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動画記事 5:36
日本の伝統工芸を守る富山県高岡市の螺鈿職人に密着!色鮮やかな貝殻で作られた品はまるで芸術品のような美しさ!
伝統工芸- 82 回再生
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日本の伝統工芸螺鈿職人紹介動画 こちらの動画は「ニッポン手仕事図鑑」が公開した「螺鈿職人になる旅 / 武蔵川工房」です。 螺とは螺旋状の殻をもつ貝のことを指し、鈿とは金属や貝による飾りのことを指します。 アワビやヤコウガイ(夜光貝)シロチョウガイ(白蝶貝)クロチョウガイ(黒蝶貝)カワシンジュガイ(青貝)などの材料で幾何学模様を刻むという点で、螺鈿(らでん)は蒔絵や卵殻などとは異なります。 貝の厚さは0.4~1㎜で花鳥風月のデザインを刻むという点でも日本の伝統工芸らしさが際立ちます。 日本有数の伝統工芸螺鈿職人として最も有名な方が、動画で紹介されている武蔵川工房の親方である武蔵川剛嗣さんです。 螺鈿職人を育てた高岡漆器という日本の伝統 日本の伝統工芸である螺鈿職人を育てた歴史背景には、高岡漆器という日本の伝統工芸があります。 高岡漆器の特徴は町人文化のなかで日用品へ職人たちが技術を磨くため漆を塗り、それぞれの技法を乗せたという起源があります。 それらの匠の技として、象嵌という技法が挙げられます。 これは一つの材料に異質の原料をはめ込む種類の作り方で作られた美術品や工芸品を言います。 明治時代になると石瀬松次郎が青貝螺鈿加飾という伝統工芸漆器を始め、青貝塗という日本伝統文化を広めました。 やがて伝統工芸として螺鈿師という立場が確立され、武蔵川工房の武蔵川さんは国指定の伝統的工芸品の認定者となります。 螺鈿は光の加減によって様々な色に映るため、武蔵川工房では暑さを0.1mmまで削り加飾を行います。 高岡漆器独自のこの工程を踏むのが武蔵川工房様の特徴でもあります。 貝の輝きをいかに引き出し、コントロールできるかが伝統工芸を作る螺鈿職人の腕の見せ所であるとも言えます。 現代に活きる日本の伝統文化・螺鈿 現代においても螺鈿職人は様々な工夫を凝らして螺鈿の文化を進化させています。 ペーパーウェイトや帯留め、髪飾りや箸、時計やガラスに細工された螺鈿の作品は見ているだけでも楽しいものばかりです。 武蔵川工房でも皿や飾箱、茶器などへの螺鈿装飾を行ったものが多く制作されています。 動画では2:24よりご覧になることができます。 スマートフォンケースやスマートフォンリングといった現代の生活に即した螺鈿作品を作る螺鈿職人もいます。 日本の伝統文化螺鈿職人紹介まとめ 螺鈿職人は日本には数多くいますが、高岡漆器の歴史を組む武蔵川工房の螺鈿作品は他に類を見ない美しさを持っています。 ぜひ日本の富山県へ訪れた際には螺鈿にも触れてみてはいかがですか。 -
動画記事 4:53
大阪の「佐竹ガラス」は日本で唯一戦前から続く老舗工房。ガラス棒から作られるトンボ玉は匠の技がたっぷり詰まった伝統工芸品。
伝統工芸- 157 回再生
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大阪の「佐竹ガラス」紹介動画について こちらの動画は「ニッポン手仕事図鑑」が公開した「ニッポン手仕事図鑑 × 佐竹ガラス」です。 日本には数多くの伝統工芸が存在します。 作品1つ1つに職人が長年培ってきた技術や苦労が詰まっています。 日本観光をする際は芸術品や伝統文化などに触れてみるのも楽しみ方の1つです。 今回は大阪府和泉市で日本の伝統工芸を守り続けている佐竹ガラスについて紹介します。 大阪の「佐竹ガラス」紹介動画の内容 「ニッポン手仕事図鑑 × 佐竹ガラス」は大阪府和泉市にある佐竹ガラスの佐竹保彦氏へのインタビュー動画。 大阪府和泉市は人造真珠が作られていたことでも有名で、佐竹ガラスも人造真珠の製造に関わっていたことが佐竹保彦氏の口から語られます。 佐竹ガラスの職人が1本の棒を使ってガラスワークを行うシーンは動画の見どころの1つ。 2001年4月に主屋などが登録有形文化財に登録されました。 魅力的なガラス工芸の数々 佐竹ガラスは多くの種類の伝統工芸品を世に送り出しています。 色鮮やかなガラスロッドを筆頭に大阪府和泉市信太山のガラス職人が考案したホタル玉やとんぼ玉、ガラスビーズといったものが挙げられます。 大阪の「佐竹ガラス」紹介まとめ 何十年という時代の中で数多くのガラスロッドやアクセサリーパーツなどを作っている佐竹ガラス。 皆さんが思っている以上に日本の伝統工芸や美術品の世界は奥が深いです。 これを機に日本伝統の文化や歴史などを勉強してはいかがでしょうか? -
動画記事 22:01
刀匠が魅せる匠の技!先人たちが築いた越前打刃物の長い歴史を受け継ぐ一人の若者に迫る!
伝統工芸- 102 回再生
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越前打刃物の起源と歴史 こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#070 越前打刃物職人 田村 徹 | 明日への扉 by アットホーム」です。 日本の福井県越前市には昔より刀剣を製造していた歴史があり、その技術が越前打刃物という伝統文化工芸に生かされています。 打刃物とは鉄を打って作る刃物のことで、1337年に千代鶴国安によって作られたとされています。 千代鶴神社にその文献が残され、以降700年もの長い間、職人の手によって受け継がれました。 越前打刃物は1979年には国の伝統工芸品として認定されます。 越前打刃物とは産地福井県越前市において700年の歴史と伝統がある刃物です。 型を抜いて作るのでなく、熱した鉄を打つことで一つの作品を製造するという特徴があります。 日本の伝統文化工芸を受け継ぐ若き越前打刃物職人・田村徹 そんな伝統文化工芸である越前打刃物の職人として修行し若き力を注いでいるのが、動画紹介されている田村徹さんです。 田村徹さんが現在師事しているのが、黄綬褒章も受賞した偉大なる師・清水正治さんです。 日本の伝統文化工芸を守る名工清水さんの最も有名な刃物が鮪包丁です。 刃渡り100センチ以上にもなる包丁を作れるのは日本でも数えるほどしかおらず、その匠の技と技法は唯一無二で伝統文化そのものと言えます。 清水正治さんの手仕事はメディアはもちろんのこと、多くの知識人からも支持されており清水正治さんの打刃物でなければならないと語る職人も多くいます。 日本の伝統文化工芸越前打刃物に挑む若き職人 弟子である田村徹さんが今回の動画の中で製作しているのは出刃包丁です。 その材料となるのは地金と鋼です。 包丁の種類は大きく分けて両刃と片刃という種類に分けられ、その用途によって研ぎ方を変えています。 動画の中では6:30より解説されています。 まずは工房の高温の炉のなかで柄に差し込む部分を作る中子取りという作業を行います。 その後、焼入れという工程で800度の窯から一気に冷水で冷やします。 柿色と言われる色合いまで加熱を行うとても繊細な作業です。 そして研師によって刃付け(研ぎ)という作業を行います。 完成した包丁は、もはや芸術品・美術品の一つとしても過言ではないほどの美しさと精巧さを備えたものとなります。 日本伝統文化である越前打刃物は包丁などの調理用品だけでなく、鎌など農業や林業、園芸にも用いられています。 日本伝統文化工芸越前打刃物紹介まとめ 越前打刃物という歴史ある日本伝統工芸作品を今まで以上に身近に感じることができたでしょうか。 毎日使用する包丁だからこそ、日本伝統文化である越前打刃物に触れてみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 19:29
若き刀鍛冶師が夢を叶える為、日々修行に励む。日本の伝統を守るひとりの男が語る刀への思いは?
伝統工芸- 101 回再生
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丹精込めて伝統文化・工芸品の刀を作る刀鍛冶とは こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#001 刀鍛冶 玉木 道明 | 明日への扉 by アットホーム」です。 「子供の時、おもちゃの刀を使って遊んでいたのがきっかけだった」 多くの日本人男子は、子供の時そのようにチャンバラをしてきたのではないでしょうか? 日本の伝統文化を継承するために毎日丹念している方の話しは、多くの人が面白い・興味深いと感じ、とても刺激的に感じることが多いと思います。 こちらの動画では工房で日本伝統の刀匠という刀鍛冶になるべく目指す若者を紹介。 この記事では、動画に沿って刀鍛冶の魅力や、刀の世界で毎日を過ごす玉木道明さんにについて紹介します。 日本の工芸品、伝統文化を伝える職業の刀鍛冶 刀鍛冶とは、刀を作る職人です。 高温に熱した鉄を何回も金槌で叩いて形を作っていきます。 刀の歴史・起源は日本書紀に奈良時代より作られていた記録も残っています。 現在では刀鍛冶は日本の伝統文化として珍しい職業となっています。 日本の伝統文化・工芸を継承する刀鍛冶の玉木道明について 若き刀職人の玉木道明氏は、日本の伝統文化を守るべく刀鍛冶になるため、広島県庄原市にある久保善博氏が行っている善博日本刀鍛錬道場で修行を行っています。 刀の職人は鍛人という言い方がありますが、それ以外にも鍛師・刀師・鍛刀師という呼び名があります。 また、刀派・流派は時代によって異なるのが特徴です。 刀鍛冶になるには修行が必要で、今日、明日刀を作りたいと言って作れることはできない匠の技です。 伝統文化・工芸品の刀を作るまでの工程 刀を作る工程として、まずは玉鋼を作ります。 火床で加熱をして鞴で火を操ることが大事だと言われています。 水へし・先手を行い火造り、研ぎ、焼き入れに刃紋を行います。 また、刀を作るためには刀工集団という専門的な技術を持った人が集まって作られます。 鉱物を山から掘る鉱山師から始まり、鉄穴師、タタラ師、山子、彫師、鞘師、研師といった多くの技法が相まって刀は作られているのです。 日本の伝統文化・工芸を継承すべく独立する玉木道明氏 今回の動画では玉木道明氏が独立するために刀剣の里で初打ち式へ参加する様子も収められています。 こちらは動画の16:12過ぎより紹介されています。 独立後は伝統文化として、刀は工芸品として価値が高い職人となることでしょう。 日本の伝統文化・工芸を伝える刀鍛冶、玉木道明の紹介まとめ 刀鍛冶を目指す玉木道明さんのドキュメンタリー動画では匠の技を感じられたのではないでしょうか。 この記事を読んで、刀鍛冶や日本の伝統文化・工芸などや玉木道明さんに興味をもった方は、日本刀に触れる観光に出かけてみてはいかがですか。 -
動画記事 4:24
平安時代から長年守られ続けた京都の伝統工芸「京指物」の魅力とは?お土産にも最適な工芸品の貴重な制作工程を公開!
伝統工芸- 141 回再生
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伝統工芸「京指物」紹介動画について こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「京指物」kyo-sahimono joinery/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 多くの観光客が訪れる京都には京指物と呼ばれる伝統工芸があります。 京都観光を楽しむ方は是非チェックしてください。 京指物とは一体どのように作られるのか 1つの京指物ができるまでにいくつもの制作工程があります。 動画をご覧になれば素材選びから完成までのイメージを掴めるのではないでしょうか。 まずは素材となる木を乾燥させ、荒木取と呼ばれる木の余分な部分を切り落とす工程が行われます。 続いてに木を矯正・荒削りして状態を整えたら仕口ホゾ接ぎと呼ばれる工程に移ります。 微調整しながら組み立てていくのがポイントです。 加工された部分に接着剤を塗って接合した後、平鉋(ひらがんな)で滑らかさや丸みを出す仕上削りが行われます。 その後、表面を研磨する仕上加工と呼ばれる工程で木の特長を引き出します。 最後は文様などを付ける加飾加工を行えば京指物のできあがりです。 気になる京指物の作品 京指物は茶道具をはじめ、桐箱や米櫃、調味料入れ、おちょこなどがあります。 通販サイトでは、いろいろな京指物が販売されているので、きっとお気に入りの作品が見つかるでしょう。 京指物紹介まとめ 京都は多くの観光客で賑わっており、日本の伝統工芸や歴史などを勉強するなら一度は訪れたい場所です。 今回紹介した動画をきっかけに日本の伝統工芸や京都について興味を持ってもらえれば幸いです。 -
動画記事 6:39
貴重な岡田切や正宗、宗三左文字、雷切、大包平とはどのような由来をもつ日本刀?時代をこえて大切に守られてきた、現存する名刀の数々を動画で紹介!
伝統工芸 歴史- 54 回再生
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こちらの動画は「ランキング・ダイナマイト」が公開した「現存する伝説の日本刀5選!大包平など国宝に指定される刀まとめ【日本刀シリーズ2】」です。 日本の歴史の中では、数々の日本刀の名作が作られてきましたが、時代を超えて現存している日本刀というのはかなり少ないものです。 こちらの動画で紹介されているのは、現在でも大切に保管されている日本刀の名刀です。 織田信長が所有したという岡田切や、名工によって作られた正宗、今川義元の愛刀と伝わる宗三左文字、雷を切ったという逸話をもつ雷切、などは特に有名です。 そして、最も貴重な刀とされるのは、当時の最高技術を結集して作られたという大包平です。 国宝に指定されるような美しく勇ましい日本刀の数々を、ぜひ動画でチェックしてみてくださいね。 -
動画記事 1:32
特別重要刀剣の「刀 伝正宗」にはどんな歴史が秘められている?日本屈指の名工と名高い正宗が作ったという美しい日本刀の魅力を余すことなくご紹介!
伝統工芸- 34 回再生
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こちらの動画は「バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」」が公開した「【刀剣ワールド】「刀 伝正宗」特別重要刀剣|日本刀 YouTube動画」です。 こちらの動画に紹介されているのは、南北朝時代初期に作られたと伝わる「刀 伝正宗」です。 明治天皇の父親に当たる孝明天皇が帯びていたというこの刀は、スタイリッシュな雰囲気が魅力です。 この刀を作ったという正宗は、鎌倉一と名高い刀匠であった新藤五国光の門人として技法を学び、相州伝方の極意を表現する名刀を作り上げました。 上品な輝きをまとう名刀には、刀匠の叡智の限りが込められているのです。 特別重要刀剣として注目される美しい名刀の姿を、ぜひじっくりとご覧ください。 -
動画記事 24:25
日本刀の美しさや機能性を左右する柄の部分は柄巻師と呼ばれる伝統工芸士が作り上げている!日本の柄巻師がもつ技術や、柄巻の手順を動画でチェック!
伝統工芸- 67 回再生
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こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#103 柄巻師 久保 謙太郎 | 明日への扉 by アットホーム」です。 日本刀の世界には、刀身を作る刀匠や鞘を作る鞘師などがいますが、持ち手の部分である「柄(つか)」を作る伝統工芸士は柄巻師(つかまきし)と呼ばれます。 日本刀の見た目の美しさに魅了される人は多いものですが、柄巻師は日本刀の見た目の美しさを演出する立役者なのです。 柄巻師は刀の柄の全体を覆うように鮫皮と呼ばれるエイの皮を貼り、その上に紐などの素材を巻きつけて握りやすく仕上げていきます。 江戸時代の刀の柄には最高傑作と呼ばれるものもあり、柄巻師の久保謙太郎さんはそれらの作品に近づけられるような傑作を作ろうと日々研鑽を積んでいます。 -
動画記事 9:43
日本刀を収める鞘には、熟練の伝統工芸士の技が光る!靖国神社で開催された伝統工芸の実演で注目を集めた、日本刀の鞘師の手仕事とはどんなもの?
伝統工芸- 56 回再生
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こちらの動画は「きむなおニュース」が公開した「2020年1月2日「靖国神社」鞘師「水野美行」白鞘実演!」です。 令和2年1月、東京の靖国神社「優就館」で、日本刀の研師や鞘師、彫刻師による実演の催しが開催されました。 鞘師とは、刀剣を納めるためのケースである鞘を作る伝統工芸職人のことです。 鞘の原料にはホオノキなどを使い、これを一度割ってから内側を削って2枚を張り合わせて仕上げます。 シンプルな鞘や装飾を施した鞘など、鞘の外見は日本刀のデザインによって変わります。 動画で紹介されている鞘師の水野美行氏が、無駄のない手ぎわで美しい見た目の鞘を作り上げていく様子を、ぜひじっくりとご覧ください。 -
動画記事 1:53
72回のパズルを解かないと開かない箱。箱根の伝統工芸寄木細工で作られた秘密箱のからくりとは
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こちらの動画は「hakonemaruyama」が公開した「Japanese puzzle box 72steps with secret compartment Koyosegi 秘密箱72+1回仕掛け 小寄木」です。 日本の秘密箱は、19世紀末に箱根で作られたものが最初だと考えられています。 同じく箱根の伝統技法である寄木が箱の装飾となっており、この寄木細工のパズルを解かないと開かない仕組みになっています。 この動画では、72回の寄木の仕掛けを解かなければ箱が開きません。 寄木を最初外側に向けて引っ張っていたはずが、50を超えたあたりから押し込む動作も加わり、見ている側からすると何がどうなっているのか一見理解しがたい状況が流れます。72の仕掛けを解いて箱が開いたかと思いきや、最後にもうひとつ仕掛けが残っていました。 -
動画記事 1:53
徳島に古くから伝わる伝統工芸品の藍染め。職人達が1つ1つ手間暇かけて作り出す藍染めの奥深さを実際に体験して実感してみよう!
伝統工芸- 104 回再生
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世界に羽ばたく藍染め紹介動画について こちらは「nippon.com」が公開した動画「昔ながらの藍染め体験 nippon.com」です。 動画で紹介されているのは日本で古くより受け継がれている伝統の染織技術「藍染め」。 日本文化やおしゃれなどに興味のある方の中には言葉だけでも聞いたことがあるかもしれません。 藍汁により藍色に染め上げられた着物などの衣服は色褪せにくく、多くの方の需要を満たしています。 海外ではJAPAN BLUEという愛称で呼ばれています。 こちらの記事では藍染め体験について取り上げた動画を紹介するので、是非一度チェックしてください。 藍染め体験の様子を紹介した動画 画像引用 :YouTube screenshot 動画では藍染め体験の様子をご覧になることができ、藍染めに関するポイントを分かりやすくまとめられています。 動画で藍染体験を行っているのは徳島県の藍の館。 藍汁を使って一つの作品が出来上がるまでの過程を勉強することができます。 藍の館には藍に関する資料が展示されており、徳島県の人気観光スポットの一つです。 休館日は祝日を除く火曜日と12月28日~1月1日となっています。 藍染めとはそもそも何? 写真:藍染 藍染めはタデ科イヌタデ属の植物である藍を染料に用いた染め物を指します。 日本では、発酵させたタデ藍を用いて藍染めが作られます。 藍染めが最も盛んだったのが江戸時代。 特に動画でも紹介されている徳島県の藍染めが有名です。 徳島県には藍染めに関する施設がいくつも存在します。 浅葱色・縹色・勝色・留紺・薄藍と藍染めに用いられている藍色は多岐に渡るのも特徴の一つに挙げられます。 藍はポリフェノールが含まれており、サプリメントや青汁などの食品を製造する業者も多くあります。 藍染め関する徳島県の施設は? 写真:藍染工房 藍染めの関連施設は徳島県にいくつか存在し、藍染めの歴史などに触れる際は一度チェックしたいところ。 動画で紹介されている藍の館以外には以下の場所が挙げられます。 ・藍染工芸館 ・阿波の藍染しじら館 ・古庄染工場 ・技の館 徳島県徳島市にある藍染工芸館は阿波藍型染伝統技術保持者の香川卓美氏の工場展示場。 工房で藍染めが体験できるだけでなく、スカーフやTシャツなどが販売されています。 徳島県徳島市にある阿波の藍染しじら館は阿波しじら織の工場見学ができる施設。 こちらも藍染め体験を楽しむことができます。 徳島県徳島市にある古庄染工場は古庄紀治氏の工場で阿波藍染めができる様子を見学できます。 徳島県板野郡にある技の館は藍染めや阿波和三盆糖などを作る様子を見学できるだけでなく、体験制作が楽しめる施設。 藍染めが使用されている物 藍染め商品は手ぬぐいをはじめ、浴衣や財布、ストールにワンピース、マスクと多岐に渡ります。 工芸館などのショップや通販サイトで購入することが可能です。 動画の藍染め体験から学ぶ藍染の制作工程 画像引用 :YouTube screenshot 藍染には藍汁を使用します。 動画の0:19からは布を巻いた割り箸にゴムで絞って模様部分を作る様子がご覧になれます。 続いて、その布を藍汁の中に60秒ほど付けます。 こちらは動画の1:53よりご覧になれます。 藍汁から取り出し60秒ほど空気に触れさすという作業を何回か繰り返し、生地に藍汁が十分に染まったら藍汁を洗い流し、アイロンを掛ければオリジナルのハンカチの出来上がりです。 完成品は動画の1:44よりご覧になれます。 藍染め紹介まとめ 写真:藍染 藍染めは日本の伝統文化の一つで長い歴史があります。 こちらの記事でご紹介したように徳島県には藍染めの関連施設がいくつもあるので、気になる方は開館時間などの情報を収集し、一度訪れてみてはいかがでしょうか。 実際に現地に足を運べない方は、動画で藍染め体験の雰囲気を味わってくださいね。 【公式ホームページ】藍の館 | 藍住町 https://www.town.aizumi.lg.jp/ainoyakata/ 【トリップアドバイザー】藍の館 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121420-d3531647-Reviews-Ai_no_Yakata-Aizumi_cho_Itano_gun_Tokushima_Prefecture_Shikoku.html -
動画記事 5:50
茨城県で唯一、水車でつくる天然線香!材料はなんと杉の葉と筑波山の清水だけ。「駒村清明堂」の丁寧で特別な、線香づくりの様子をのぞいてみませんか?
伝統工芸- 22 回再生
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こちらの動画は「ニッポン手仕事図鑑」が公開した「ニッポン手仕事図鑑 × 駒村清明堂」です。 水車の音が響く中、丁寧に整えられているのは、明治から100年以上作り続けられている「駒村清明堂」の杉線香です。 その特徴は、なんといっても茨城県で唯一、水車を使って線香を作っていること。 茨城県内の樹齢50年以上の乾燥させた杉の葉を約40時間かけてじっくり挽くことで、杉の香りが逃げることを防ぎます。 粉になった杉の葉に合流するのは筑波山の湧き水です。 練りあげてできる線香は100%無添加で、茨城の自然由来。 まるで森林浴をしているかのような上品な香りに魅了され、作業体験や見学に訪れるファンもいます。 -
動画記事 19:32
あのドン小西も認めた「桐生横振り刺繍」!刺繍で初めて黄綬褒章を受章した名工の技術は、今まさに、新時代の若者に受け継がれようとしていた。
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こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#097 桐生横振り刺繍職人 比嘉 寛志 | 明日への扉 by アットホーム」です。 針が左右に動く「横振りミシン」を使用した日本独自の刺繍方法、「横振り刺繍」。 大正時代に横振りミシンが輸入されたことをきっかけに、日本でも優れた刺繍の産地に発展した群馬県桐生市では「桐生横振り刺繍」と呼ばれています。 ここに、スカジャンに施された刺繍に感動し、沖縄県から移住してきた若者がいます。 彼の名前は比嘉寛志。 刺繍で初めての黄綬褒章を受章した大澤紀代美氏に師事し、繊細な刺繍の世界を学んでいます。 動画では大澤氏を高く認めているデザイナーのドン小西も登場。 ミシンで作る芸術は必見です! -
動画記事 2:27
世界で一番薄い紙「土佐典具帖紙」が出来上がるまで。国立図書館などで使われる日本の伝統工芸品は多くの職人の手により作られる芸術品のような美しさ。
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和紙の世界は思っている以上に奥が深い こちらの動画は「Great Big Story」が公開した「Making the Thinnest Sheet of Paper in the World」です。 高知県の伝統工芸品である土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)の特徴・歴史・生産の過程について紹介されています。 英語圏の方に向けて英語のテロップも入っています。 日本の伝統文化の一つである和紙。 一枚の紙を作るためには原料の選び方から製法までさまざまなこだわりが詰まっています。 高知県で作られている土佐典具帖紙(てんぐじょうし)も数ある和紙の一つです。 名前を初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか? この動画とこちらの記事を機に日本文化を勉強したいと感じて頂けたら幸いです。 日本より長く伝わる和紙についてまとめた動画 画像引用 :YouTube screenshot 動画では0:45でご覧になれるように土佐典具帖紙の生産に携わっている方達が紹介されているのも特徴的。 多くの方が土佐典具帖紙を作るのに関わっているのが分かります。 こちらの動画で土佐典具帖紙について説明をされているのは、ひだか和紙有限会社の社長、鎮西寛旨(ちんぜいひろよし)氏。 動画内でモノづくりに対して責任感を持ち、誰にもできないことにチャレンジしていると語っています。 土佐典具帖紙とは 画像引用 :YouTube screenshot 土佐典具帖紙は高知県のひだか和紙有限会社で作られている特殊な和紙です。 原料の楮(こうぞ)の繊維の直径は0.002ミリ。 世界で最も薄い和紙なのです。 土佐典具帖紙の重さは1平方メートル当たり1.6グラム。 畳半分ほどの大きさで1円玉2つ分よりも軽いという驚きの紙。 土佐典具帖紙のルーツ 画像引用 :YouTube screenshot 土佐典具帖紙は生産に必要なノウハウが代々受け継がれ、現在に至ります。 土佐典具帖紙のルーツは土佐ではなく、17世紀ごろに美濃(現在の岐阜県)で生産されていた「薄美濃」が元になったと言われています。 土佐典具帖紙の誕生は明治中期。 その当時の高知県は包装紙・コーヒーのろ過紙・タイプライター用紙などを欧米に輸出できるだけの生産力を身に付けていました。 ひだか和紙有限会社はロール状の商品が欲しいというニーズに応え、機械化・OEM生産に力を入れるようになります。 土佐典具帖紙ができるまでの過程 画像引用 :YouTube screenshot まずは楮(こうぞ)を農家から仕入れます。 細かい繊維状に砕くために楮を煮ます。 砕いた楮を水とねりを混ぜ合わせ、シート状にすれば完成。 できあがった紙は透明感が高く、長い繊維で形成されていて強度があり、しなやかな点が特徴に挙げられます。 土佐典具帖紙はどこで使われているか 写真:東京国立博物館 人によっては土佐典具帖紙がどこで使われているか気になっているのではないでしょうか? 実はいろいろな場所で土佐典具帖紙が使われています。 国立公文書館・東京国立博物館・大英博物館がその一例です。 劣化した展示物の修復や保護が目的です。 土佐典具帖紙は日本国内だけでなく、イギリスなどの海外にも活躍の場を広げています。 世界に認められた技術、用紙と言えるでしょう。 鎮西寛旨氏曰く、修復対象物に合わせた和紙を求めて世界中から問い合わせが来ているとのこと。 そのニーズに応えるため、天然繊維だけを用いる・修復対象物に合わせた色で原料段階から染めるなどの工夫が土佐典具帖紙の中に詰まっています。 土佐典具帖紙その他の情報紹介 ひだか和紙有限会社は典具帖紙の生産だけでなく、納品後のアフターケアを徹底しているのも特徴的です。 使用方法の説明を丁寧に行うことも世界から信頼を寄せられている理由の一つに挙げられます。 土佐典具帖紙は通販サイトでも販売されているので、気に入ったものがあれば購入を検討してはいかがでしょうか? 土佐典具帖紙紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 1949年に創業されたひだか和紙有限会社は土佐典具帖紙を生産する上で原料選びから仕上げまでの工程を徹底しています。 完成した土佐典具帖紙は国立図書館や博物館などに役立っており、人によっては典具帖紙が使われた物を一度は目にしているかもしれません。 動画でご覧になれるように和紙の世界は皆さんが思っている以上に奥が深いのです。 和紙づくりを専門に行っているひだか和紙有限会社が今後どのような活躍をするか注目したいところ。 【公式ホームページ】ひだか和紙有限会社 https://www.hidakawashi.com/jp/index.php -
動画記事 3:24
自然いっぱいの岡山県白石島で貴重な機織り体験!伝統的な織物と綺麗な景色で身も心も癒されること間違い無し!
伝統工芸- 265 回再生
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白石島の機織り体験が堪能出来る動画の紹介 こちらの記事では「北木島企画」が公開した動画「白石島 機織り体験」について紹介をします。 白石島とは、岡山県笠岡市にある笠岡諸島に属する面積2.86km2、最高点169m、人口750人の島で、全島が国の名勝に指定されています。 一般的に織物は『機(はた)』と呼ばれる織機で作られます。 そこから織機を使って織ることを機織りと呼ぶようになりました。 こちらの記事では、岡山県笠岡市の白石島で行われている機織り体験について、動画を元に紹介していきます。 白石島での機織り体験 写真:機織り 岡山県笠岡市の白石島では、元禄時代の開拓地で綿作りが盛んだったのを復活させようということから、機織り体験が出来る機織り教室が始まりました。 動画の0:42から聞こえてくる綿繰りの音が機織りの特徴で、非常に心地の良い音が気持ちをリラックスさせ、まさにセラピーのような体験も同時にすることも可能です。 その後、糸車でしっかり糸紡ぎをすることで柔らかい製品に仕上がります。 白石島での機織りは、白石島で栽培した植物で染色をしており、動画の2:05で紹介されているように、たまねぎや紅花、柿渋や桜に加えて栗も染色に使用されています。 基本的にお客さんとしてではなく、機織りの体験者を対等の立場として迎え入れて、自由にして頂き、機織りをマスターしたい希望を叶えるといったスタンスで運営されています。 そんな白石島で行われている機織り教室の気になる料金ですが、白石公民館では500円で参加することが出来るので、興味がある方はぜひ伺ってみてはいかがでしょうか? 白石島での機織り体験についてまとめ 写真:岡山県笠岡市・白石島の海岸 機織り体験だけでなく、自然をいっぱいに楽しむことが出来ることで有名な白石島。 動画で紹介されている日本が誇る伝統的な織物の他にも、綺麗な景色は外国人観光客の方も十分に楽しめます。 海水浴場も充実しているので、ぜひ暖かい夏の時期に訪れてみてはいかがでしょうか? 【公式ホームページ】北木島企画 https://www.kitagishima.com/ -
動画記事 4:48
釘を一本も使わない東京の伝統の家具「江戸指物」を作るには手間と高い技術が必要!伝統の技に魅せられてこの世界に飛び込んだ女性が江戸の粋を現代に伝える。
伝統工芸- 281 回再生
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「江戸指物」紹介動画について こちらの動画は「KyodoNews」が公開した「釘を使わない伝統の家具 東京職人「江戸指物」」です。 日本には伝統的に釘を一本も使わない建築、家具、木工品の作り方があります。 この木工技術のことを「指物(さしもの)」と呼ばれ、起源は平安時代にまでさかのぼる長い歴史があります。 日本の神社を建てるプロのことを宮殿師や宮大工と言いますが、江戸指物もこの宮殿師たちの技法から受け継がれたものと言われています。 「指物」の名前の由来は木と木を「さし合わせる」ところから来ています。 動画でも登場している東京都荒川区東日暮里にある工房で働く江戸指物の女性家具職人「河内素子」さんの隙間なく組み合わさるように丁寧にほぞを掘っている作業風景をご覧になれます。 板同士を合わせると気持ちいいぐらいにぴったりと合い、グラグラしないことがわかりますね。 動画では1:02より「ほぞ」についての詳しい説明をご覧になることができます。 伝統工芸職人・指物師とは 画像引用 :YouTube screenshot 日本伝統の宮殿師の高い木工技術から受け継がれた江戸指物は普通の家具職人とは異なり「指物師」と呼ばれます。 指物師の歴史も長く、プロとして技術が受け継がれるようになったのは室町時代だと言われています。 江戸指物では主に箪笥や棚などの日常的な家具を作ります。 昔から指物は京都では公家や貴族が用いていたものが江戸時代になり徳川幕府御用達になると多くの指物職人が江戸へ招かれ、武家生活には欠かせないほどの人気家具となりました。 大名屋敷が軒を連ねる今の台東区には多くの江戸指物師が暮らしていました。 当時の名残から今でも江戸指物の工房は台東区周辺に集中しています。 日本の伝統工芸品である江戸指物の特徴 画像引用 :YouTube screenshot 江戸指物の特徴は何と言っても木目の美しさを生かした木工家具の風合いです。 また釘を使っていないので見た目がすっきりと美しく家具の背面にも匠の技が活かされていることが動画からもわかると思います。 江戸指物は組み手や接ぎ手が外から見えないよう「ほぞ」を掘りそれを組み合わせるのですが、見えないところほど高い職人技が要求されます。 江戸指物の完成品を眺めていると、江戸職人の粋で質実剛健な心意気を垣間見ることができます。 動画の最後の方でも紹介されていますが、引き出しを押すと違う引き出しが飛び出してくるのは、組み手が隙間なくぴったりと合っているためタンス内部の機密性が高いという証拠です。 この引き出しにものを入れたらその重さで飛び出してこなくなるというところまで計算してほぞを掘っているのです。 このように材料となる桑や欅、桐の木の目利きから組み立て方まで日本伝統の技術を今に伝えているのが江戸指物職人です。 動画では3:03より完成した芸術品・美術品のように美しいタンス(箪笥)をご覧になることができます。 日本の伝統工芸品・江戸指物紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot こちらの記事では動画に沿っては日本の伝統工芸品である江戸指物を紹介しました。 日本観光の際には江戸指物展などに足を運び、日本伝統文化の江戸指物の実物と職人技を体験・体感してみてはいかがでしょうか? 【公式ホームページ】江戸指物 - 伝統工芸品 | 台東区公式 伝統工芸品サイト https://craft.city.taito.lg.jp/craft/893/ -
動画記事 19:19
日本の伝統を継承する若き「つげ櫛」職人に密着!昔から多くの女性に支持される逸品は技術を越えた櫛へと向き合う職人のこだわりから生まれる。
伝統工芸- 49 回再生
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こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#020 つげ櫛職人 森 英明 | 明日への扉 by アットホーム」です。 森英明さんは、1983年愛知県生まれのつげ櫛職人。 つげ櫛の老舗「櫛留商店」の三男として誕生しました。 つげ櫛は、拓殖(つげ)の木を原料に作られていて、堅さがあるにもかかわらず、弾力性があるため歯が折れにくく丈夫で静電気も起きにくい。 このような理由から、櫛の最上級品として古くから使う人を魅了しています。 森さんは大学生のとき、櫛留の櫛を使うお客さんの反応を見て、つげ櫛の素晴らしさを改めて実感。 大学卒業と同時に、大学卒業後に三代目である父・森信吾さんに弟子入りし、腕を磨き続けています。 -
動画記事 4:54
日本各地で古くから継承されてきた職人技が込められた「伝統的工芸品」とはどんなもの?日本国内に数ある芸術的な「伝統的工芸品」の匠の技をチェック!
伝統文化 伝統工芸 歴史- 84 回再生
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伝統的工芸品を紹介する動画をチェック! こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」による「伝統的工芸品「匠の技」伝統工芸 青山スクエア」です。 伝統的工芸品とは、各地の職人が匠の技で手作りする伝統的技術または技法のことをいい、英語では「Traditional crafts」と呼びます。 「伝統工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」で定められており2020年2月時点で指定されている品目は230品目です。 多くの伝統的工芸品の技術は、時代を超えて100年以上継承されてきました。 伝統的工芸品産業振興協会による伝統的工芸品の全国大会「KOUGEI-EXPO」は、2020年には京都を舞台にオンラインで開催されました。 動画で紹介されている伝統的工芸品とは? 写真:陶芸 伝統的工芸品とは長年受け継がれている技法で作られる工芸品のことで、製造過程の主要部分が手作りなのが特徴です。 伝統的工芸品は、さまざまな工芸品のことを指す伝統工芸品とは少し意味が違い、国によって明確に指定された品目のみを指します。 伝統的工芸品にほかにも以下のような条件があります。 ・日常生活に使われるアイテムであること ・一定の地域で産地を形成していること ・伝統的に使用されてきた原材料を使っていること ・伝統的技術または技法を使っていること 動画で紹介されている伝統的工芸品の分野とは? 写真:職人が作る手漉き和紙 伝統的工芸品の分野は以下のように分類されています。 ・織物 ・染色品 ・その他繊維品 ・陶磁器 ・漆器 ・木工品 ・竹工品 ・金工品 ・仏壇 ・仏具 ・和紙 ・文具 ・石工品 ・貴石細工 ・人形 ・こけし ・その他工芸品 動画で紹介されている伝統的工芸品の種類とは? 写真:津軽焼のお盆 こちらの動画に紹介されているのは、以下の伝統的工芸品です。 ・青森の「津軽塗」 [動画: 0:32~] ・大分の「別府竹細工」 [動画: 1:18~] ・島根の「石州和紙」 [動画: 2:01~] ・兵庫の「丹波立杭焼」 [動画: 2:42~] ・神奈川の「鎌倉彫」 [動画: 3:22~] ・石川の「山中漆器」 [動画: 4:05~] 日本国内にはほかにも多くの伝統的工芸品があります。 伝統的工芸品の紹介動画まとめ 動画には、フォトジェニックな雰囲気の伝統的工芸品がたっぷりと紹介されています。 動画で紹介されているような伝統的工芸品の多くはウェブショップ・オンラインショップでも購入できます。 日本の歴史と伝統が詰まった工芸品は実際に体験することができるのもあります。 気になる工芸品があれば是非チェックしてください。 【公式ホームページ】伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:22
「讃岐かがり手まり」は昔から親しまれてきた香川県高松市の伝統工芸品。ずっと見ていても飽きることの無いこの美しい模様はどうやって作られる?
伝統文化 伝統工芸- 197 回再生
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讃岐かがり手まりの動画をご紹介! 今回は「Japan Video Topics」が公開した讃岐かがり手まりを紹介する動画「讃岐かがり手まり」を見てみましょう。 讃岐かがり手まりは、香川県高松市で古くから作られている伝統工芸品です。 讃岐かがり手まりには華やかな模様がほどこしてあり、女性や子供の玩具として親しまれてきました。 桜の花やモミジ、キュートな動物などの模様に仕上げられた手まりは、ずっと見ていても飽きないような素敵なアイテムです。 今では装飾品としても親しまれています。 正月の日の遊びとして江戸時代中期以後から庶民に親しまれてきた讃岐かがり手まりは、長い時代を超えて現代に伝えられているのです。 動画で紹介されている讃岐かがり手まりの作り方とは? 画像引用 :YouTube screenshot 讃岐かがり手まりの作り方は動画の0:53よりご覧になることができます。 讃岐かがり手まりは、土台芯に米のもみ殻を使います。 これを木綿糸でぐるぐると巻き込みながら、きれいな球体に仕上げていくのです。 讃岐かがり手まりを作るときには、模様を描く案内線となる地割り線を糸で引きます。 複雑な模様を描くための案内線も、すべて手作業で巻いていきます。 こちらは動画の1:08よりご覧になることができます。 続いて、マチ針で模様を手でかがる作業に移ります。 つくり手が糸を引くごとに、球体の上には美しい幾何学模様が作られていきます。 讃岐かがり手まりを縫う木綿糸は、自然の植物を使った染料で染める「草木染め」と呼ばれる方法で作られます。 染められる色はおよそ140種類もあります。 動画で紹介されている讃岐かがり手まりを作ってみよう! 画像引用 :YouTube screenshot 讃岐かがり手まり作りを体験してみたい方は「讃岐かがり手まり保存会」のウェブサイトをチェックしてみましょう。 サイト内にはオンラインショップがあり、讃岐かがり手まりに気軽に親しめるキットも販売されています。 ぜひセットを購入して、色とりどりの讃岐かがり手まりを制作する楽しい時間を過ごしてみましょう。 また、香川県には讃岐かがり手まりの作り方や遊び方を学べる教室もあります。 讃岐かがり手まりの紹介動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot こちらの記事では香川県伝統工芸品の讃岐かがり手まりをご紹介しました。 日本の文化や生活、風習に興味を持っている方におすすめの動画になっています。 讃岐かがり手まりは香川県旅行のお土産にぴったりです。 また、オンラインでも讃岐かがり手まりを購入できるので、動画を見て気になった方はぜひオンラインショップへアクセスしてみましょう。 【公式ホームページ】讃岐 かがり手まり | SANUKI KAGARI TEMARI http://www.eiko-temari.jp/ -
動画記事 4:34
江戸風鈴には夏を涼しく過ごすための先人の知恵が詰まっている。風を受け、涼し気な音を奏でる風鈴ってどうやって作られている?
伝統文化 伝統工芸- 101 回再生
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江戸風鈴の紹介動画について こちらは「Japan Video Topics - 日本語」が公開した「江戸風鈴~音色で涼しさを感じる~」で、ガラス製の江戸風鈴を紹介する動画です。 こちらの動画は、 ・風鈴はどんなものなの? ・風鈴の起源は? ・江戸風鈴はどうやって作られるの? と疑問に思われる方におすすめです。 日本人は、冷房などがない時代から、夏を涼しく感じる工夫をしてきました。 すだれによる日よけや、家の前などに水を撒く打ち水などがありました。 風鈴もそんな工夫のひとつです。 風を受けて音を奏でる風鈴を家の軒下などに吊り下げて、音色で涼しさを感じる風情を現代の生活でも取り入れてみませんか? こちら動画と記事では、「江戸風鈴」についてご紹介します。 まずは動画で、江戸風鈴とはどんなものなのかをご確認ください。 江戸風鈴とは 写真:伝統工芸品・朝顔の江戸風鈴 江戸風鈴は現在も300年前の江戸時代と変わらない技法で作られています。 風鈴の起源は7世紀ごろに寺院の軒下に吊るされた風鐸(ふうたく)だと言われています。 風鐸は金属でできていて、災いを防ぐと信じられていました。 現在では色も形もさまざまな風鈴があります。 篠原儀治(しのはらよしはる)さんが、昭和40年ごろに先代から受け継いだガラス風鈴を江戸風鈴と名付けました。 型をつかわず、職人がひとつひとつ手作業でつくりあげる江戸風鈴は、独特な音色が特徴です。 江戸風鈴の作り方 写真:伝統工芸品・江戸風鈴の制作工程 炉の中の坩堝(るつぼ)に、ドロドロに溶けたガラスがはいっています。 1. 溶けたガラスをガラス棒で巻き取る 2. 小さな玉・口玉(くちだま)を吹く 3. 口玉にもう一度ガラスを巻き取る 4. 糸を通す穴をあける 5. 吹いてふくらましたあと、口玉の部分を切り落とす「口切り」をする 6. 切り口(鳴り口)をギザギザに仕上げる 7. 絵付け師が、顔料で内側から絵柄を描く 動画の2:00から、篠原風鈴本舗の江戸風鈴職人・大槻賢一さんの手により作られる江戸風鈴をご覧になることができます。 日本の伝統工芸品「江戸風鈴」の値段や商品について 写真:伝統工芸品・江戸風鈴 江戸風鈴は、ギザギザの切り口にこすれるような、秋の虫「鈴虫」の音のような響きが魅力です。 動画で紹介されている江戸風鈴を作る篠原風鈴本舗は、東京都江戸川区の浅草にあり、ショップでは江戸風鈴の販売のほか、絵付けやガラス吹きの体験や見学をすることができます。 また、通販でも購入することが可能で、1,870円から用意されています。 高いものでは江戸切子の江戸風鈴が6,050円、市松模様が11,000円、1点限りの複雑な模様が絵付けされた手毬44,000円などがあります。 (※2020年12月時点でのお値段になります。) 日本の伝統工芸品「江戸風鈴」のまとめ 写真:伝統工芸品・江戸風鈴と浴衣の女性 江戸時代から同じ製法でつくられる江戸風鈴は、手作業でつくられるためひとつひとつ音色が異なることも魅力です。 動画では、日本の風景とともに江戸風鈴の特徴や歴史、職人技を紹介していますので、ぜひご覧ください。 【公式ホームページ】篠原風鈴本舗HP https://www.edofurin.com/ -
動画記事 1:27
奈良県奈良市「春日大社」の国宝殿には日本最古級の名刀の数々が!日本刀ファン、歴史ファンが注目するロマン溢れる至宝刀を動画で
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奈良「春日大社」国宝殿の最古の日本刀紹介動画 今回は『奈良テレビ放送』さん制作の『最古の日本刀の世界「安綱・古伯耆」展』という動画を紹介します。 刀匠「安綱」とその一門ゆかりの作品などが並ぶ、奈良市内で行われた展覧会の様子を紹介したニュース映像。平安時代後期に活躍した刀鍛冶たちが手掛けた作品などが映し出されています。 展示の中には、源頼光が酒呑童子を退治する際に使った「童子切」と呼ばれる名刀のほか、由緒ある刀など、国宝10点を含んだ40点展示されています。 まっすぐであった刀が、日本刀の特徴といえる反りが入った形になるまでの歴史的ロマンも感じられる展示会。まずは、貴重な名刀を映像にてご覧ください。 春日大社の最古級の日本刀「黒漆山金作太刀」とは? 画像引用 :YouTube screenshot 奈良の春日大社の宝庫に収蔵されている日本刀は、平安時代末期の「黒漆山金作太刀(くろうるしやまがねづくりたち)」です。 もともと昭和14年の宝庫の解体修理で見つかり、国の重要美術品に指定されていました。 奈良春日大社で20年に1度行なわれる式年造替の際に、この日本刀の刀身のサビを落とすなどの修理したところ、12世紀中~後半頃の最古級の日本刀であることが分かりました。 古代の日本刀に反りはありませんでしたが、今回見つかった刀剣には反りがあることから時代が判明したのだといいます。 今回の太刀は柄に近い部分に反りがあり、先端は直線的な古い時代の様式を残していました。 刀身はこのように作られた当時の様子を残し、外装は14世紀の特徴があり、もともと武家の「伝家の宝刀」であった太刀が、時代を超えて奉納されたのではと春日大社は考えています。 日本最古級の日本刀が見つかった奈良の春日大社とはどんな観光名所? 写真:奈良・春日大社の中門と大杉 奈良春日大社は768年に創設された歴史ある神社で、全国約1,000社の春日神社の総本社として知られます。 縁結びや開運招福のご利益がある春日信仰の聖地にぜひお参りし、御朱印やお守りを授かりましょう。 藤や紅葉の見頃に訪れたり、菖蒲祭や万灯篭、春日若宮おん祭(わかみやおんまつり)のイベント時に観光したりするのもおすすめです。 多くの方が、お宮参りやご祈祷、七五三でも利用しています。 周辺にはランチや食べ歩きを楽しめるスポットもありますよ。 奈良春日大社の名刀紹介動画まとめ 写真:奈良春日大社国宝殿 奈良春日大社が所蔵する日本刀が、2018年に最古級のものであることが判明し、注目を集めました。 奈良春日大社国宝殿には、この名刀のほか薄緑丸(膝丸)や鬼切丸(髭丸)といった名品も展示されています。 国内外の観光客から人気を集める名所「奈良春日大社」。秘められた名刀が見られる特別展などのお知らせは、ぜひ春日大社の公式ホームページでご確認ください。 ◆奈良春日大社 概要情報紹介◆ 【住所】奈良県奈良市春日野町160 【開門時間】3月~10月 6:30~17:30、11月~2月 7:00~17:00 【拝観料】無料(国宝殿は大人500円、大学・高校生300円、中学・小学生200円) 【交通アクセス】JR・近鉄奈良駅より奈良交通バスで約10分「春日大社本殿」下車徒歩10分。 【駐車場】あり(1回1000円) 【電話番号】0742-22-7788 【公式ホームページ】世界遺産 春日大社 公式ホームページ http://www.kasugataisha.or.jp/ -
動画記事 1:07
佐賀県の人気イベント「有田陶器市」を堪能!伝統の有田焼から若手作家の作品まで450店舗が並び、約100万人が訪れるお祭りは見どころがいっぱい!
ショッピング 伝統工芸- 120 回再生
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佐賀県「有田陶器市」を堪能できる動画を紹介 こちらで紹介するのは「有田商工会議所」が制作した『第114回有田陶器市』を紹介する動画です。 佐賀県の有田陶器市は、400年を超える歴史のある陶器製品の販売イベントで、開催期間中は約450店のお店が参加し、テントなどを張って出店しています。 なんと100万人以上のお客さんが訪れる人気のお祭りです。 こちらの記事では、佐賀県・有田陶器市の観光情報や旅行のポイントをご紹介いたします。 動画では、日本最大級の陶器市の様子をご紹介しています。 デザインの素敵な器が並び、目利きを楽しむ人々の賑わいにきっと訪れてみたいと思われることでしょう。 動画で紹介される佐賀県・有田陶器市とはどんなイベント? 画像引用 :YouTube screenshot 有田陶器市は、陶器の町である佐賀県西浦郡有田町で毎年ゴールデンウィークに開催されるイベントです。 ただし、2020年の開催は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期が決定しました。 有田陶器市の起源・歴史は、1915年に香蘭社社長らを中心に行った「陶磁器品評会」と焼き物の在庫やB級品などを販売する「蔵ざらえ販売」と言われています。 有田陶器市の初日には、朝がゆがふるまわれ、佐賀県警察音楽隊による「オープニングパレード」がおこなわれます。 こちらは動画冒頭の0:04よりご覧になれます。 他にも皿かぶり競走や碗琴コンサートなどの催しも開催されます。 メインストリートの皿山通りを中心に、約450店舗がずらりと並ぶ光景は圧巻。 お買い得商品もあり、多くの旅行者が戦利品を求めて会場にあふれます。 画像引用 :YouTube screenshot お店の人との駆け引きを楽しんだら、「ご当地グルメフェア」や呉豆腐、動画の0:31からご覧になれるお茶会、動画の0:39からご覧になれるカフェで一息つくのもおすすめです。 「CAFE DE ARITA」では、有田工業高校の生徒が考案した有田焼の文様をあしらった紙コップでお茶が楽しめます。 佐賀県・有田陶器市の情報 画像引用 :YouTube screenshot 有田陶器市は、JR有田駅から上有田駅の間にある皿山商店街などの約4㎞で行われます。 広い範囲にたくさんの店舗が並びますので、ホームページの店舗一覧などで行きたいお店を決めておき、歩きやすい靴で行きましょう。 車で行く場合の交通アクセスは、西九州自動車道「波佐見有田IC」から約5分で、会場周辺には駐車場が用意され臨時無料シャトルバスも運行されます。 JR有田駅へは、佐賀空港からなら電車とバスで約1時間15分の距離にあります。 有田陶器市の開催期間中は福岡県の博多よりバスツアーや臨時快速「有田陶器市号」もございます。 佐賀県・有田陶器市の紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot こちらの動画『第114回有田陶器市』は、九州地方・佐賀県の日本最大級の陶器市を紹介しています。 楽しそうなお祭りの様子をぜひご覧ください。 期間中に会場周辺のホテルに宿泊する場合は、早めに予約するとよいでしょう。 もちろん、日帰りでも楽しむことができますので、この機会にぜひやきものの里を訪れ、お安い価格で掘り出し物の逸品を購入されてみてはいかがですか。 秋の季節には、有田の紅葉と一緒に楽しめる「秋の有田陶磁器まつり」も開催されますよ。 【公式ホームページ】有田陶器市 http://www.arita-toukiichi.or.jp/ -
動画記事 3:52
新潟県の村上木彫堆朱は平安時代から伝わる伝統の職人技術で作られる!誰もが知りたい貴重な製作工程を一挙紹介!
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新潟県の伝統工芸品・村上木彫堆朱が堪能できる動画の紹介 こちらは「伝統工芸 青山スクエア」が公開した動画「手技TEWAZA「村上木彫堆朱」Murakami Kibori Lacquerware/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 動画で紹介されている村上木彫堆朱(むらかみきぼりついしゅ)とは、堆朱(ついしゅ)・堆黒(ついこく)・朱溜塗(しゅまりぬり)等の6種類ある彫りの総称で、平安時代から天然の漆の生産地として広く知られている新潟県村上地方の伝統工芸です。 村上木彫堆朱は、15世紀の初めに、京都の漆器職人が中国の堆朱(ついしゅ)を真似て、木彫の上に漆を塗る技法として始め、その技法が村上地方で寺院を建てた時に伝えられたものです。 最初に寺院を建てた宮大工が技術を覚え、その後江戸時代になるとその技術が武士へ、そして町民に伝わり現在へと至ります。 こちらの記事では、そんな村上木彫堆朱について紹介します。 村上木彫堆朱の工程 画像引用 :YouTube screenshot 村上木彫堆朱を職人が手仕事で作る18~20工程の内のいくつかを動画に沿って紹介させて頂きます。 1、図案 [動画 0:40~] 下絵描きとも呼ばれ、図案として彫刻の目安となる下絵を木皿に直接描きます。 強弱の表現が出来る毛筆描きが基本となっています。 2、木彫り [動画 0:47~] 工程1で描いた下絵の上から裏白と呼ばれている彫刻刀を操り、木彫が行われます。 平面的な肉合彫と立体的な引下げ彫の二種類があります。 動画上では、木を生き物として、一つ一つの木によって違う木目を活かして彫ることが一番大事なこと職人はインタビューで語ります。 3、トクサがけ [動画 1:18~] 刀痕の粗さをサンドペーパー(古くはトサクを使用)で研磨し、彫刻に丸みと柔らかさを出す工程です。 これにより、一層立体的な作品に仕上がります。 4、木固め 生漆に紅殻を少量加え、ハケを使って木地全体に漆をしみ込ませる工程です。 堅牢堆朱の基礎固めに行われ、こちらも大事な作業です。 画像引用 :YouTube screenshot 5、錆付け [動画 1:29~] 丈夫な漆器を作るための大切な下塗りの工程で、生漆と砥の粉を調合し、彫刻の無い無地部分に2~3回塗ります。 6、錆研ぎ 皇室の砥石を用いて塗面を水研ぎする工程。 錆付けと共に行われ、2~3回繰り返し、錆付け後、最低数日間は乾燥させます。 7、中塗り [動画 1:40~] 彫刻された模様を漆で埋め潰してしまわないように、タンポや指頭で漆をたたき、刷毛で塗り上げる工程。 基本的には無油精製漆を使用します。 8、中塗り研ぎ 村上砥石と呼ばれるキメ細やかな天然石の砥石や水ヤスリで塗り面を丹念に水研ぎする工程です。 9、上塗り [動画 2:06~] 色鮮やかな朱漆を用いて、中塗り同様に彫模様を埋めないように、タンポや指頭で漆をたたき、刷毛で塗り上げます。 画像引用 :YouTube screenshot 10、艶消し [動画 2:23~] 上塗りされたツヤのある塗り肌を、木炭や砥の粉で平らに水研ぎすることで、渋く落ち着きのある塗り物に仕上げる大事な工程です。 11、毛彫り [動画 2:44~] 再び彫り師によって彫刻が施されます。 先の細かい三角刀で木彫りを補う為の細かい彫刻を施します。 葉脈、羽毛、山肌などの表現が行われます。 12、摺り込み [動画 3:06~] 上質の生漆に少量の紅殻を加え、器物全体に刷毛で擦摺込む作業。 艶消し肌はしっとりと引き締まり、これで村上木彫堆朱の完成です。 芸術品のような美しい完成品は動画の3:23よりご覧になることができます。 この独自の技法は新潟県無形文化財に、また村上木彫堆朱として国の伝統的工芸品に指定されています。 新潟県の伝統個迎品・村上木彫堆朱まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 平安時代から伝わっている歴史ある伝統工芸品・村上木彫堆朱は重箱、盃、茶器、花器、菓子器、酒器等などお祝いやお土産、プレゼントに喜ばれる製品があります。 職人達が古くから磨き上げ、伝えてきた技術を堪能出来る村上木彫堆朱は、まさに日本の生きた歴史の証となっているのです。 【公式ホームページ】村上木彫堆朱 | 伝統的工芸品 | 伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/craft/0509/ -
動画記事 4:04
山形県天童市「天童将棋駒」の製作動画!プロがタイトル戦で使う将棋駒の特徴と奥深さを解説!
観光・旅行 伝統文化 伝統工芸- 307 回再生
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山形県天童市「天童将棋駒」動画紹介 こちらは『伝統工芸 青山スクエア』制作の山形県の伝統工芸品を紹介する『手技TEWAZA「天童将棋駒」TENDO-SHOGI-KOMA/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square』という動画です。 天童将棋駒とは 画像引用 :YouTube screenshot この動画で紹介される天童将棋駒(読み方:てんどうしょうぎこま)は、山形県天童市とその周辺で作られる将棋の駒。天童将棋駒産業は、全国の将棋駒の生産量の約9割をしめます。 天童将棋駒には作り方や材料によって種類があり、値段もさまざま。天童将棋駒の材料は、高級品の本黄楊(ほんつげ)のほか、ウリハダカエデやホオノキなどが使われます。 樹類だけでなく、木目の出方も天童将棋駒にとって重要で「柾目(まさめ)」「虎斑(とらふ)」「根杢(ねもく)」などの美しい模様が入るほど高級な駒になります。 天童将棋駒のうち、最もお手頃価格の初心者向けのこまが「押し駒」で、文字をスタンプしたタイプ。ついで文字を漆で書く「書き駒」、文字部分を彫る「彫り駒」、彫った文字の溝に漆を入れる「彫埋駒」、彫埋駒にさらに漆を乗せて文字を立体的に盛り上げた駒が「書体盛り上げ駒」です。 手彫り・漆を筆で乗せる伝統工芸品の駒が美しい仕上がりで高級品とされています。 プロがトーナメント戦で使用する駒は、このうち本黄楊の書体盛り上げ駒。天童将棋駒の値段は、数千円から、最高級品は1組で20万円を超えるものまであります。将棋駒は通販でも販売されており購入することができます。 手作りの天童将棋駒は、高級感のあるなめらかな手触りと、将棋を指したときの透き通るような音が、特徴であり魅力といえるでしょう。 天童将棋駒の歴史・起源について インドを発祥にして、西洋の「チェス」が東に渡ったことが将棋駒の由来です。天童将棋駒は、幕末・武士の内職として奨励されたのが製造の始まりといわれています。 財政が困窮したため救済策として駒の製造を推奨したのは、江戸時代の天童織田藩です。 天童市の観光 写真:山形県天童市・天童公園の将棋のオブジェ 山形県天童市では、将棋駒の里としてまちづくりをおこなっています。 動画では、将棋の町・天童市に点在する将棋の駒のオブジェをご覧いただけます。 【動画】0:01~ 街の中に点在する将棋の駒のオブジェ 観光客によく知られているのが天道桜まつり「人間将棋」。甲冑や着物姿の人間が駒になりプロが対局するイベントです。 また、JR天童駅の「天童市将棋資料館」では、イベントホールにおいて、天童将棋駒の展示やお土産グッズの販売が行われています。書き駒作りの体験教室などもあるので、参加してみてはいかがでしょうか。 天童将棋駒ができるまで 画像引用 :YouTube screenshot 天童将棋駒の最高級品「書体盛り上げ駒」ができるまでを紹介します。 作業工程 1. 駒木地づくり 駒の原木を乾燥させて、駒の形まで割っていきます。 2. 駒彫り 文字が書かれた紙を乗せて、手彫りで彫っていきます。 3. 駒埋め 文字を彫った溝に、天然の漆を塗っては乾かすことを繰り返します。 4. 瀬戸引き 駒の表面を研ぐときの最後の仕上げは、瀬戸物を使って磨きます。 5. 盛り上げ駒 駒に文字が浮き出るように、漆で文字を何度も重ねます。 動画では、職人がそれぞれの工房で作業する様子をご覧いただけます。 【動画】0:26~ 天童将棋駒ができるまで 天童将棋駒まとめ 動画では、木の美しさや駒の手触りまで伝わってくるようですね。熟練の匠の技が伝わってきます。天童将棋駒の盛り上げ駒は、プロ棋士の集中力をアップさせるともいわれています。 今も職人によって受け継がれる、日本の伝統的工芸品「天童将棋駒」をぜひ動画でご覧ください。