳いで島を渡ることもあります。

日本では古来、野生のイノシシを狩猟し肉は食肉用にされていました。
イノシシやシカなどの獣肉食を食していましたが、仏教が伝来してからは敬遠されるようになりましたが、今もマタギなどの手により捕獲され、ジビエ料理やぼたん鍋などの食肉用として扱われています。

イノシシの種類

イノシシの画像
写真:イノシシ

イノシシはもともとアジアやヨーロッパを中心に生息していました。 そこから人の手により、アメリカ大陸やオーストラリア大陸などにも放たれ、生息域を広げていきます。
世界中に生息域を広げたイノシシですが、分布地域によって大きさに違いがあります。

中国の東北部やアメリカのアラバマ州では体重が300キロ以上の大きさのイノシシが確認されています。
日本では本州、四国、九州に分布するニホンイノシシと沖縄に分布するリュウキュウイノシシの2亜種が存在します。

野生のニホンイノシシの危険性

イノシシの画像
写真:イノシシ

野生のニホンイノシシは、もともとは臆病な性格なので自ら人間を襲うことは少ないのですが、至近距離で遭遇したり、興奮時には襲われる可能性があります。

ニホンイノシシは時速45kmの速度で走ることができ、突進力があるので、襲われたら大変危険です。
猪の目撃情報がある場所を通る場合は、鈴などの音で警戒させれば安心できます。

野生のニホンイノシシの食性は、山林に生えている植物や果物、タケノコ、きのこなどを主に食べる雑食性です。
動画でも0:25より、食物を口にする様子をアップでご覧になることができます。
人間の作物や植物を食べ荒らす農作物被害も報告されているので、里山の近くに住んでいる人は注意が必要です。

野生のニホンイノシシの記事のまとめ

「Asia Nature Library」が制作する、「MI0231 ニホンイノシシ 成獣」は、野生のニホンイノシシの映像を見られる動画です。

動物園などでは見られない野生のイノシシの姿をご覧になることができとても迫力があります。
野生の動物が好きな方は動画をご覧ください!

この記事を書いた人
最終更新日 : 2021年10月9日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味

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